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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

ハズレ職業「掃除者」の俺だが、皆から軽蔑の目を向けられるので魔術師になりたい。

作者: つかとばゐ
掲載日:2025/09/23

ある居酒屋で、男がなにやら呟いていた。


「あぁ....クソったれ!どいつもこいつも俺のことを馬鹿にして....ふっ!だが、それも明日で全部許せそうだっ!」


俺の名前はアズール・アリスタ。職業「掃除者」である。


───この世界は、15歳になった時に職業というものが与えられる。




「準備は宜しいですか?」


神父がそう言った。


「はいっ!」


俺は勢い良く言った。


当時の俺は、この日を待ち侘びていた。なぜなら、魔力を増幅させる鍛錬を、親に隠れてするほどに、職業が魔術師となるのが夢だったからだ。


「それでは行きますね.....はぁっ!」


*アズール・アリスタの職業は掃除者です。


⋯⋯へっ?




───しかし、皆は勇者やら聖女などの職業であったが、当時の俺は掃除者というやつだった。


そうしたら⋯⋯


「おい!アズール!お前は本当に何も出来ないやつだよな。アッハッハッハッ!!!」


このように馬鹿にされるようになった。


あの頃の俺は、ただただ虐められるのを耐えて耐えて、生きていくしかなかった。


「お会計をお願いします。........クックック......」


⋯⋯ただ、それは今日で終わりだ。


「.......っ!?....8、8250ペルになります。」


俺は、10000ペルを出して、「お釣りは要らないです。」と言って颯爽と店を飛び出していった。


───俺は、明日から魔術師となる。

俺の友人の伝手で、職業を変化することが出来るという魔石、「エンダーン」というものを明日、貰えるからだ。


「正直、この職業をやめることが出来るなら今までされてきた行いなんて、気にもならない。」


陽気な気分で歩いていた時だった。

───ん?


「へっへっへっ、いいじゃねぇか少しくらいよぉ。俺たちと遊ぼうぜぇ.....な?」


「い......いやです!」


見るからに悪そうなやつが女に絡んでいるではないか。


⋯⋯助けるしかないだろっ!


「おいっ!お前、女性が嫌がってるのが分からないのか!」


「あぁ?なんだお前っ!こっちはなぁ忙しいんだよっ!!」


男が殴りかかってきた。


「っ....お前、流石に暴力はダメじゃねぇの?」


俺は拳を素手で受け止め、こう発した。


掃除(ライニゴン)


すると、男は《《消えた》》。


「あっ、あのっ!助けて頂いてありがとうございました!」


「いえいえ、この辺は物騒なので、気をつけて下さいね。」


「っはい!」


俺の固有スキルの掃除(ライニゴン)は触れたものを消す.....なんて物騒なものじゃなくて、どっかに飛ばすというものだ。


また、触れる以外に色々と条件があって⋯⋯話すと長くなるから今は言わないが。


まぁこんな使い所の少ないスキルだし、多分、俺以外で掃除者のやつも職業を変えたいと思っていることだろう。


「はぁ.....にしてもワクワクするなぁ。クックック...!」


そうこう歩いている内に、家へ帰り、1日を迎えた。


「はっ!今何時だっ?!」


時計を見る。

⋯⋯朝の6時半だった。


「っー危ねぇ!寝坊したと思った。」


集合時間は、7時半だ。

正直、少し早すぎやしないかと思うが....貰える立場だからそれは言わない。


俺は支度をして、約束の場所へと向かう。


「おー!アズール、来たか!」


「よぉ!二ケル!」


そうそう、言い忘れてたけど俺の友人っつーのは二ケル・バーテンってやつのことだ。職業は商人だ。


「さてさて、お目当ての品.....と行く前に、ここじゃああれだから、僕の新居に来てくれ。」


「おうっ!」


俺たちは数分か歩いて、とてつもないほどのデカさを誇る家へと着いた。


「また家を買ったのか.....二ケル。」


「まぁまぁ良いじゃないか、家が好きなんだ、家が。」


俺たちは家へ入る。


「よし、これがお前のお目当ての品だ。」


そう言って、二ケルはポケットから包装されている「エンダーン」を取り出した。


「っっ!!ありがとう!二ケル!お前がっ友達で良かったぁ!」


「こういう時だけがっつくなよ......アズール。」


俺は包みを開けて魔石を見る。

⋯⋯真っ赤だ、燃え盛る炎のように真っ赤だった。


「んで、これどうすればいいんだ?」


「それに力を込めて君のスキルを発動させるだけだよ。」


⋯⋯は?

ここまで読んでいたたぎありがとうございます。

続きはカクヨムで書いてるので良ければ見てください。


続きはこちら。

https://kakuyomu.jp/works/16818792440601566381


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