出会い
「・・・」
この子がホームルームの前まで寝ていると、近づく人ががいました。
「えーと、空は、いつもどおりか。起こしたくないけど、んーしかたがないかなー」
と、その女の子が悩んでいるとき、一人の子が話しかけてきました。
「おはようございます。煉芸さん。 國君はいつもどおりでしたか。」
煉芸「おはよー、瑠羅ちゃん。 そうなんだよ、そして悩んでたところだったんだよー。」
瑠羅「煉芸さん、学校では爛萄と呼んでくださいと言ってくださいと言ってるでしょう。」
と二人が話していると、
國「ん、ふわぁ、んーと煉芸さん、爛萄さんおはようございます。 二人ともどうしたのですか?」
寝ていた子が起きてしました。
煉芸「あ、起きたんだ空 おはよう。」
爛萄「おはようございます、國君。 えっとですね、もう時間が少ないので、昼休みに昼ごはん食べてから話しませんか三人で?」
國「いいですよ。」
煉芸「じゃあ空 また後でー」
爛萄「では、また後程」
そう言って二人は自分の席に戻っていきました。
そして、昼 屋上で
國「ところでどうしたのですか?二人と話すのが久しぶりだったので驚いてしまいました。」
煉芸「それは空が関わらなくなっちゃったのもあるよー。私たちは話したかったんだけどね。」
爛萄「煉芸さんそれは違うよ、私たちが積極的に話に行かなかったのもありますよ。
えっとですね。
話しかけたのは、私たちがゲームしていたのは知っていますか?」
國「んーと、確かliberal selection online っていうゲームだったかな?よく覚えていませんごめんなさい。」
煉芸「そーそーそのゲームであってるよ。より詳しく言えば、liberal selection online 略してLSO
のβ版なんだけどねー。実は空 昔の影響であまり人と関わらなくなったり集中して何かすることがなくなったからね。また昔みたいに集中して遊べるゲーム見つけたから一緒に遊ばないかなって誘いに来たの。」
爛萄「そうなんですよ國君って景色眺めるのも好きだったので、どうかな?と思ったんです。今週の土曜日から正式版が始まるのでいい機会だと思ったのです。」
國「でも、それって確か最新のVRMMOだったはずなので、お金がなくて買えないです。」
煉芸「そういうと思ったよ。でも大丈夫だよ。私たちβの時いい実績を残したので、自分のソフトと機械以外に何か別のもらえることになったのだから空にやってもらおうって思ったんだ。」
國「余計にもらえないよ、だってほかにも特典があったはずです。わざわざ僕のために使うなんて考えなおしたほうがいいです。」
爛萄「でもすでに選んでしまっているのでだめですね。でも後悔はしていませんよ。なぜなら國君に私たちの好きな世界を知ってもらいたいからなのです。後は、昔の國君に少しずつでもいいから戻ってほしいのもあるかな。」
煉芸「でも、自分勝手だったかな。」
國「そんなことないよ。そこまで考えてくれてありがとう。うれしいです。」
煉芸「じゃあもらってくれるの?」
國「うん。二人の好きな世界を見たくなったのと、私自身も直したいと考えていたからちょうどいい機会かなっておもいました。 すぐに、よくなるかはわかりませんががんばりたいとおもいます。」
煉芸「やったー」
爛萄「よかったです。 じゃあ、放課後私達のシェアハウスによってから國君の家に行ってもいいですか?いろいろと説明をしたいので、できれば三人で?」
國「むしろ説明をお願いしたかったからちょうどよかったです。 一人暮らしなので大丈夫です。」
煉芸「じゃあ、もうすぐ昼休みも終わるのでまた放課後だね。」
爛萄「そうですね。そろそろ戻らないといけないですね。」
國「では、また放課後です。」
そして、放課後 國の家では三人が集まっていました。
國「これがソフトと機械ですか。 パッケージの絵きれいですね。これってゲームの景色かな?機械はおもいものではなかったんですね。」
煉芸「やっぱりそう思ったんだ。私もるーちゃんに誘われて買うまで思いとおもってたんだー。」
爛萄「まあ実物を見ないとわからないものは多いですからね。 景色のことを空君ならやっぱりそういうと思っていました。確かにそれはあの世界の景色です。」
國「やっぱりそうだったんですね。二人が好きになるのも理解できます。」
煉芸「じゃあ明日の朝10時から始まるからそれまでに設定しとかないとね。」
爛萄「大事なのはと言えば、自分のアバターを作るときはあまりいじりすぎないほうがいいですよ。なぜなら、かんかくがずれることがありますので。たいへんなら機械を設定するときに自分の設定を入力するのでそのままを参考にしたらいいと思います。後は、名前は本名をそのままではいけないことだけでしょう。では設定しましょう。」
國「うん、手伝ってくれてありがとう。 じゃあこの後は名前を決めておけばいいのかな?」
煉芸「基本はそれでいいよー。後は明日って朝から入るかな?入るなら私たちで案内しよかなとか考えてたんだけど。」
國「ありがたいけど、ベータでの約束あるならそちらを優先してくださいね。」
爛萄「それは特に大丈夫ですね。昼からですので。」
國「じゃあお願いします。」
煉芸「では今日はこれで解散かな。」
爛萄「そうですね。では、空君は明日はいるときに悩まないためにスキルとかの構成を考えといてくださいね。ネットとかで、βのときのスキルを参考に考えるのが便利です。」
國「うん。参考にします。 では明日の10時にゲームででいいのかな?」
煉芸「それでいいよー名前も教えてもらってるから探しやすいと思うから。ではまたねー。」
爛萄「ではまた明日でです。」
と二人は帰っていった。
そしてそのあと数時間調べたりいろいろした後で、楽しみので会ったのだろう。
速く就寝していました。