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一度死んだ私が刃を振るう  作者: 神崎りさ
〜第一章〜
4/8

「総隊長、持ってきました」


一色の説明が終わった時に影浦が帰ってきた。


「あの、それは?」


不思議に思い、影山に尋ねた。

何やら大きな石を両手に抱えている。


「今から君に触ってもらう」


「触るって石にですか?」


「あぁ、君がどの隊に入隊するのが相応しいのか見極めるからな」


不思議に思いつつも、影浦が床にドスッと置いた石に両手で触った。


みるみる石の形が変化していく…。

これは…刀?


石が刀の形に変わった瞬間、影浦と一色は驚いた顔をした。


「まさか、冗談だろう。総隊長どうします?」


「石が間違うなんてことは今までなかった。信じよう」


二人が何やら話している。

刀の形をしたことがまずかったのだろうか。


「あの、刀ってダメなんですか?」


思い切って聞いてみた。


「ダメってわけじゃないんだけどね、女性で刀の形になるのって杉尾が初めてなんだよ。百年以上この隊はあるけど女性で刀を使っていた人は一人もいない」


一色の言葉に私自身も驚く。


「まぁ、石を信じよう。刀は一ノ隊だ。隊長は影浦。丁度良かった。後で案内してあげてくれ」


一色の言葉に、はい。と影浦が頷く。


「杉尾紗知、君を正式に悪魔撲滅隊に入隊することを許可する」


「はい。よろしくお願いします」


頑張ろう。私みたいに悪魔による犠牲者を出さないために…。






━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

《簡単キャラ紹介》

主人公

杉尾紗知すぎおさち

・20歳、165cm

・一ノ隊所属


一色龍之介いっしきりゅうのすけ

・悪魔撲滅隊 総隊長

・28歳、187cm


影浦優介かげうらゆうすけ

・一ノ隊 隊長

・24歳、183cm

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