神々(運営側)のつぶやき①
こんな物語あったらいいなあと思ったら、小説を書き始めました。
趣味全開のご都合主義で進みますので、温かく見守って頂けると幸いです。
誤字脱字等ありましたら、ご報告よろしくお願いします。
―――レーナがこのゲームに参加した頃…
「マスター!サービス開始1ヶ月で特殊種族〘神人〙が出ました!しかも、職業も固有職業〘テモンマスター〙です!!」
「何!?プレイヤー名はなんだ!??!」
「えっと、プレイヤー名は〘レーナ〙です。」
「あー。」
「あー?…何か知ってるんですか?!」
「いやまぁ、知ってるちゃ、知ってるんだが…」
「煮え切らないですねー」
「まぁな…。事前に聞いてたんだ、うちの子も参加させるから〜ってね。あの方たちのお子さんだよ。」
「えっ!?あの方たちって、あの!?」
「そう、〝あの方たち〟だ。だからまあ、ありえる話だろう?」
「言われてみれば、そうですね!」
「にしても、見事なまでに特殊なものばかり引いたなぁ〜。他のプレイヤーと倍率は同じだろう?」
「同じですよー!そこは弄る訳にはいかないので!」
「だよな〜。それだけリアルラックが凄いって事だな。ん〜、どうすっかな…」
「そうですね!何か問題が…?」
「あ〜、いや、お世話になった人の子だし、ちょっとだけ贔屓してもいいのかな?って思ってな。」
「え?それいいんですか?」
「本来ならよくないな、うん。でも、考えてみろ?この〘レーナ〙のステータスの数値、種族名と職業名から考えられる難易度は?」
「……えぐい程高いですね。俺だったら再作成してます。」
「だろう?だから職業側に少しだけテコ入れをしようかと思ってるんだが、どうだ?」
「具体的にはどういった案をお持ちですか?」
「無難に神獣フェンリルがいいと思うんだが。もふもふだしな。」
「…は?あ、すみません。」
「いや、いい。率直な意見を聞かせてくれ。」
「…じゃあ、言わせて頂きますが、やりすぎでは?このステータス数値からだと防御が得意なものが適任かと思います。」
「ふむ…。なるほど、じゃあ、神獣カーバンクルを追加して合計2柱でいこう!」
「話、聞いてました!?」
「あぁ、聞いてたけど?」
「えぇ…。」
「一応、ちゃんとした理由はある。」
「…聞かせて貰いましょうか。」
「OK〜!まず、予め聞いてたんだわ、どんな子か。生まれつきの体質で外に出れなくて、生き物にも触れられないから触り心地の良さそうな生き物の動画ばっかり見てたって。だから、もふもふと言えば、フェンリルが有名でしょ!」
「なるほど、一理ありますね。」
「だろう?じゃあ、それで決まりだな!」
「はぁ…、いいですけど。他のプレイヤーからクレームが来た際の対応はマスターがお願いしますね?」
「それくらいなら、問題ないな!よし、実装だ!手紙も送るか。うんうん。」
「……知りませんよ。」
「何か言ったか?」
「いいえ、別に。」
―――レーナたちが第1回イベントに参加した頃
「はぁ…。やっと終わりました…。」
「お疲れ様、これが終わればしばらく大丈夫だからな。ゆっくり休んでくれ。」
「ありがとうございます。そうさせて頂きますが……あれ、大丈夫なんですが?」
「あれ?」
「あの方たちのお子さん、プレイヤー名〘レーナ〙の事ですよ!」
「あ〜。仕方ないんじゃないか?」
「仕方なくないですよ!大体なんですか、あれ!『召喚』で精霊王を呼び出したと思ったら、双子ですよ!?一番難易度高い設定を引くなんて……」
「まぁな、ゲーム内のクエストや会話は全部AI任せだからどうにもできん。」
「……はぁ。そうでしたね…。」
「流石に最初見た時はたまげたがな〜。」
「……」
「ん?どうしたんだ?……は?イベント中に何でこのアナウンスが?」
「そうですよ!落ち着いたと思ったらこれですよ…」
「いや、大丈夫じゃないか?さっきは時期とタイミングで驚いたが、元々想定してた事だろう?もう返答用の文も作成してあるしな。」
「……そうでしたね。忙し過ぎて忘れてました。」
「あはは。とりあえず、ゆっくり休んでくれ。何かあったらまた後で対応しよう。じゃあ、お休み!俺も寝る。」
ここまで読んでくださりありがとうございます!
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次の更新日は3月21日頃になります。時間は未定です。




