弓
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【ねえシャル。あなたから呼ぶなんて珍しいけどどうしたの?】
【それは~。あなたにね今日か明日、明後日くらいに紹介しようと思う子がいるから事前にどんな子か知っておいてほしいから呼んだの~。たぶんあなたも気に入ると思うの~。】
【そうだね。土日は自由に行動したいから。後は、予定もないし大丈夫。どんな子か教えて。】
【とりあえず、魔法系スキルの基礎がそろい、生産系は木工以外覚えているの。そして、生産系は集中したら完成するまで止まらない子で戦闘と生産系共通するのは昇華させるのが上手ってことだね。】
【それは楽しみだね。もし来るなら。かりんの精霊を連絡役として飛ばしてくれない?】
【わかった~。】
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【んんー。どんな子が来てくれるのだろう。今日かな?明日かな?楽しみ。】
【ん?なるほどもうすぐね。】
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【ディエ、お待たせ。レイヴン君を連れてきたよ~。】
【待ってないよ。そちらの子がレイヴンって子?初めましてディエっていうの。生産は木工、武器は弓を扱うわ、よろしくね。】
「初めまして、レイヴンと言います。生産は木工以外、武器は短剣と刀を基本で魔法は基礎すべてと糸を扱っています。あとは、一応弓を扱ってみようと思っています。」
【よろしくね。あと、弓は一応ってどういうこと?】
「それは、弓を先ほど作ったばかりでどのくらいうまくいっているかがわからないからです。」
【なるほど、シャルルが連れてきたのは弓を見せるためと木工を教えるためでいいのかな?】
【そうだよ~。弓ならディエがわかるかなって思ってあとは木工もそうだね~。レイヴン君は生産をすべて習いたいって言っていてね。教える技術はまだすべてを教え終わっていないけど弓を作っていたって言っていたから。先に連れてきたんだ~。】
【なるほど、レイヴン弓を見せてくれる?】
「わかりました。そこの机の上に置かせていただきます。」
よいしょっと
【なるほど、これはすごそうね。試し打ちはしてないんだったよね。庭に出て試し打ちをしてみましょうか。長弓は後で外に行って試し打ちをしてみよね。】
【これは確かに凄そうね。灰色の糸には基礎すべての魔力をいれているのね。これってもしかして同時にいろいろなことをしながら扱うの~?】
「はい、様々な糸を使いながら弓の魔力を使いながら戦おうと思っています。」
【なるほど、いろいろ考えているのね。確かにシャルルが言っていた通り面白い子だね。それでは外に行きましょう。】
「わかりました。」
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【確認だけど、弓って扱ったことあるの?】
「いえ、ないです。」
【なら軽く構えと放ち方を教えるね。 弓を持った後、足は肩幅に開いて足は的が真ん中になるように立ち、弓は握りすぎないように持って矢はあごのところまで引いて放つというやり方です。もしわからなかったらもう一回教えるからね。】
「わかりやすかったです。ありがとうございます。」
【では、ここは町の端の家で門のすぐそばに庭があるから。ちょっとぐらい壊れても安心なので遠慮なしで撃ってみてください。】
とりあえず教えてもらった感じに立ってみます。そのあとは
「エンチャントアジリティ、アタック、デックス、インテリジェンス、糸を灰色のをだして、イメージは的のど真ん中をイメージして糸が分裂して刺さる?・貫く?穿つ?ような感じであごのところまで糸を引いて放つ。」
完全に離れる前にスピン発動
わーたくさん回ってる。ずごーん
煙が明けるとそこには真ん中に穴の開いた的だけが残っていた。
ちゃん
《条件を満たしたのでスキル弓(短弓)、ロック、分裂を取得可能です。NPCの協力によりスキル消費SP0です》取得します。
「やりすぎました。」
【大丈夫よ。あと、これいろいろ使えるようになったらもっと扱いやすくなるわ。】
【糸、結構使いこなせてるね~。教えたかいがあった。レイヴン君もしかして長弓の時、糸を武器にして放つの?】
「よくわかりましたね。一応遠距離から魔法スキルを使いながら槍の形状に変えた糸を放とうと考えています。」
【なるほどね~。ほんといろいろ考えてるんだね~。】
【では、どのくらい遠くから飛ばすことができるか試してみようね。そういえば、前にベルクの近くにゲートを開いてたんだったよね。そこから大体1mではさっきと同じくらいだから1万ぐらい試してみようね。】
「はい、わかりました。一万結構な距離だけど頑張ってみます。」
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【よしついたね。ではユニついてきて一万ぐらいについたらヴェリだったかな?レイヴンの精霊の名前はその子に連絡をお願いね?あと500メートルずつに配置してどのくらい届くか見るために他の精霊も借りていいかな?もちろん帰りに回収しながらここに戻ってくるから。】
「こちらこそお願いします。ではみんな出ておいで。」
〘はーい。〙
「みんなディエさんついて500メートルずつに待機してほしいの。弓がどこまで届くか図るために協力してくれる?」
〘わかった。〙
「ディエさん準備できました。お願いします。」
【では、行ってくるので連絡したらさっきと同じやり方で力はさっきより強い力で引いてみてね。もし二回打つなら精霊に連絡してね。】
「わかりました。お願いします。」
~
〘連絡来たよー〙
「ヴェリありがとうね。」
先ほどと同じように立ち方をします。
「エンチャントアジリティ、アタック、デックス、インテリジェンス、今度は鷹の目とこの前とっておいた千里眼でディエさんの足元を見ながら強く引っ張って放つ!」
ひゅん!
ちゃん
《条件を満たしたのでスキル弓(長弓)を取得可能です。NPCの協力によりスキル消費SP0です》
取得します。
〘今から戻るって言ってるよ〙
「わかった」
【きれいに飛んで行ったね~。それとなんで槍を使わなかったの~?】
「それはですね。飛距離だけと言っていたので槍ならスキルで加速度と回転力を上げるのでもしやるなら地下のほうがいいかなと思ったからです。」
【確かに、短弓であの威力だもんね~。そのほうがいいかもけどやるときはディエを呼ぶんだよ。】
「わかりました。」
〘ただいまー。〙
「おかえりなさい。ディエさんお疲れ様です。どうでしたか?」
【素晴らしかったよ、とても速くて撃ち落とすのが大変だったよ。今度さっき言ってた槍だったかな?で試すときはぜひ呼んでね。】
「今度は私のホーム?みたいなところでやろうと思っていますのでその時呼ばせていただきます。」
【では戻りましょう】
「ヴェリゲートお願い」
〘わかったー。〙
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【戻ってきたけど、時間が遅いからまた明日にしようね。】
【うんそのほうがいいよ~。】
「わかりました。」
【レイヴンは明日どのくらいの時間から来れるのかな?】
「早めに来ることはできるのですが。周りに音が響いてはいけないと思いますので。8時ぐらいは行けますか?」
【私は行けるよ。】
【私も~。】
「では、行くときにヴェリに連絡してもらってからゲートで移動してもよろしいでしょうか?」
【わかった。連絡待ってるね。】
【じゃあ明日は木工ってことだね。もし時間が余ればMPポーションも作ろうね~。】
「はい、その時はよろしくお願いします。あ、シャルお姉ちゃん糸玉なんだけどね。また余っているんだけどどうすればいいのでしょうか?」
【受け取るのもいいけどね。よし明日みんな集めて相談もしましょう。木工している間にみんな集めるからね。】
【私はいいよ。】
「そんな悪いですよこんなことのために集まってもらっては時間がもったいないですよ。」
【そんなことないよ。あの糸はいろんなことに使えるし安く売るほうが問題になりやすいからね。】
【確かにね。糸って確か使えるのってシャルとレイヴンだけだったら危ないことになるよ確実にだから遠慮はしなくていいよ。それにね。みんなは君に会うのも楽しみにしていると思うので時間がもったいないことは絶対ないよだって今日初めて会っただけの私が楽しみにしてるのよ?これまでにあっている子なんかは楽しみになっていると思おうの。】
「わかりました。私も皆様に会えるのは楽しみですので遠慮はしないことにします。」
【それでよろしい。ではまた明日ね。】
【また明日~。】
「はいまた明日です。ヴェリゲートお願い。」
〘はーい〙
「お疲れさまでした。」
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今日も褒められてうれしかったな。
今日はもうなんだか疲れたので落ちることにしましょう。
「ではみんなまたね。帰還。」
〘はーい〙
「ログアウト」




