泣いてもいいのかな
笑えるだろ
そう言って自嘲気味に笑った僕
泣かないで
伸ばした手は僕には届かない
泣いてないよって笑う僕
ちゃんと笑うことが出来たかな
君には笑って欲しいから
本音をそっと後ろに隠す
どこまでも優しい君だから
それでも僕の心に気づいてしまう
分かっているけれど触れないで
それ以上僕の心に寄り添わないで
きっと泣いてしまうから
困った顔の君は見たくない
それなのに君は踏み込んだ
僕をきつく抱きしめて
泣くまで絶対離さない
笑顔になるのはその後で