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謎の男
翌朝、梅は山寺を出て下山した。
山林の隙間から朝日が輝いていた。
川で水を飲んでいると人気を感じた。
「ムッ」振り向くと薄汚い格好をした貧相な男が近ずいてくる。
梅は剣に手をやる。
「梅さん、さすが用心深い」男が言った。
「何者だ。なぜ俺の名を知っている。俺に何の用がある」梅が男に言った。
「ハハハハハ。私は貴方の仇の居場所を知っている」男が言った。
「ナニッ」
「私について来るが良い」男は言った。
「わかった。案内してくれ」梅が言うと「それでは行きましょうか」と男は言った。




