表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/58

ラングブリッジの言葉

 深呼吸して新鮮な酸素を取り入れたあとは、「心の燃料ゲージ」に、やる気という名のガソリン(ハイオク)を注入!

 

 先人の言葉たちに背中を押されて、前に進みましょう!



 二人の囚人が鉄格子から外を眺めた。

 一人は泥を見た。一人は星を見た。


    ―――フレデリック・ラングブリッジ (アイルランドの牧師・詩人)



 楽観的に上を向いて生きるか、悲観的に下ばかり向いて生きるのか。

 どんな状況にあっても、視点や気持ちの切り替えで、前向きに物事を捉えていくことができるし、感じるものも変わっていく……そんな考え方を示した言葉。


 フレデリック・ラングブリッジの『不滅の詩』の一節です。


 コミックが好きな方は、『ジョジョの奇妙な冒険』の第1巻冒頭で引用されていたのを記憶に留めている人も多いかと。


 第一部の若かりし主人公、ジョナサン・ジョースターと、シリーズを通して宿敵であり続けるディオ・ブランドーが配置され、その対照的なふたりの人生と宿命に、この詩がマッチしています。


 第六部の主人公・空条徐倫のモノローグにも、この詩と似たようなフレーズに触れている箇所があります。


「ひとりの囚人は壁を見ていた……もうひとりの囚人は鉄格子から星を見ていた……あたしはどっちだ? もちろんあたしは星を見るわ……父に会うまで、星の光を見ていたい……」


 1986年に『週刊少年ジャンプ』で連載を開始した『ジョジョの奇妙な冒険』は、主人公・時代設定・舞台を変えながら、現在連載中の「第九部」まで三十年以上ストーリーが続いています。

『週刊少年ジャンプ』史上、四十年間休載なし、コミックス200巻で終了した「こち亀」の次に長いです。


 私も、泥を見るより、星を見る人生がいいなあ……。


 ところで、このフレデリック・ラングブリッジという方、調べてみても、短い詩集の『不滅の詩』以外には見つからず、書籍化などもありません。


 私も、名言集に収録されているのを偶然見つけて「あ、ジョジョで見たアレだ」と、ハートが震えました。



 今日も元気にいってらっしゃいませ!


 そして、少しでも「心のメーターの針」がぴくんと動いたら、評価をお願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ