表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/65

13



その後、真面目に残りの授業を受け、普通に放課後を迎えた。

さっきはああ言ったけど、面倒くさくなってさっさと帰ろうとしたら、お見通しだったのか委員長はダッシュで私の席に来て「逃げようとしたでしょ、逃がさないよ」と自転車の鍵やら家の鍵も入っているバックを取り上げられたので、渋々。そう、渋々したがって図書館へ向かった。


誰かと行動を共にするのは中学以来な気がしてむず痒く感じた。


「よし、じゃー片しちゃおっか」


わざわざ奥のテーブルを選んでテキパキと準備を整える。


「ん」


手を差し出し、鞄を要求したのに委員長はとぼけて犬のお手宜しく手を置いてきた。


「いや、違うから。お手って意味じゃないでしょ」

「えぇ〜?ワンワーン」

「首輪つけてやろうか」

「それが趣味ならどうぞ?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ