春と夏へ 1学期 第1話 6年2組になりまして
どうも!!一ノ瀬です!!プロフに書いてました春と夏へ、の第一話です!!
恋愛系なので地雷さんUターンでお願いします!!
低クオリティなのはご承知のうえで、2070文字、いってらっしゃい!!
桜の散る4月。
私こと東条 夏は今年、小学6年生になります!!
小学1年生から5年間過ごしてきたこの市立星見ヶ丘小学校で
ついに最高学年に...!!!
そんなわくわくとどきどきをともに校門をくぐった。
1学期最初の下駄箱や校門は見慣れたたくさんの顔であふれていた。
同じ分団の子、本堂 ゆりと一緒にドキドキしながらクラス分けの紙を覗き込む。
6年2組
1番 「秋 千尋」
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16番 「東条 夏」
「あった」
私は思わず呟いた。
勿論その呟きは騒がしい下駄箱に消えていってしまったけど。
その下を見るとどこかで聞いたことのあるような名前。
17番 「富田 春希」
...初めて見る名前。
ただ誰か友達が一緒だったのだろう、聞いたことはあった。
その後も下をどんどん見ていくと
21番 「平井 菜々」
という名前が書かれていた。
平井 菜々 こと菜々は私の3年生から4年生の2年間で同じクラスメイトだった
友達だ。
「夏~!!」
聞きなれた声に私はパッと声のほうを向いた。
「菜々!!」
声の主はやっぱり菜々で、切り揃えられたショートカットの髪を揺らして走り寄ってくる。
「夏何組だった?私まだ見てないんだ~」
そういって瞬時に私の手を握ると紙を端からじろじろと見始めた。
『まだ言わないほうがいいかな』
そう考えて私は黙って菜々を見つめる。
「あ!!」
菜々はそう言って私のほうをパッとみてにっこり笑った。
「夏と同じクラスだ!!小学校最後に同じになれてよかったね!!」
「ほんとだよ!!今年もよろしくね~」
そう言って私たちは笑いながら学校の階段を上って6年生の教室に入った。
中に入ると去年もクラスメイトだった 三川 夕日がすでにいて、ほかの男子たちと意味もなくぺちゃくちゃと話していた。
「夕日も2組か~、今年もよろしく~」
そう言って私が手を振ると
「おぉ、低身長とゴリラか。今年も大変だな~」
そう言ってケタケタ笑うと男子たちの会話にまた戻った。
「誰が低身長じゃ陰キャ!!」
菜々が怒って言い返した。
確かに菜々は145cmと少し小さめの身長。
だから155cmの私と並ぶと結構な差があると思う。
「菜々、事実だよ。」
「夏もそっちかよ!!」
「それでは着任式を~...」
今は始業式。
ただいま長い長い校長先生の話が終わって今から着任式だ。
「1年1組、永田先生!!」
教頭先生が発表し始める。
「だれだろうね~?」
私の隣にいた3番の伊藤 美緒こと美緒ちゃんが私に向かって話しかけてきた。
4年生の時も同じクラスだった美緒ちゃんはだいぶ高身長で168cmとクラスの中でも目立つ高さの女の子だ。
「わかんないな~...毎年6年生の三羽先生とか?」
毎年毎年6年生の担任を持っている三羽 莉子先生。
三羽先生は優しいという評判なのだが6年生の担任しか持たないため
私は一度もなったことがない。
そんなことをぼやぼや考えていると6年1組の担任の発表が始まった。
「6年1組!!三羽先生!!」
割と熱血気味の教頭先生が叫ぶと6年1組のクラスメイト達がウオオオオオと叫ぶ姿が見えた。
三羽先生、やっぱり6年生の担任だったんだ...。
「6年2組!!」
きた...!!
「...髙本先生!!」
...髙本?誰だっけ...?
手を振りながら走ってきた先生は去年1年3組の担任をしていた先生らしく、
天然パーマのくるくるとした頭が特徴的な優しそうな先生。
最近結婚したばっかりという情報を隣の美緒から聞いた。
美緒はなんでも知ってるな...。
体育館から退館した6年2組はさっききたばかりの綺麗な教室に集まった。
「あらためて、僕は髙本 真太郎です!!これから6年2組の仲間の君たちと仲良くできたらいいと思います!!」
そう言って元気な挨拶をして教室をぐるっと見渡した先生にクラスから拍手が巻き上がった。
「せんせ~い、結婚してますか~?」
夕日が手を挙げてニヤニヤと笑いながら質問した。
「うん、こないだ結婚したよ~」
そう言ってにこにこと笑う先生は夕日に返した。
夕日は予想外の反応に驚いたのかたじたじと席に座った。
どっと夕日を見てクラス中に笑いが巻き起こった。
このクラス、意外とやっていけるかも?
「それじゃ、班になって自己紹介し合って~」
「もうほとんど顔見知りだぞ」
「めんどくせえなぁ~」
男子たちの野次が飛ぶ中私はすごい焦っていた。
後ろの席は番号順だから17番。
...もちろん春希だ。
まじで『オイどーすんだよ、おいどーすんだよ!!!』
状態の私。
とりあえず落ち着いて班の形に机を動かすと
「俺は富田 春希。お前は?」
それだけ言うと私を顎で指した。
教室内なのに深く帽子をかぶってマスクをつけた春希は
不審者みたいな恰好で頭の中でちょっと笑ってしまった。
「東条 夏。16番です」
「なんで敬語なん?同級生だろ」
「初対面には敬語じゃないの!?」
謎に突っ込まれた私はあたふたして突っ込み返してしまった。
その横で男子の月向 鈴こと鈴君がケタケタと笑っているのを見て少し顔が赤くなったのが分かった。
「...てか私の班、男子しかいないじゃん。...悲し」
そう言って呟くと春希がはははっと笑った。
『ミ〇キーやん...。』
と、心の中で思ったのは秘密で。
楽しんでいただけましたか?2070文字、お疲れさまでした!!主人公の夏はこれから春希とどのようなかんけいになっていくのか...これからもブクマしてみていただけると嬉しいです!!評価、アドバイス、感想等よろしくお願いしMass!!それでは、ばいよい~!!!




