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灯火

作者: 栗屋凜




ゆーーうつ


ゆーーうつ


わたし ちょっと この世界 キライみたい



やらなきゃいけないことはたまっていく


ほんとうは


なにをやらなきゃいけないか

なんて


じぶんできめるものじゃないか  


うるさいよ





だめ


いまのわたし


ネツイがない ユメがない





カミサマ なぜアタシをこの世界に



こういうときにだけあなたのせいにするのは


ひきょうですね




きょうもあしたも


わらったりないたり しているのかもしれないけど


またこうしてよるがやってきて


さみしくなる





こころのクウハク しろすぎてなにも みえない




そらをみあげたって このては そこにとどかない



とどかないから


ユメをみられる 


はじめからそうとわかっていれば  それいじょうがんばるイミは


ないんじゃない?




世界は きまぐれ


そういうひとと つきあうのは しょうじき つかれるんだよね



でも


このてで せかいは あやつれなくていい


そんなこと できないから   




ひとつだけ おしえて


いきるいみは どこにあるの



ほんとにきらいになっちゃうよ


あなたのこと








私、きまぐれは おおきなおおきな キャンバス


無現の色が 私をいろどり  私ができる



あなたは その色のなかの ひとつ


世界を つくる 




それだけで 意味はあるんじゃないだろうか



時間(とき)と ほんのちょっとのあなたの 


勇気


それだけで 世界は 変わるのです










星はまわる 世界はまわる



わたしは命



小さな青い星に生まれた

灯火







泣きたくなったって

いいじゃあないか



涙のりゆうは わたしの心に


心はやがて

はなを咲かせるだろう




憂鬱だっていいじゃあないか



それがわたしのジンセイで


喜びに向かう 長い小さな旅路




後悔したって、自惚れたって、

そんなわたしに気づいた時

それはいつだって


スタートに なる






ゆっくり歩いていこう。


わたしが

わたしでいられるように――





――憂鬱な雨の日曜日






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