コミュニケーションモンスター
コミュニケーションモンスターという人がいる。
誰にでも、どんなに関わりがない人にでも、話しかけられる人のことだ。
目上の人でも、老若男女も関係なく、話しかけられる。
僕の真逆を行く人が、コミュニケーションモンスターなのだ。
そういう人は、裏表があまりないと思っている。
そして、気を遣われることなく、自然体で話してくれると思う。
だから、僕と意外と、綺麗に溶け合える気がする。
もう、僕はそういう人としか仲良くなれないかもしれない。
僕がコミュニケーション不全モンスターだから。
普通の人とは、一言も喋れる気がしない。
あちら側から喋って来ないと、喋れないから。
モンスターは少し苦手だけど、喋りを引き出してくれる面では、良い関係になれそうだ。
他の人とは、喋る機会さえないと思うから。
自分では率先して話が出来ないし、コミュニケーション力を補ってくれる人がいい。
だから、僕と深い関係になれる可能性があるのは、コミュニケーションモンスターだけだ。
話しかけてきたら、こっちに興味あるのかと思って、少し嬉しくなってしまう。
何にも喋らない人も、逆に興味があって、気が合うような気がする。
でも、一番はコミュニケーションモンスターだろう。