表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/8

〜第4章〜 偽物

今回ヘルトたちはあまり出てきません。

〜第4章〜 偽物


 「へぇ…ヘルトがまたパーティーを組んだのか…」

「そうみたいですよ。サルテさん」


2人が大きな屋敷の中で話していた。


 「まぁヘタレ勇者ですから。サルテさんの方が勇者に向いていますよ。」


髪が銀色の彼はメガネのブリッジを持ち上げる。どうやら執事のようだ。


 「で。例の件は。」

「無事。悪魔を討伐いたしました。」

「そうか。それは良かった。この仕事もいいものだな。」

「ヘルトさんをパーティーから追放してよかったですね。」

「その通りだな。」


 もう1人の男がワイングラスの中のワインをくるくると回す。


「あと魔導師が増えたらしいな。所詮は呪い持ち。アスタロトに育てられたらしいが…飛んだ的外れだったな。そもそもアスタロトなんているのか?」

「サルテさん。正確にはアスタロトに似た魔族に育てられたのですよ。」

「あぁ。そうだったな。」


 すると外からの誰かがノックした。


「ヘルト様。依頼者が来ました。」

「はいよ。」


下っ端がそう言うと隣にいた執事が扉を開ける。


 「勇者さまお助けください。街にモンスターが…しかも悪魔がいるんです!」

「勇者さまお力を!」


勇者はニタリと笑う


「あぁ。この勇者ヘルトに任せろ!」


その顔は驚くほどヘルトに似ていた。

アスタロトは竜にまたがり右手に蛇を持つ天使らしいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ