プロローグ2
これは、あるゲームのβ版最終日のことでした。
「やっぱり、あの子にはあの頃のあかるさをとりもどしてほしいよね。どう思う?るーちゃん?」
「そーですね。 あのこには笑っていてほしいですね。琴さん」
このどこかの家で、話している二人は何やら相談をしているようでした。
るーちゃん「ところで、このゲームはあの子にピッタリだと思いませんか?景色もきれいで、冒険だったり、生産できるところとか?あの子昔から集中したらなんでもうまくできていましたし。」
琴「やっぱりそう思う? じゃあさー 私たちが誘ってみない?」
るーちゃん「いいと思います。私たちの好きなこの世界をあの子に感じてもらいたいです。
そして、ゆくゆくは元の性格に戻していけるようにしたいです。」
琴「ゲーム機材は、ベータでいい実績残した褒美で私がもらうとすると、ソフトはるーちゃんでもいいかな?」
るーちゃん「もちろんいいですよ。むしろ私が言おうと思っていたことを先に言われてしまったから驚きました。」
琴「じゃあ、明日学校があるので昼休みにあの子にはなすことにしよっか?」
るーちゃん「いいですね、そうしましょう。では先に上がらせてもらいますね。」
そういってその子はログアウトしていきました。
琴「やっぱり空には笑顔でいてもらいたいなー。そのためにもがんばらなくちゃね。」
そう言ってもう一人の子もログアウトしていったのでありました。
彼女たちはもう一人の人とこれからどのようなふにかかわっていくのであろうか。