〜第8話〜 厄災神
投稿遅くなりすみません
〜第8話〜 厄災神
「で、なんでそんなことが言い切れる?」
サルテは怪しげな彼女を睨みつける
「この水晶はあなたが今1番知りたい情報を見せます。それは私にも見えます。」
彼女はノイズのかかった声で言う。しかしなぜか女性だとわかる。
「そんな情報誰が信じる?顔も見えない奴の言葉をw笑えるぜw」
サルテは手のひらをくるくる回し「帰れ」とアピールする。
「では、私の顔が知ったら良いのですか?」
「多少は信じてやるよ。まぁ半信半疑だがな。」
サルテがそう言うと彼女はローブを脱ぐ。すると中からツノの生えた金髪青目の少女が出てきた。
「私はファインドと言います。あなたには『厄災神ファインド』と言った方がわかりやすいですかね?」
「…⁉︎」
サルテはその場で一瞬フリーズする。
「へぇ…『厄災神ファインド』か…元は『天災神ファインド』。天気、災害を操る神…」
サルテは不敵な笑みを浮かべる。
「私は次期魔王になります。そのためには魔王の血を引く者を倒し、新たなる魔王になる必要がある。悪い話じゃないでしょう?あなたは忌々しい勇者を倒せる。私は次期魔王として君臨する。どうですか?私と組みませんか?」
彼女の瞳はより一層青くなった
金髪青目は作者の性癖ですw