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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

ゴーストルーム

作者: 針棘 優繕
掲載日:2026/04/27

 朝、気づいたら泣いていた。

 何故だかどうしようもなく苦しくて、痛くて、辛かった…………。

 んだと思う。

 やぱっりそこに実感はなくてただ腫れた目と頬を伝う涙の感触だけが鮮明だった。

 きっと悪い夢でも見てしまったんだろう。

 それなら思い出さない方がいい。

 思い出したらきっともっと苦しいだろうから。

 こういった何だか漠然とした虚無感を抱いているときは気分転換によく体を動かしていた。

 今日もそうしよう。

 早起きは三文の徳とも言うし、散歩にでも出かけたらいいことがあるかもしれない。

 そうしてベッドから体を起こして洗面台で顔を洗い部屋を出た。


 鏡には何も映らない。


 背にしたワンルームの部屋には独特の結び方をして輪っかを作ったロープが天井から吊るされていた。



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