固有職業(ユニークジョブ)ってなんですか?
「さてにゃ。お待ちかねの職業選択にゃー!第2までもう決めたかにゃ?」
「もちろんだよ!」
「一応、確認するけど、基本種族は把握してるかにゃ?」
「βテスト版なら把握してるけど、何か変わったの?」
「基本種族は獣人の種類が増えて、生産職に関してはリアルにある職業で、世界観が崩れない職業であれば、基本的になんでもなれるようになったにゃ。全部聞くかにゃ?すぐには語りつくせないくらいあるんだにゃ。」
私は即、首を横に振った。
だってさ、あまり興味がないことを聞いてもつまらないだけだし。こういう事はスルーに限るよね!うんうん。
ミーも分かっていたようで、一応確認だけしたみたい。
段々、私のこと、分かってきたかな?はっ!もしかしてだけど…私の性格もプログラムしてあるとか…?!
「プログラムされてないにゃ。」
…え?!今、口に出してた?いや、出してないよね?もしかして、ミーはエスパー…
「エスパーでもないにゃ。レーナは思ったこと全部顔に出るタイプにゃ。それと、さっきまでの態度と全然違うから、気になること以外は興味もないってことは分かったにゃ~。」
さすが、学習型管理AIは違うね!態度や顔色で分かるようになるなんて、すごいなぁ〜。
「それほどでもないにゃ〜。おっと、話が逸れたにゃ。第1職業から聞こうかにゃ。」
「第1職業はテイマー、第2職業はサモナーだよ!」
「にゃ?テイマーとサモナー両方にゃ?どっちかを選ぶだろうと予想はしてたにゃ。まさか、両方選ぶのは予想外にゃ…本当にそれでいいにゃ?」
「どっちかなんて選べないし、両方選んじゃダメなんて書いてなかったから、いけるんじゃないかと思ったけど……選べない訳ではないんだよね?」
「それはもちろんにゃ。色々な職業を選択できるのがこのゲームの売りにゃ。ただ、自分で攻撃できる職業がないとちょっとだけ大変なだけにゃ。レーナが大丈夫そうなら登録作業に進むにゃ。」
コクコクと首を縦に振る。
私は魔法が使いたい訳じゃなく、かわいいもの全て愛でたくて始めたんだもん。
「分かったにゃ。じゃあ、サクッと進めるにゃね。〔職業登録に進みます。第1職業・テイマー、第2職業・サモナー、…確認しました。条件を満たしたため、固有職業〘テモンマスター〙に変化しました。ステータスに反映します。以上で登録作業を終わります。〕」
???
また何か聞いたことない単語があったような…
固有職業はいいとして、〘テモンマスター〙って何かな?!
ミーが何か知っているかもと思い、ミーを見てみる。
…これは呆れた表情ですね。なんかすみません、固有職業とか目立つから望んでなかったんですがね。このままじゃゲーム出来ないし、話しかけるしかないかあ。
「ミーさん、〘テモンマスター〙ってなんですかねぇ?」
「おっと、危ないにゃ。予想外の事続きで現実逃避しかけてたニャー。あ、〘テモンマスター〙の説明だったにゃ。簡単に言うと、テイマーとサモナーのいいとこどりをした複合職にゃ。ステータスの職業スキルを見てもらえれば分かると思うにゃ。」
ほうほう。いいところどりは嬉しい。
あ、ステータス見てみよう!
<ステータス>
名前:〘レーナ〙
種族:特殊種族〘神人〙
職業:固有職業〘テモンマスター〙
HP:500/500 MP:上限なし
【スキル】
種族スキル:『神眼』『真贋判定』『空中飛行』『以心伝心』『ステータス偽装』
職業スキル:『テイム』『召喚』『帰還』『念話』『言語マスター(パッシブ)』『好感度アップ(パッシブ)』
【称号】
『創造神の加護』•••「両親から聞いてるよ!楽しんでね!」
『創世神の祝福』
おわっ!びっくりした…思考するだけで出てくるのね!
え、なんか称号のところに一言増えてる…「両親から聞いてるよ!楽しんでね!」って何?!
いや、それよりもまずは職業スキルの確認だよね!うん。
えっと、他にどんなスキルがあるか知らないけど、普通だよね?
「なにか分からないことがあるにゃ?」
「あ、ミー、来て来て。多分、普通のスキルしかないよね?見てもらった方が早いかも?」
「本当だったら他人にステータスを見せるのは良くないんだにゃ。見せるにしても、特別親しい人に見せるだけなんだにゃ。でも、今回はお言葉に甘えて見させてもらうにゃ。スキルの説明をしないといけないしにゃ~」




