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何が書けるんだろうシリーズ

短編 北極星・美術館・着信

作者: 間開

読み直してみるとあまり面白くないんだけれど、十万文字までの足しになるかな程度。


北極星・美術館・着信

を使ってなにか制作します。


ランダムテーマジェネレータ:http://therianthrope.lv9.org/dai_gene/

 雲ひとつ無い星空を見上げる。今日は待ちわびたデートの日。一週間ぶりではあるけれど、それ以上の日数が経っているようにも感じた。窓を開けて雨が降る気配が無いことを確認すると、僕は玄関から飛び出して彼女の元へと急いだ。お待たせしては悪いから。彼女へと思いを馳せる。北極星の見えるこの時間帯が好きだ。

 

 丁度塾の終わる時間だったようで、学友と話し込んでいるのが遠くからでも見える。会話の邪魔にならない程度に近づいてみる。やっぱり今日も可愛い、と心の中でシャッターを切る。どうやら別れの挨拶をしてこっちへ向かってくるようだ。おーい。

 

 今日は機嫌が悪いのか、話しかけてもこっちを見てくれない。どうやってご機嫌を取ろうか迷っていたが、気の所為だったのかもしれない。ようやくこちらへと笑顔を見せてくれた。

 いくつか当たり障りのない話題を振ってみるも、どうやら興味がない話題だったらしい。すかさず勉強し始めた星座の話に切り替えると、星空を見上げ「おおくまざ!」と耳が痛くなるほどの声量で叫ぶ彼女。残念ながらそれは恐らくこぐま座だよとツッコミを入れると、彼女はとぼとぼと再び歩き出した。

 

 彼女の家の前に着くとお別れの挨拶をする。門の閂を掛けてドアを開ける様子を見つめる。ふと、ドアの中から顔だけ出してこっちを見てくる。もう一度大きめに「じゃあね」と言うと、ひゅんと音がしそうな早さでドアの裏に隠れてしまった。その仕草すらも可愛くて抱きしめたくなるほどだ。そんな事をしたらバカップルと笑われてしまうのだろうか。



 今日は風が無くてよかった。雨が降る日も苦手だし克服させなきゃなと独り言を呟くと、心の壁の中にまた一枚、彼女の笑顔を貼り付けた。僕だけの美術館がどんどん拡張されてゆく。彼女のためにならなんだって犠牲に出来る自信がある。

 

 

 ふと携帯を見ると母親からのメールの着信があったようだ。新着メールを見ると「不審者が出るそうだから早めに帰りなさいよ」とのこと。そんな心配はいらないよと短く返信し、プリンターの電源を切った。

うーん。もっと色々と話の膨らませ方や展開があったような気がする。

そもそも書く時間だけを気にしすぎて全体がバラバラだ。

反省点として残すために、ここに置いていく。

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