まおホス! の主人公について
さて、一話目で「主人公には成長が必要」と偉そうに言った私だが、実は主人公のニーナ、現在195話でもほとんど成長していないのである。ただただ魔王様に振り回されっぱなしである。
だって今日やっと気付いたんだもん。テヘ。
なんとな~く、ぼんやりと「主人公のサクセススト-リー」が必要な事は分かっていた。でも意識して書いてはいなかった。
195話で衝撃の事実!
物語のラストが決まっているから油断していた。
「そういえばニーナの成長書きたいな~……あれ? 今まで書いてなくね? なんで? ヤベェ!」
そして今に至る。
でも無意識ではあるがかすかにちょびっとずつニーナの成長は描写していたので、まだなんとかなると、今から「軌道修正」ではなく「肉付け」していく事に決めた。
ぶっちゃけ、今書きあがっている四章まではホストクラブの話メインなので読者が求めていたのは「ホストクラブの成長」だったのだ。
だから今書いている五章からニーナパートに入っていくのでこれでいいのだ、うん。と自分を慰めている。慰めるしかない。
話は変わって、小説大賞の話をする。
私は今までいくつか小説大賞に応募した。その際ふと思ったことを書き記しておく。
社会人が妄想するチートと言えば「経営者目線で語る」である。
なのでご多分にもれず私は受賞作選考者気取りで自分の作品を評価してみた。
「編集長! まおホス! 面白いので選考進めましょう!」
こんなロールプレイを脳内でしていたのである。恥ずかしい。
でも私は、こんな妄想誰に言うでもないのでもっともっと膨らませてみた。
んで気付いた。
書籍化するなら編集とやり取りがある。つまり人付き合いだ。
編集者はどんな「作者」と取引したいか。
社会人としてまともに話が出来て、仕事が速くて、レスポンスも速くて、出版社が慈善事業ではなく営利企業であることを認識している人。
私が勝手に想像したのはこんな人である。私が仕事をする際、相手先として好む人間像でもある。
これは私がちょっと大人ぶった自己満足するための私見で独り言であるので気にしないでいただきたい。
大賞に応募しているなら書籍化したいのか?
上手く表現できない。小心者の私は現状の幸せを大切に噛み締めている。
おしまい。
P.S. 「まおホス!」更新を楽しみにして頂き応援してくださる素敵な読者さんがいてくださることに最大級の感謝を。