設定資料
鬼頭火山についての設定資料です。
興味のない方は読み飛ばしても大丈夫ですw
鬼頭火山周辺のの師弟関係について
大師 鬼頭信玄
宮澤睦、鬼頭火山、鬼頭風林、斉藤征二などを輩出した師弟関係の頂点にあり、昭和初期の文豪として高名な作家。
小説と評論を得意とし、作品数は少ないものの、殆どの作品が高評価を得ている。
鬼頭火山と鬼頭風林は彼の名である「鬼頭」を受け継いでいる。
本人は師弟関係を後代に継承しようとは考えておらず、弟子である宮澤がさらに数人の弟子をとったことで結果的に三代の師弟関係が成立した。
既に他界したと思われる。
⇅
⇅ 師弟
⇅
師 宮澤睦
第二の暗号が隠されていた書籍『キリストの哲学』の著者。
現在68歳のベテラン哲学者でありながら評論家でもあり、キリスト教の専門家でもある。5年前、そのキリスト教への精通の高度さから、あるネットユーザーが『キリストJapan』と有名掲示板にて打ち込んだのがきっかけで、一躍、時の人となる。
推理小説の金字塔と称された鬼頭火山の最高傑作『鍵穴』の解説をつとめた人物であり、鬼頭火山の師でもある。
弟子を数人育成し、後に以下の三名が著名な作家となる。
⇅
⇅師弟
⇅
①鬼頭火山
本名、神崎冬也。推理小説家として二十六歳でデビューしてから十六作の作品を世に放ち、平成二十年に発売された『鍵穴』は推理小説の金字塔とも称された。平成二十一年の冬で四十九歳になる。
大師である鬼頭信玄の名を引き継ぎ、大作家となる。弟子の中で唯一宮澤睦との師弟関係を公表している。
ちなみに、「鬼頭火山」というペンネームは本名「神崎冬也」をアルファベット表記にした「KANZAKITOUYA」から「YA」を削除したもののアナグラムにもなっている。
「YA」は「25と1」を表し、足した「26」は鬼頭火山のデビュー年齢でもある。
覆面作家「PlusYA」の名義でとして『ハムレットに快楽を、ドンキホーテに恐怖を』を執筆している。
平成二十一年に自殺したとされる。
⇅
⇅兄弟弟子
⇅
②鬼頭風林
ジャーナリスト作家、評論家。国際テロリズムに通じ、多くの著作で国民から信頼を得ている。
外国を渡り歩き、取材をし、執筆の際には帰国するというスタイルを持っている。
職業柄か、鬼頭火山および宮澤睦との関係性は世間には公表されていない。
鬼頭火山の死亡報道後、連絡が取れなくなり鬼頭火山と王里神会に関する事件に関わっていたか否かは不明。
ロシアにて、テロ組織とそのパトロンに関しての取材をしている最中、ロシアが中性子爆弾を保有しており、それが何者かによって盗まれたということを知る。それが起因となってか、何者かによって殺害されたとされ、師である宮澤へメッセージを残す。
メッセージの内容はmicroSDカードに記録されており、その内容は以下の通り。
①ロシアが退役させたはずの中性子爆弾を保有していた。
②中性子爆弾が何者かによって奪取された。
③それらの一件に関して、日本の新興宗教団体が関与している可能性がある。
⇅
⇅兄弟弟子
⇅
③斎藤征二
国内で著名な小説家。
大衆小説全般を得意としており、鬼頭火山と違いジャンルは一定していない。
宮澤睦の弟子であるが公表はしていない。
NEW GENERATION NET主催の文学賞の選考委員として選抜された鬼頭火山が自殺した(と報道された)為、彼の代わりに選考委員を務めることとなる。
そのことから、鬼頭や宮澤とは私的な交友があったと思われる。
鬼頭火山の死亡報道後、鬼頭風林を除く他の兄弟弟子と同様、宮澤により鬼頭火山が存命である可能性があることや王里神会が関わる事件等について何か知っているか確認がなされ、一件に関わりがないであろうことが判明している。
鬼頭火山の作品一覧
1.鬼頭火山
鬼頭火山のデビュー作
作者と同名の主人公が登場する作品
2.楽園
後に鬼頭火山の代表作とされるヒット作
師である宮澤睦が制作に関わったとして話題になる
3.人形
4.蝶
古典トリックをアレンジした新トリックが話題となる
祭の描写が鬼頭火山の住む地域の夏祭りをモチーフにされたとされる
5.千国
6.知恵の実
後に代表作とされるヒット作
師である宮澤睦が作品制作に関わったとして話題となる
7.鬼斬祭
後に代表作とされるヒット作
ある村に伝わる「鬼斬」と呼ばれる伝説を巡り事件が起きる
映画化される
宮澤の師である鬼頭信玄の作品『鬼斬』の舞台となった村で再び事件が起きるという設定であり、『鬼斬』をリスペクトした作品であると鬼頭が語り、鬼頭周辺の師弟関係が広く知れ渡る。
8.永遠の女
9.月明
10.地底湖
ある屋敷の地下に隠された秘密を巡り事件が起きる
11.氷の街
12.Prelude
13.滅びの惨禍
鬼頭火山作品唯一のサスペンス
テロによる仮想国家の崩壊を描く
テロリズムに関する専門家鬼頭風林との関係性が噂される
14.扉
15.糸
16.鍵穴
推理小説の金字塔と称され、鬼頭火山作品で最も有名なヒット作
映画化・ドラマ化が決定される
師、宮澤睦が解説を書いたことで話題となる
17.ハムレットに快楽を、ドンキホーテに恐怖を(鬼頭火山名義ではなく「PlusYA」名義、なお両者が同一人物であることは公表されていない)
鬼頭火山が覆面作家「PlusYA」として執筆し、一般には鬼頭火山の作品とは知られていない書籍
映画化が決定している
ハムレット思考型の探偵と、ドン・キホーテ思考型の探偵が、難事件の解決に挑む作品