表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

設定と用語(ネタバレ無し)

 以下に設定と用語の記述をしますが、ネタバレはありません。

 本編を読む上で以下の記述を読む必要はありませんが、本編を楽しむ手助けにはなるでしょう。


○世界

 どうやら未来の話らしい。

 人間のほとんどは大昔に冷凍睡眠装置で眠らされ、何らかの原因でこの時代に蘇生した者たちだ。


○記憶

 多くの人間たちは冷凍睡眠から蘇生するとき脳に何らかのダメージを受ける。そのため冷凍睡眠前の記憶を断片的にしか持っていない。

 ほとんどの人間は言語機能には問題が無い。


○モスマン

 昆虫を人間並みに大型化させ、直立二足歩行可能な体形を与えたような生物。

 頭部に複眼を三つと枝分かれした触覚、そして大きく鋭く頑丈なハサミのような(あご)で人間を()み殺す。

 体の表面を覆う外骨格の色は黄色地に赤い斑点のまだら模様。

 背中に鱗粉(りんぷん)()き散らすおおきな(はね)が生えていて、空を飛ぶことが出来る。

 恐ろしいほどの体組織再生能力を持ち、傷を受けてもあっという間に治ってしまう。

 頭部だけは再生能力が無く、弱点である。殺すには頭部を切り落とすか、一定以上の損傷を与えれば良い。


○エナジー・ジェル

 自動車をはじめ、この世界のほとんどの機械がエナジー・ジェルか、あるいはエナジー・ジェル発電機で発生させた電気で動いている。


○銃器

 薬きょうに充填した推進剤と弾頭からなる実体弾を発射する武器である。

 クリスタル弾と呼ばれる弾丸を使用する。

 構造は現代の我々の世界に存在する銃器とほとんど同じである。


○ハマキ・チーム

 二台の四輪駆動車で旅をする男女のグループである。


○ハマキ・チームの車

 メタリック・レッドとシルバーの二台の四輪駆動車で旅をしている。

 ハッチバックのいわゆるツー・ボックス・ボディを頑丈なラダー・フレームに載せている。

 エナジー・ジェルを燃料としたレシプロ内燃機関である。

 マニュアル・トランスミッション、副変速機(ふくへんそくき)付き、二駆・四駆切換え式である。

 舗装路で前輪の駆動力を切って後二輪のみを駆動すれば、多少燃費が向上して航続距離が延びる。

 エンジンを切っても一晩中冷房を動かせるだけの大容量バッテリーを搭載している。この大容量バッテリーと強力なセル・モーターを使って短時間・徐行速度でならEV(電気走行)モードで移動することが出来る。しかし、あくまで緊急避難的な能力である。

 屋根の上に電気制御の機関銃が固定されている。制御は運転席と助手席の間にあるレバーで行う。対モスマン用の武器であり、対物用ではない。対人ライフル弾を使用する。


○人名


*ハマキ

 三十歳くらい。大男。筋肉質。(ひじ)から先が鋼鉄製の義手。義手は謎の技術によって生身の手と同じように自由自在に動く。

 ステンレス・シルバーに輝く50口径クリスタル・マグナム仕様の大型自動拳銃を二丁、両手同時に撃つのが得意である。

 その他に、義手にも武器が仕込まれているらしい。


*コハク

 三十歳くらい。大女。女子プロレスラーのような体格。琥珀(こはく)のイヤリングをしている。

 357クリスタル・マグナム仕様の六連発回転弾倉式拳銃(リボルバー)を使う。


*ナヴィ

 二十歳くらい。女。細身の体。さらさらした黒髪のショート。大きな黒い瞳。

 不思議な能力でチームの行く先を教える。

 途切れ途切れに話す(くせ)がある。

 感情を表に出さず、顔も、声も、無表情。

 9ミリ・クリスタル弾仕様の小型自動拳銃を持つ。


*ゼンセ

 二十五歳くらい。男。面長。細身。

 冷凍睡眠以前すなわち『前世(ぜんせ)』の記憶を話すのが得意である。しかし、その内容が本当か嘘かは分からない。

 ちゃらちゃらした軽い性格。

 357クリスタル・マグナム仕様の六連発回転弾倉式拳銃(リボルバー)を使う。


*ハカセ

 四十歳くらい。男。顎鬚(あごひげ)眼鏡(めがね)

 9ミリ・クリスタル弾仕様の中型自動拳銃を持つ。

 9ミリ・クリスタル弾仕様の軽機関銃(サブマシンガン)も使う。


*タンケン

 二十歳くらい。上背(うわぜい)がある。引き締まった筋肉質。俊敏。

 格闘術に優れている。

 9ミリ・クリスタル弾仕様の中型自動拳銃を持つ。

 9ミリ・クリスタル弾仕様の軽機関銃(サブマシンガン)も使う。

 プラスティックの(さや)に収めた短剣を背負っている。

 短剣を使って至近距離でモスマンと闘うのは危険だが、貴重な弾薬を消費しないで済む。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ