野比のび太の言葉
深呼吸して新鮮な酸素を取り入れたあとは、「心の燃料ゲージ」に、やる気という名のガソリン(ハイオク)を注入!
先人の言葉たちに背中を押されて、前に進みましょう!
きみはこれからも何度もつまずく。
でもその度に立ち直る強さも持っているんだよ。
―――野比のび太 (コミック『ドラえもん』のキャラクター)
藤子先生が生み出した、日本国民なら誰もが御存知なコミック『ドラえもん』。
この名言は、現在の小学生の「のび太くん」ではなく、「ぼくなんて大人になってもきっとだめだ」と嘆いているところにタイムマシンでやってきた、45年後の中年になった大人の「のび太」が、励ます言葉です。
未来の自分がこう言ってくれるのです。これほど確実な後押しは他にありません。
話は変わりますが、「大人になった自分が、小学生の頃の自分と会う」シチュエーションで、今、大人になっている自分が、小学生の頃の自分に何かアドバイスできるだろうか、と考えることがあります。
ブルース・ウィリス主演、2000年のアメリカ映画「キッド」は、40歳目前でバリバリ仕事をこなしているが、独身で友人もおらず、同僚からは嫌われている男・ラスの前に、無垢な「小学生の頃の自分」が出現し、自分の生き方を考えさせられるというファンタジーです。
純粋に将来に希望を持ち、キラキラした目で語る無垢な子供から「大人になったぼくは、結婚もしてなくて、小さい頃の夢も叶えていないなんて最低!」と罵られたら……精神的に結構キツイよなあ、と思いながらこの映画を見た記憶があります。
せめて「昔の自分」に、胸を張って会える、「今の自分」でありたい。そう思います。
今日も元気にいってらっしゃいませ!
そして、少しでも「心のメーターの針」がぴくんと動いたら、評価をお願いします!