表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/13

8話 ヒールvsクロリィ 【中間1】

あらすじをもっと多くしようかな。

「だらららららら!!」


ヒールは空間から鉄の筒――銃を出し、銃弾の雨をクロリィに浴びせるように撃っていた。


「ふっ、……」


それをクロリィは目の前を斬るように大剣を振り下ろす。すると、銃弾は透明な壁に当たったようにカラカラと音を立てて落ちる。


「埒が明かないなあ、……仕方ない。」


ヒールが手を上に掲げると大きな鉄の筒が五つ現れた。


「今からお前にロケットランチャーを五つぶち込む。精々止めてみろ。」


クロリィは今までの経験からそれが危険な物だとわかり、大きく後ろに逃げるように飛びのいた。しかし、少し遅かった。ヒールがロケットランチャーと言ったものから、銃弾より大きな弾がクロリィ目掛けて飛んでいく。クロリィはさきほどまでと同じように、大剣を振り下ろし空間を断ち切り、無の空間を作る。


「うっ、……この……パワーは……。」


大きな弾は無の空間に入った瞬間、大きな爆発音と爆風を散らした。


「これは結構体力を使っちまうからなあ、……バトロワでは温存したかったんだがなあ。」


土煙が舞っている場所に独り言を言うように、肩を上下させていた。


「今のは……危な……かった。……本当に。」


「ちっ、今のに耐えたのか。……しぶといな。」


姿を見せたクロリィは傷を負っているものの、戦えないほどではなかった。それを見て、ヒールは引くかどうかを考えた。


ヒールはクロリィとの相性が悪い。もちろん、これ以上の技もあるにはある。しかし、こんな序盤から使う技でもない。


対して、クロリィもまたヒールに対する打点がない状態だった。クロリィの能力『あらゆるものを断ち切る能力』はシンプルゆえに最強。その能力は物体だけでなく、概念すら断ち切れる。しかし、目の前のヒールは距離をとって戦う遠距離型。さらに、防御をしなければ危険な能力。クロリィは下手に仕掛けられない。


二人がそんなことを考えていると、神の声が頭に響いた。


(はーい、今対峙している四人に、その対峙している人間の記憶を見せてあげまーす。ルールの追加でーす。)


その言葉を聞き終わると同時、頭に大量の情報が頭に回ってきた。さらに、それに合わせるように、眩い光が辺りを包み込んだ。ヘルゾディックの「限界を超えた一撃(オーバーキル)」だ。


二人は頭を抱えてうめき声のようなものを上げた。情報量がオーバーしたのだ。


「頭が、頭があああああ!!」


「う、頭……痛いっ、……」


そして、二人はその刻まれた記憶を見た。

モチベが上がってきた。

面白いと思ったら、ブックマークと評価のほどよろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ