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1人目の意地悪君
夢羽side
「このクイズといてみたー?」
先生がそう言った。
昨日でた宿題(?)のクイズだ。昨日頑張って考えたんだ。
「須藤は分かった?」
「うん!」
隣の席の、榎本竜太に、聞かれる。
「なんなった!?9?」
「違う!43!」
「え、なんで、なんでー!?」
「これは、こうなるでしょ?だから、規則性にしかがって…。」
「おぉー!で、誰に教えてもらったの?」
「え?」
いやいや、自分で考えましたわい。
「私が考えたってゆう可能性は?」
「んー、ねぇな。」
そういって、榎本は笑った。ひどーい!
「私が考えたのー!」
「ぜってー、ないって!」そう言って、また笑う。
ほんとに、こいつは意地悪だ。
私がどんだけ嫌いなの?ってくらい意地悪だ。
けど、私に意地悪なのは、こいつ、榎本だけじゃない。
あと2人いるんだ…。
人から意地悪をよくされる、私の名前は、須藤夢羽。