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男、出る!!

生活に変化を求めて書いてみました。

初めての作品なので暖かい目で見て下さい。

………………見てくれるなら

男が一人、狭い部屋にうつむきながらまるで祈るかのように座ていた。

男はしばらくその状態でいると、ふと何の前触れもなく顔がゆがみ始める、おそらく痛みに耐えているのだろう。

数分痛みに耐えていると男の顔が苦痛に歪む顔から、まるで天使が降りてきそうなほど晴れやかな顔になった。

男は自分の顔が緩んでいるのに気がつくと急いで顔を引き締め直す。そして少し腰を上げ、腕を腰の下の隙間に入れ何かを拭き取る動作をするとそのまま立って椅子の背もたれに当たる部分をいじる、すると何かを流す音がした。

男はそのまま部屋の扉に手をかけると「…………今日も一日頑張りますか。」っと自分に言い聞かせるように扉を開けていく。

男の体が部屋から出きると扉がゆっくりとしまっていくそして「パタン………」と扉が閉まった。

トイレの扉が