最上位種族ならできるんですか?
こんな物語あったらいいなと思って、小説を書き始めました。
趣味全開のご都合主義で進みますので、温かく見守って頂けると幸いです。
誤字脱字等ありましたら、ご報告よろしくお願いします。
〈コホン。では失礼致します。まずはシューラス殿の職業名を明記しましょう。…はい、これで本人も見れるようになったと思います。〉
まるでトリップモードだったのを忘れさせるかのようにいつも通り説明を開始したフィーをなんとも言えずに見る。きっとみんな同じ考えだと思うけど、指摘しにくいよね。
「あの、フィー?」
〈はい、なんでしょうか?〉
「いや、大丈夫?さっきまで…」
〈はい!大丈夫デゴザイマス。私はずっといつも通りでした。〉
〈否、興奮状態だった。〉
〈ルシェ!しー!です!〉
「ま、まぁ、大丈夫なら良かった。あ、シューラスさん、ごめんね?職業名、見えるようになったんだよね?」
「あ、ああ、大丈夫だ。えっと、エイアン?であってるのか分からないが…見えてはいる。」
「あってるよ。固有職業〘影闇〙、シューラスさんの行動や経験によって習得したスキルを最適化、そして統合する、そんな職業だよ。元の〘闇に潜む者〙とそんなに変わんないかな?」
「いやいや!全然違うが?勝手に最適化、統合する何て聞いた事ないし。」
え、そんなもんだと思ってた。だって気がついたらステータスに色々追加されてるし?
〈レーナ様、普通はそんな事ありませんから。〉
「え、私、また顔に出てた?」
〈はい、大変わかり易うございました。〉
どうやら私は表情筋ゆるゆるらしい。まあ、今まで人付き合いは無いに等しいし、あったとしても両親だけで基本的には声だけの交流だったからなぁ〜。この体質のせいで。こればっかりは仕方ないよね。
いや、私の事より、話が脇道にそれ過ぎてる気がする…。なんて考えていると
〈おっと、私としたことが失礼致しました。話を本筋に戻しましょう。種族名と職業名を秘匿出来るのか、ということで間違いないですよね?〉
「うん、それで間違いないよ。」
〈結論から言うと、出来ます。ただ、条件さえ合えばになりますが…〉
「その条件って何か教えて貰えるの?」
ええ、もちろんです。レーナ様に秘匿することなどございませんから、と言って説明してくれた。
条件その1、最上位種族である事。
条件その2、進化の儀式にどれだけの深度で関わったか。ただし、特例や例外もある。
ということらしい。今回はルー中心にフィーも深めに関わり、さらに双子という特殊な状態だった為、フィーも干渉出来たんだとか。
まあ、単にそうやった方が演出的にも面白そうだったからそうしただけみたいだけどね?
「そういう事だったんだ。ん?ってことは、私も出来るの!?」
〈もちろんです。ただ、レーナ様は儀式の方法をご存知ないので現在は無理ですが。〉
「まじかよ。」
「いや、いやいや、知らなくていいかな!面倒な事になりそうだからね。」
「それが賢明な判断にゃ。」
〈そうねぇ。ところで、ミーは久しぶりに話に入ってきたけどぉ、何か言いたい事があるんじゃなぁい?〉
「良く聞いてくれたにゃ!」
やったと気づいてくれたにゃ!と言わんばかりのリアクションに私は苦笑いをする。小人状態で私の肩に乗って来たのは気づいていたけどね?その状態で、他の人に気づけってのに無理がある気がするよ。
気配に敏感な方たちばっかりだから、シューラスさんとラフィネさん以外は気づいていたけど。
「レーナはメールを見るのにゃ!さっきから運営より催促がミーに来てうるさいのにゃ…。今はお話中だから邪魔しにゃいようにしてるのににゃ…」
「ご、ごめんね?さっきステータス開いた時に何か光ってるな〜とは思ってたんだけど、別の事に気を取られてて後回しにしちゃったよ。」
「それはそこの確信犯のせいだから仕方ないのにゃ。」
〈何か言いましたか?確信犯とは失礼な。〉
「き、聞こえてたにゃ…。いや、今はそんな事より早く見るにゃ!」
「わ、わかった。ラフィネさんとシューラスさん、そういう事だから、話の途中だったけどメール確認させてもらうね?」
「構わない。」
「うん、平気。」
「ありがとう!」
2人とも優しいなぁーって思いつつ、ステータスウィンドウを開いて点滅しているメール欄を見る。
するとそこにはそんなのあり?という内容が書かれていた。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
次の更新は3月3日頃を予定しています。




