★人物紹介メインキャラ ←NEW (2月16日)
―――インフォメーション
砂漠の魔女エリーシュを追加しました(1月26日)
グリースを追加しました(2月16日)
こんにちは、ベイカーベイカーです。
ご存じの通り、私の作品群は非常に登場人物が多くなりがちです。
その多さから作者であるこの私自身でも、長く書いていると内容が抜け落ちてしまう事が多々あるのです。
それは作者としても不味いですし、内容の矛盾は世界観的にとても不味いのです。
という事で、人物紹介と銘打ちまして、設定の再確認と能力の数値化と言う初めての試みを行います。
あくまで基礎的な能力で、基本的に変動しにくいものを記します。
基本的に、あんまり意味はありません。目安です。
なにせ、ここの登場人物たちは魔術などで簡単に能力をブーストできる連中ばかりですから。
あと、作者のファッションセンスは壊滅的なので、具体的な格好と服装は省きます。
※平均的な十八歳の男子のパラメータがオール10と想定しています。
筋力:素の基礎的な筋力。強化魔術等の効力これに比例するが、あんまり意味が無い。
頑健:本人の頑丈さと病気のなりにくさ。防護魔術等の効力に比例するが、あんまり意味が無い。
魔力:これを百倍した数値が本人の最大MP。この値だけ、一般人の平均が0.5。どれだけ魔術を連続して使えるか。
感覚:反応力や魔術的な直感など、かなり大事。
鋭敏性:本人の素の素早さ。結構大事だが、空間転移や瞬間移動が普通な領域になると、あんまり意味が無い。
精神力:本人の精神力の値。精神的な強さ、魔術の制御及び魔術の強度や維持し続ける能力。結構大事。
抵抗力:所謂レジスト能力。魔術に対する抵抗力を意味するが、所詮人間の抵抗力なんて無いも同然である。
才能:魔術的な才能の総合的な値。一番数値化が難しい能力。あくまで客観的な目安であることを留意。多才だと数値がヤバくなる。
ちなみに、才能10の人間5人は才能50の人間とイコールではない。
数値が離れれば離れるほど、能力は二次関数のグラフ並みにインフレしていく。
スキルのレベルは熟練度を示します。
レベル1がまあまあの練度、レベル3で一人前、レベル5で他の追随を許しません。
属性を追加します。D&Dにある、キャラクターの倫理観や価値観を示します。
秩序、中立、混沌の中から、善・中立・悪のどれかに属します。
二面性がある場合、二つの属性を持っている者もいます。
具体的には「アライメント 属性」などでググれば出てきますので興味が有ればウィキなどを参照してみてください。
・・・・パクリじゃないよ、リスペクトだよ!!
注意※
元々未設定だったり、その特徴が出ていないキャラはその場の勢いで決めているところもあるので、ズルいですが後から変更することもあります。
追加事項の際には、あとがきで明記します。
―――メインキャラ(人間)
名前:辻本命 年齢:18 性別:男性
属性:秩序にして中立
筋力:15 鋭敏性:19
頑健:16 精神力:14
魔力:18 抵抗力:13
感覚:22 才能:47
特徴:
本作の主人公。主に彼の主観で話は進む。格好は典型的な日本人である。
性格は、大人になりきれない子供で、幼稚なところもあり、感情的になりがち。
基本的に物事を悪い方に考え、追い詰められると周りが見えなくなることもしばしば。
ある魔具に関わり、魔術連合の『本部』にある魔族の領域に転移し、たまたま魔導書に魅入られて魔術師になる羽目になった。
一般的な常識に捕われている部分も多いが、逆にそれが強みになれば当然弱みにもなる。その為メンタルは一般人並み。
色々と割り切ったりすることで自分を保ったりする。だからあんまり物にも執着はしない。恨みも憎みもするが、長期間持続しないタイプ。
情には厚い方で、気に入らない相手でも恩は基本的に忘れないようにしている。
女っぽいと言う理由で、自分の名前が嫌い。その為、作者もなるべく彼の名前を使用しないようにしている。
幼少の頃に旅行先で猫に引っ搔かれ、猫ひっかき病にかかって以来、猫が苦手。
ゲームなどのサブカルチャーが大好きで、良くそう言った物を引き合いに出す。
魔術師名はササカ。
色々な出会いと失いを経て、エクレシアと恋仲になった。
メリスに弟子入りし、『黒の君』の系譜に刻まれることとなる。
スキル:
“ギリシア魔術” レベル3
ギリシア神話を元に、その伝承を再現すべく生み出された魔術体系を会得している。
レベル3ならようやく一人前と言えるレベル。
“英雄の資質” レベル――
主人公補正とも言う。
危機的な直面で状況を打開する方法を直感で読み取る。これは能力/感覚に依存しない。
同時に、周囲の危機的状況を優先的に呼び込んでしまう才能。
栄光と破滅こそが英雄の本質である。
“魔導書補正” レベル――
魔導書『パンドラの書』による魔術的サポート。
最適な魔術の選出し、代理詠唱や高速詠唱、魔術詠唱保護を行い、魔術的知識を持ち主に与える。
独自の魔力炉を備えており、魔導書自体が能力/魔力:200、能力/精神力50を備えている。
“死神の力” レベル2
死神の記憶を読み取り、理性を代償に数々の戦闘スキルを獲得する魔術。
レベル2だと、それが獲得できるスキルレベルの上限になる。獲得するスキルは以下の通り。
・“戦闘適性”レベル2により、状況に応じて敵対者の保有する戦闘スキルをレベル2まで一時的に取得する。
・“死神の嗅覚”レベル2により、初見でも相手に対する対処法が能力/感覚をレベル分だけ倍にした数値で判定し、対象の能力/感覚と能力/才能の合計値に勝利すると瞬時に対抗策を思いつく。
・“戦闘狂・修羅”レベル2により、人体が致命傷を受けない限り、レベル×10%分だけ欠損しても戦闘続行できるスキル。
“肉体改造” レベル3
魔術的な施術により、後天的に魔術を運用するのに最適な肉体を獲得したことを示すスキル。
才能以外の全ての能力がレベル×10%上昇する。
レベル3は、ぎりぎり人体に悪影響を及ぼさず、“人間”であると言えるレベル。
“愛の力” レベル―――
深い愛情と絆で、運命の相手と繋がった場合に獲得できるスキル。
対象となる人物が近くにいる場合、その人物に危機が訪れた時、一時的に能力/才能の数値の分だけ、ステータスに割り振って能力を上昇させることができる。
対象となるキャラは、エクレシア。
名前:エクレシア 年齢:19 性別:女性
属性:秩序にして善
筋力:13 鋭敏性:15
頑健:11 精神力:37
魔力:21 抵抗力:15
感覚:22 才能:68
特徴:
本作のメインヒロイン。作者が考える限り最高のヒロイン属性を想定されている。
幼少の頃から聖堂騎士団の騎士として活動していたが、任務失敗の折に特別任務を受けて第二層にやって来た。
物心がつく前に神の声を聞いた言われているが、真偽は定かではない。
性格は極めて潔白で、他人にも厳しいだけでなく特に自分に対して厳格である。
とは言え、頭が固いわけではなく、自分以外にはそれなりに柔軟に対応できている。逆を言えば、自己矛盾の塊でもある。
当然、悩み事とかを自分だけで溜め込んでしまい、それを一人で解決しようとする難儀なタイプ。
それらの性格は自分を律する皮であり、それゆえ自己性が希薄である。その下は結構キツイ事を平気で言ってしまうタイプ。
それも完全に隠しきれているとは言えず、時々強かな一面が見える。
見事メイと恋仲になったが、実は彼女は結構嫉妬深い。
例え浮気をして見つかり、表面上は許しても延々と覚えて、それを繰り返そうものなら純情であるあまりに・・ね?
そういう感じのタイプです。
スキル:
“神聖白魔術” レベル3
基督教の奇跡や聖書の伝承を礎にした魔術体系。
黒魔術に対する優位性を持ち、攻守共に汎用性が高く、他の魔術体系に比べ圧倒的な生存率を誇る。
通称、神聖魔術、教会魔術。そう言われたらだいたいこれ。
レベル3なら騎士として前線に立てるレベル。
“奇跡の体現者” レベル――
主要な聖人が必ず持っていた先天性スキル。
先天的な神聖白魔術に対する才能を50上乗せする。
肉体がある限り、永続的な高位の加護が齎される。
“愛の力” レベル―――
深い愛情と絆で、運命の相手と繋がった場合に獲得できるスキル。
対象となる人物が近くにいる場合、その人物に危機が訪れた時、一時的に能力/才能の数値の分だけ、ステータスに割り振って能力を上昇させることができる。
対象となるキャラは、辻本 命。
名前:クロム (“メリス”) 年齢:―― 性別:女性
属性:中立にして悪
筋力:19 鋭敏性:22
頑健:20 精神力:41
魔力:48 抵抗力:28
感覚:34 才能:315
特徴:
メリスと呼ばれる魔術師の錬金術によって生み出された人造ホムンクルス。端的に言えばコピー人間。
オリジナルの誕生から成長過程を全て綿密に再現されて成長し、誕生する為、彼女の全ての記憶と能力を受け継いでいる。
しかし、短期間の培養の反動でオリジナルより一割程度能力が下がっている上に、定期的に特殊な溶液に浸からないと肉体が劣化する。
それでも素でオリンピック選手並みの身体能力を持っているのだから、才能とは無情である。
肉体、能力、記憶、そのすべてがコピーの偽物であるから、“彼女”たちは自分の存在意義について常に疑問を持っている。
が、基本的にオリジナルが、自分が楽しければいいやと言う人物なので、あまり重く考えては居ない。
しかし、オリジナルと“同一”であることが“彼女”たちのアイデンティティなので、完璧でないと不良品、欠陥品として処分されると言う恐怖が付きまとっている。
主に研究員、戦闘員としての役割を求められており、他にもありとあらゆる活動に従事している。
基本的な性格その他諸々はオリジナルと全く同じ。
しかし、自身を無数の選択肢の一つと言うだけあって、個々が微妙に趣味嗜好など異なったりするし、我が強いから意見が分かれるなんて日常茶飯事。
このクロムと名乗ることにした個体も、チームで第二層の調査にやってきた。
リネンと似ているのに方向性が真逆なエクレシアを気に入っているのか、情が沸いたのか、割と積極的に協力を申し出たりするようになる。
スキル:
“完全同位同一存在” レベル――
同一であること。複数存在する全てのコピーが完全な同一存在であるという概念的優位性。
全く同じ物はこの世に存在できないと言う“矛盾”を克服している。
“一にして全、全にして一” レベル――
“彼女”の同一の個体の全ての技術や知識、熟練度を共有できる。
技術などの熟練度は個々ではなく全体として蓄積される。
これは個々の意思で自由に統制が可能であり、ある種のネットワークを形成している為、一個体の死は全体から見れば痛手にならない。
“指揮官・特殊タイプ” レベル2
指揮官としての熟練度ではなく、どれだけの規模の軍隊を動かすことが出来るかの才能。
彼女の場合、指揮官の才能は無いが個々の自己判断能力が高いため、大勢の場合は全体で小隊規模に小分けして運用する。
また、厳格な部隊管理と情報支援により、レベルの数×2だけの種類の得意な指揮官命令を実行できる。
レベル2は小隊レベルでの軍隊を一人で満足に運用が可能。
超過火力集中命令:過剰なまでの火力で、無理やり敵部隊を粉砕する部隊行動。
即時補充再編命令:自部隊の損害を即座に補充し、混乱状態を立て直す部隊行動。
備品修復命令:自部隊の装備や防壁などを、速やかに修復する部隊行動。
拙速速攻指令:自部隊の犠牲を厭わずに可及的速やかに作戦を実行する部隊行動。
名前:ミネルヴァ 年齢:十歳未満 性別:女性
属性:真なる中立
筋力:6 鋭敏性:15
頑健:9 精神力:11
魔力:32 抵抗力:200
感覚:999 才能:126
特徴:
生まれながらの才能と妖精の寵愛により、人間でありながら人間から限りなく外れてしまった少女。
その危険性から“魔導老”は彼女を妖精の楽園へ送ったが、並外れた直感を持つ彼女は難なく現世に帰ってきてしまった。
その所為でほぼ監禁に近い軟禁生活を送ってきたが、あるきっかけで遊びに行く感覚で脱出。
そのままエクレシアに懐いて第二層に居ついてしまった。
チェンジリングにより全ての記憶を失っており、元々幼い精神が白紙のようになってしまっている。
妖精からチェンジリングを受けるだけあって、魔術的才能だけでなく身体能力も平均をかなり上回っている。
子供らしさを体現したような天真爛漫で純真無垢な性格だが、それがむしろ人間臭さを感じさせない。
能力/感覚がカンストするほどの妖精の超感覚を持っているが、認識が一般的な基準と異なるため、一割も自分から役立てることはできない。
常に一緒にいる妖精たちは一蓮托生の“仲間”であり、彼女の求める友達とは違う。
色々なことを妖精から学んでいるため、普通では考えられない知識や技術を持っている。
だからか、モノ作りが好き。いろんなものを作る。
戦闘能力は皆無だが、妖精は自然そのものなので実は自然災害級の危険を秘めている。
スキル:
“完全なる自由” レベル――
妖精の特性。決して何者にも捉われず、何事にも縛られない。
自然の崩壊によってしか消滅しない妖精だが、彼女は肉体を持っているためそれが無い。
常識、人間関係、物理法則等々、ありとあらゆるモノは彼女を妨げ、害することはできない。
逆に言えば、望めば大局的に障害など無く思い通りになるという事。
究極の自由にして、決して埋められない究極の孤独。
“シーリーコート” レベル――
良性な妖精の群れの事。
彼女が居れば、有益な妖精が集まってくる。
“妖精の加護”×10 レベル――
先天的に妖精に祝福されて生まれ、多くの妖精と一種の共生関係を築いた彼女に与えられた加護。
危機的状況に対して能力/感覚依存で、憑いている妖精の数だけ判定し、事前に脅威を察知できる。
また、危機に対して妖精たちが優先的に協力してくれる、友愛の証でもある。
“妖精の瞳” レベル――
先天的に妖精によって齎された能力。
ローマ神話の知恵の女神ミネルヴァと同一視される、ギリシア神話の女神アテネの持っていたとされる、輝く青くグレーの瞳。
嘘や偽りを見破り、夜の闇を見通し、決して衰えない確固とした知性を持ち主に与える。
能力/感覚を倍加し、魔力を20上乗せ、才能を30上乗せする。
名前:フウセン (風間千明) 年齢:16 性別:女性
属性:秩序にして中立
筋力:256 鋭敏性:178
頑健:498 精神力:10
魔力:999 抵抗力:306
感覚:16 才能:999
特徴:
魔王の“断片”を受け継いだ、元処刑人の少女。日本の関西出身。
覚醒をせずともその強大な魔力の片鱗は漏れていたため、それで他者を害しないように自ら魔術師の道を選ぶ。
過酷な魔術師の世界に身を置かれているとはいえ、その精神はまだ普通の女子高生そのもので、かなり打たれ弱い。
その為、命以上に物事を割り切って考える。
彼女なりの覚悟をして魔王となることを決めたという、かなりのヒロイン属性を持っている。
元々情に厚く溌剌とした明るい性格だったが、最近はそれもなりを潜めている。
故郷の新しい物や流行モノに目が無く、よくフウリンに買いに行かせている。
ふざけた能力を誇るが、魔力と才能以外はまだまだ万全ではない。
これでも魔力の表記はカンストしており、正確にはその魔力は十倍位以上。驚異のMP100万越え。生物で彼女以上の魔力を有するのは存在しない。
魔術なしで彼女を殺せる生命体は存在しない。
スキル:
“魔王の断片:『才能』” レベル――
分割された十一番目の魔王の才能。
魔王は『世界』そのものであり、才能だけで現実に影響の出るレベルの強大な概念そのもの。
ありとあらゆる魔術を極めることが可能であり、望むなら世界の法則の全てを解き明かせるかもしれない。
理論さえ理解していれば、見ただけで魔術の術式を会得できる。
“魂の侵食” レベル――
フウセン本来の魂を、魔王の断片が変質させて残りの断片の不足分を代用している。
十六年かけて肉体にまで影響し、人間のあらゆる常識を超越した能力を齎した。
他にも異常な生命力、記憶力・思考能力の上昇、両目の発達などの変化が起こる。
名前:フウリン (鈴音) 年齢:16 性別:男性
属性:秩序にして中立
筋力:22 鋭敏性:24
頑健:24 精神力:66
魔力:66 抵抗力:66
感覚:166 才能:66
特徴:
生まれながらに悪魔に魅入られて生まれ落ちた少年。
すぐに洗礼を受けて邪悪な浸食は最低限にまで抑えられたが、彼はどのコミュニティにも自身を置けなかった。
しかし、後に出会ったフウセンに心酔し、心から彼女に尽くすことを決めた。
それが彼の心臓にある悪魔が魔王の波動に魅かれたからか、それともまた別の何かの感情なのかは当人も分かっていない。
常に慇懃な態度で、誰に対しても一定の距離を置いている。
その胸の内はフウセンにすら明かさないが、彼の行動原理は全て彼女に起因する。
彼女の為なら命すら投げ出すことを厭わずに、どんな危険をも冒すし、汚れ役だってする。
彼女に服従さえしているが、その為かフウセンに良いように使いっぱしりにされて、愚痴を漏らすこともしばしば。
最近、フウセンの無茶に付き合わされることになるだろう命と妙な友情が生まれている。
絶大な機動力に目が行きがちだが、元処刑人だけあって実は覚醒前のフウセンよりは強かった。
悪魔の影響で全体的に身体能力が高めで、魔術的才能もかなり底上げされている。
スキル:
“悪魔の心臓” レベル――
ワームホールの概念から産まれた上級悪魔“ローゼンブリッジ”と共生し、彼からその力を借り受けられる。
空間と空間を繋げる概念のイモムシを呼び出し、時間的矛盾による負荷を無視した超長距離の移動を可能にする。
それを転用し、攻撃に使えば残虐なほどの威力を持つ。
悪魔の心臓から供給される血は、彼の身体能力を倍加し、魔術的才能を50上乗せ、能力/感覚150上乗せをする。
―――メインキャラ(魔族)
魔族は魔力の運用を前提としているため、下級魔族の平均能力が15~20。上級魔族の平均能力が60前後と、単純な能力は人間とは比較にならない。
名前:クラウン 年齢:100位 性別:男性
属性:混沌にして善
筋力:81 鋭敏性:39
頑健:165 精神力:45
魔力:104 抵抗力:187
感覚:55 才能:58
特徴:
周りから非常に変わり者扱いされているドレイク族の青年。
普段の言動から想像もつかないが、人間で言うとだいたい二十五歳くらい。
変人扱いの最大の要因は、彼が魔術師志望であるということ。いつか魔族の領域から人間の領域へ出ていきたいと考えている。
その為に人間と戦争するのは具合が悪いし、人間の文化にも興味があるので共存を目指す。
フウセンに素直に膝を付きつつも、できればその方向に持っていこうと画策している。
性格は種族がら傲慢で弱者を見下すが、彼も戦士として誇りがあり、年上の知恵者は敬い、実力者は種族が何であろうと素直にそれを認める。
知識欲が旺盛で、暇さえあれば書物を読んでいる。異文化や異文明に関して興味津々で、命を助けたのもそれらの話を聞くためであった。
生まれながらの実力者で、頭が良いため苦戦をしたことが無いことから、強者との戦いを望んでも居る。
魔族でも切っての策略家種族でもあり、勝てない戦いは素直に勝てないときっちり判断する。
生まれた時から孤高であり、『マスターロード』の息子であるという事から将来を嘱望されたが、それが嫌で故郷を出た。
なぜかミネルヴァに懐かれており、もしかしたら彼女の影響で命に対する態度が軟化したのかもしれない。
今では彼を部下として重用しようとしている。
スキル:
“精霊魔術・魔族系統” レベル4
精霊を直接操り超常現象を起こしたりする、人間より精霊に近い魔族にしか扱えない攻撃性が高い魔族独自の魔術体系。
人間の精霊魔術は精霊に訴えかけ、消費した魔力でそれ以上の結果を得るため、人間とは真逆の性質を誇る。
レベル4は高位種族にのみ許された高等な精霊魔術を扱える。
“竜の血脈” レベル――
伝説の幻獣であるドラゴンの血を引いているということ。
驚異的な生命力と魔力、魔力抵抗、火や熱に対する高い耐性を生まれながらにして有する。
また、『奇跡』の概念を保有しない限り、この血を引く者の攻撃は魔術的防護を無条件で貫通する。
“指揮官” レベル4
指揮官としての熟練度ではなく、どれだけの規模の軍隊を動かすことが出来るかの才能。
また、レベルの数だけの種類の得意な指揮官命令を迅速に実行できる。
レベル4は戦略レベルでの軍隊を一人で満足に運用が可能。
火力集中命令:相手の一部隊に火力を集中させ、壊滅に追い込む指揮官命令。
強制突撃命令:士気が低下、または自軍が不利な場合、恐怖によって自軍の部隊を立て直し無理やり突撃させる指揮官命令。
竜咆号砲:竜の咆哮により敵部隊全体の指揮を低下させ、その脆さを攻撃させる指揮官行動。
広域爆撃指令:自らが航空戦力を率いて、敵全域に一斉爆撃を行う部隊行動。
名前:サイリス 年齢:?? 性別:女性
属性:中立にして善
筋力:25 鋭敏性:18
頑健:21 精神力:108
魔力:64 抵抗力:78
感覚:66 才能:75
特徴:
ラミアの老師に師事する若い夢魔の魔術師。
母親は赤子だった自分を捨て恐らく父親だろう人間に付いて行き、幼少の頃からラミアの老師に拾われ彼女の下で魔術を学びながら育ってきた。
その為か、以前に夢魔の集落に行っても同族の仲間たちに馴染めなかった。
それ故に人間に不信感を抱いていたが、命に会ってからは妙なシンパシーを感じて、今は冗談を言い合える仲にはなった。
種族がら感性は人間に近いため、村に現れた人間の住民たちに情が沸くのはすぐである。
性格は普通の女子そのもので、人間の中に溶け込んでも違和感はでないだろう。その為か、時々フウセンの話し相手になっている。
人が良く、要領も悪いから、貧乏くじを引きがち。
実力は本物だが、発揮する機会が無く、師匠の仕事を手伝いながら、地道に基礎を積み重ねる毎日を過ごしている。
趣味は実益と魔術の一環として、ハーブティの調合とアロマ。
使い魔となった悪魔アルルーナを使役し、彼女から知識を借りることもしばしば。
当人は今の生活に満足はしておらず、どんどんと忙しくなることに不満をたらたらと口にしている。
好みのタイプはガッチリとした強そうな体格の男。
スキル:
“ウィッチクラフト” レベル3
ハーブや薬草などの薬効を調合して、特殊な効果を齎す秘薬を調合する黒魔術の系統の一つ。
治療薬から毒薬まで何でもござれ。
レベル3は一人前の熟練度。普通に薬屋が出来るレベル。
“種族固有魔術・夢魔” レベル2
特定の種族固有の魔術を会得している。
夢魔の固有魔術は、神経から快感に作用し幻覚などを引き起こし、肉体を弛緩させたり掌握したりする魔術。
レベル2では一応一通り出来ると言う程度。経験不足だからまだまだである。
名前:ゴルゴガン 年齢:168 性別:男性
属性:秩序にして中立
筋力:136 鋭敏性:75
頑健:89 精神力:32
魔力:32 抵抗力:69
感覚:38 才能:21
特徴:
命が訪れた第二層の開拓村を担当している領主のオーガロード。
騎士位を得ているが、実は有能さと実力を嫉まれ左遷されてここに来ている。
騎士を志した理由は、知性の低いオーガ種の支配階級であった彼が、魔物と認定されるほどの知性の低い同胞が多発するという事態を憂慮し、新天地を求めたからという過去がある為、願ったり叶ったりであった。
何十年も開拓事業に従事し、たった一人で千人規模の村にするまでに至った。
その実力はクラウンが素直に彼の命令を受け入れるほど高い。
皆からは“ゴルゴガンの旦那”と呼ばれて親しまれている。
最上位のロード種とはいえ、知性の低い種族ながら立ち回りがうまく、知能以上の能力を発揮している。
生粋の武人であり、能力があるなら種族は問わない。だから命やエクレシアに対しても変な偏見を持たなかった、魔族には珍しいタイプ。
人間から見ても美人の妻がいる。
スキル:
“勇猛果敢” レベル3
正面からの直接対決を得意とし、個人戦、または集団戦でのダメージレースで有利な補正を得られる。
また、自軍が不利な状況になっても、士気が下がりにくくなる。
“指揮官” レベル3
指揮官としての熟練度ではなく、どれだけの規模の軍隊を動かすことが出来るかの才能。
また、レベルの数だけの種類の得意な指揮官命令を実行できる。
レベル3は戦術レベルでの軍隊を一人で満足に運用が可能。
迅速再編指令:被害が出た部隊を即座に補充し、出撃可能にする指揮官命令。
部隊調和:乱れた自分の指揮する部隊の足並みを即座に調整する部隊行動。
陣頭突撃命令:自らが部隊の先頭に立ち、士気を上昇させ果敢に攻撃をさせる指揮官命令。
名前:ラミアの老師 年齢:少なくとも400以上 性別:女性
属性:中立にして善
筋力:28 鋭敏性:32
頑健:35 精神力:67
魔力:88 抵抗力:77
感覚:72 才能:89
特徴:
本名不明、年齢不明、決して多くを語らず、秘密が多いラミア族の魔術師。
ウェッチクラフトなどの黒魔術だけでなく、占星術なども会得している。
幼少のサイリスを弟子として育て、ゴルゴガンから相談を受けては知恵を貸していた。
ラミア族でも切手の呪術の使い手で、嘗ては『マスターロード』に魔術を教えていたこともあるらしい。
命の才能を一目で見抜き、あまり話したり関わったりしないが、魔族では彼の一番の理解者でもある。
なぜ彼に肩入れするのかは、不明である。
スキル:
“―――”―――
―――――――。
名前:ゲトリクス 年齢:人間でいうと30位 性別:男性
属性:秩序にして中立
筋力:28 鋭敏性:45
頑健:25 精神力:21
魔力:21 抵抗力:48
感覚:35 才能:38
特徴:
村での警邏が主任務のリザードマンの警備隊長。
支配階級のドレイクが恐ろしく、出稼ぎと言う名目で村にやってきた男。
先祖がシャーマンに選ばれたこともあって、平均より魔術的な才能が高めである。
直接的な戦闘より集団戦の方が得意だが、彼も武人として強い敵と戦う事を是としている。
その為、消極的な任務ばかり与えられるので不満を抱いている。
部下を斬り捨てるような戦術はとらず、部下思いで隊員からは慕われている。
面倒見がよく、愚痴りながらも大抵の事は融通が利かせてくれるという柔軟性を持っている。
その為か、命もゴルゴガンの次に尊敬している大人である。
スキル:
“指揮官・戦術” レベル3
小隊・中隊単位での部隊を運用する能力。
リザードマンは生まれながらにして本能で集団戦のイロハを会得している。
“指揮官” レベル3
指揮官としての熟練度ではなく、どれだけの規模の軍隊を動かすことが出来るかの才能。
また、レベルの数だけの種類の得意な指揮官命令を実行できる。
レベル3は戦術レベルでの軍隊を一人で満足に運用が可能。
部隊結束:部隊の結束により士気を高いままで維持し、乱れなく作戦を遂行する部隊行動。
脚踏実地:堅実で着実な部隊運用により、混乱状態になりにくくなる部隊行動。
臨機応変:状況の変化に強く、柔軟に対応し混乱状態に陥っても即座に回復する部隊行動。
名前:ケーニッヒドラッヘン 年齢:100歳ぐらい 性別:男性
属性:秩序にして善
筋力:311 鋭敏性:219
頑健:619 精神力:70
魔力:389 抵抗力:526
感覚:999 才能:68
特徴:
自ら“竜王”を名乗るリンドドレイクの族長を務める若き魔王候補。
根っからの武人で、自らが先陣を切って戦い、勝利を掴むことで種族の栄華を勝ち取ろうと邁進する。
名誉や誇りを重んじ、それを貫き通すことが種族の繁栄を齎すと信じている。
まだ若く粗削りだが、上に立つ者としての覚悟は確固としている。
公明正大だが、相手の判断基準は基本的に強さであり、弱者には歯牙もかけない。
幼い頃からの恩師であり親代わりであるフリューゲンには頭が上がらずも、心の底から敬服している。
共闘関係を結んだフウセンの未熟さを気に掛けており、対等な立場から時折助言することもある。
若さゆえに行動力が高く、見栄っ張りで子供っぽいところもある。
スキル:
“精霊魔術・魔族系統” レベル4
精霊を直接操り超常現象を起こしたりする、人間より精霊に近い魔族にしか扱えない攻撃性が高い魔族独自の魔術体系。
人間の精霊魔術は精霊に訴えかけ、消費した魔力でそれ以上の結果を得るため、人間とは真逆の性質を誇る。
レベル4は高位種族にのみ許された高等な精霊魔術を扱える。
“竜の血脈” レベル――
伝説の幻獣であるドラゴンの血を引いているということ。
驚異的な生命力と魔力、魔力抵抗、火や熱に対する高い耐性を生まれながらにして有する。
また、『奇跡』の概念を保有しない限り、この血を引く者の攻撃は魔術的防護を無条件で貫通する。
“航空技能” レベル4
空中での戦闘に関する適正と才能と、その熟練度。
生まれながらに高い適正を持つリンドドレイクは、飛竜や幻獣などに騎乗することを得意とする。
レベル4なら手足のように飛竜を扱える。
“指揮官” レベル3
指揮官としての熟練度ではなく、どれだけの規模の軍隊を動かすことが出来るかの才能。
また、レベルの数だけの種類の得意な指揮官命令を迅速に実行できる。
レベル3は戦術レベルでの軍隊を一人で満足に運用が可能。
強行空襲命令:自ら航空部隊を率いて迎撃や障害を物ともせずに、果敢に敵地上部隊に攻撃を行う指揮官命令。
威圧侵攻:自らの部隊を誇示し、相手の士気を下げつつ敵部隊に攻撃を加える指揮官行動。
魔王鼓舞:強大な魔王の力は、それだけで味方を鼓舞する。魔族の部隊の士気が最大まで上がり、士気が下がりにくくなる。
“魔王の断片:『両眼』” レベル――
分割された十一番目の魔王の両眼。
アズライトの如き宝石の魔眼は、障害物などを関係なくあらゆる物体を“消耗”させる。
ゲーム的に言うと、回数制限のある攻撃やアイテムが使用不可になり、補助系魔術の持続時間が一ターンになる。
あらゆる“消耗品”が使用後の状態になり、あらゆる物品の消耗性が何十倍にもなる。
この魔眼の前に、人間の叡智など無意味である。
“魂の侵食” レベル――
ドラッヘン本来の魂を、魔王の断片が変質させて残りの断片の不足分を代用している。
数十年かけて肉体にまで影響し、魔族をも超越した能力を齎した。
フウセンと違い、魔族なので適合性が高く、能力の上昇率が高い。
他にも異常な生命力、運動神経、感覚の異常発達などの変化が起こる。
名前:フリューゲン 年齢:500歳を超える 性別:男性
属性:秩序にして中立
筋力:78 鋭敏性:33
頑健:147 精神力:84
魔力:118 抵抗力:165
感覚:270 才能:52
特徴:
『英雄』と称され、全魔族から畏敬を集める御年500を超える老齢のリンドドレイク。
その二つ名に相応しく、竜騎兵として空中戦では無双の実力を誇る最強のドラゴンライダー。
あの傲慢な『マスターロード』も彼を一目置き、特別視している。
リンドドレイクとしては異端児であり、背中には彼の種族には無い翼がある。
また、双生児として生まれたリンドブルムを相棒として、彼の無双の実力の一翼を担っている。
若い頃はやんちゃだったが、今ではだいぶ落ち着いて、ドラッヘンのサポートに徹している。
老年だがまだまだ現役で、航空部隊で前線指揮を執る。
ちなみに相棒のリンドブルムを兄者と呼ぶが、厳密にはリンドドレイクは卵生なので、全く同時に生まれるからどちらが兄か弟かは厳密には不明。なぜそう呼ぶかも謎。
スキル:
“精霊魔術・魔族系統” レベル4
精霊を直接操り超常現象を起こしたりする、人間より精霊に近い魔族にしか扱えない攻撃性が高い魔族独自の魔術体系。
人間の精霊魔術は精霊に訴えかけ、消費した魔力でそれ以上の結果を得るため、人間とは真逆の性質を誇る。
レベル4は高位種族にのみ許された高等な精霊魔術を扱える。
“竜の血脈” レベル―――
伝説の幻獣であるドラゴンの血を引いているということ。
驚異的な生命力と魔力、魔力抵抗、火や熱に対する高い耐性を生まれながらにして有する。
また、『奇跡』の概念を保有しない限り、この血を引く者の攻撃は魔術的防護を無条件で貫通する。
“英雄補正” レベル3
英雄の宿命を与えられ、それを全うする者に与えられる特性。
その宿命がどれだけの規模になるかで、レベルが決まる。
危機的状況に対して、一度の戦闘ごとにそれを回避する事に非常に有利な補正を、レベルと同じ数字の分だけの回数を得られる。
“無双空域” レベル―――
スキル:“航空技能”を極め、実績と共にその頂点に君臨した者に与えられる最高位の特性。
自身の存在する戦闘空域での自軍の全部隊の士気が最高になり、敵全部隊の士気が著しく低下する。
また、これから出現する航空部隊に対する圧倒的なアドバンテージを得ることが出来る。
地上または上空の味方に絶大な安心感を齎す、大空の守護者。
“指揮官” レベル3
指揮官としての熟練度ではなく、どれだけの規模の軍隊を動かすことが出来るかの才能。
また、レベルの数だけの種類の得意な指揮官命令を迅速に実行できる。
レベル3は戦術レベルでの軍隊を一人で満足に運用が可能。
『英雄』行軍:自らが航空部隊を率い、スキル:“無双空域”が常時発動する指揮官行動。
防空編隊指令:敵の航空部隊に対する警戒と迎撃を強化する指揮官命令。
高機動遊撃命令:臨機応変に行動し、隙を見ては強襲を行うようにする指揮官命令。
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テンプレ。何か要望で追加してほしい能力値が有ったらどうぞ。
名前: 年齢: 性別:
属性:
筋力: 鋭敏性:
頑健: 精神力:
魔力: 抵抗力:
感覚: 才能:
特徴:
スキル: