26/76
虚無
この回は内容が暗いです。
あたしは空っぽの心を抱えていた。
今も寒い風が胸に吹きすさぶようで。
誰かが声をかけてくれるとマシにはなる。
けどそれだけだ。
また、その誰かが離れると同じになってしまう。
心が叫ぶ。
どうしてあたしばっかりと。
どうしてこんな目にあわないといけないの?
あたしが何をした?
そう口にも出したくなる。
こういうのを虚無と言うのだろうか。
虚しくなる。
何をしていても意味はあるのか。
そう考えてしまうあたしがいた。
気づいてほしいのか。
気づいてほしくないのか。
どちらともつかないままであたしはその場に立ち尽くしていた。




