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私はどうも未来を思い描けない。

中学の時はみんなが高校へ進むから。あと、働く事に疑問を持っていたから、まぁ、理由はあるけど。

だから、まぁまぁ、勉強してまぁまぁな学校へ入りはした。


この時から気持ち悪さはあった。

嘘をついて、仮面を被ってと、ここらが限界だった。


クラスの中でコミュニティが形成されるのを見ながらも、馴染めないと思った。


声を掛けてくれた人達の顔は覚えてない。

見てもいなかったと思う。


それから、週に一回どっかしらの授業をサボる様になった。


学校にはもう殆ど使われてない旧校舎がある。

なんでも生徒を増やしすぎた年があったらしく、その時に解放してそのままらしい。いまではほぼ部活棟として使われてる。


サボり始めたのは、女の子の日の時だった。

それまでは常識がまとわりついて学校の歯車だった。

別に悪い事とは思ってない。凡人はいつかそうなるものだから。


保健室へ行って、寝て、しばらくしたら戻れと言われた。正直まだ辛くって、教室にも戻りずらかった。


だから逃げた。

この場合は選んだと思ってる。


ここの言葉選びに意味は無いけれど、何となくそっちの方がカッコイイ。

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