三話 傭兵ギルド
宿の名前と料理関係を修正しました。
「まだ登録できますか?」
「?ええ。まだ出来ますよ。仮登録なら。」
「仮登録?」
「はい。試験を受けてもらわないと実力が判断できませんので。その試験は明日午前10時からですよ。」
「分かりました。規約だけ聞いてもよろしいですか?」
「はい、可能ですよ。ではまずランクから説明します。上からAAA.AA.A.B.C.D.E.Fがあります。
本登録完了でFランクですよ。そこから信頼と実績を積むとランクが上がります。
違うランクの人と組むと1番ランクが低い人の1つ上の依頼を受けられます。
次に、禁止事項です。他者への攻撃等の信頼を裏切る行為です。
禁止事項を破った場合、軽いもので降級、重いもので傭兵ギルドを追放です。
その場合二度と傭兵ギルドに加盟できません。以上です。」
「ありがとうございます。」
「じゃあ宿を探そうぜ。宿代くらい奢ってやるよ。飯のある宿がいいよな。」
「ありがとう。金が貯まったら返すよ。」
「すみません、良さげな宿を教えてくれませんか?」
「良さげ、とはどういった条件ですか?」
「ご飯が美味くて、比較的安いところです。」
「わかりました。少々お待ちください。…では、鉄の止まり木亭とかどうですか?」
受付の人が話し教えてくれた。
「いいなこの宿。鉄の止まり木亭」
「ご飯も美味しいですよ。」
「ありがとうございます。」
「いいえ、それほどでも。」
鉄の止まり木亭に着いた。
「じゃあ、宿泊させてもらえるか聞くか。このベルを鳴らせばいいのか?」
チリーン
しばらく待つと人が来た。
「ご用件は何ですか?」
「今から宿泊出来ますか?」
「はい、できますよ。宿泊は一人当たり一日銀貨2枚です。二名でよろしいですか?」
「はい。」
「わかりました。料金は先払いです。何日お泊まりになりますか?」
「一週間で。」
「二十八枚です。
「わかりました。」
「ふう、人と話すのはやっぱり疲れるな。ところで夕飯何にする?ここで食えそうだがここで食うか?。」
「ああ、そうしよう。お、これいいな、豚肉のカツ煮にしよう。」
「お、それいいな、俺もそれにしよう。すいませーん、注文をお願いしたいんですが。」
「わかりました。どれをご注文ですか?」
「豚肉のカツ煮を二つお願いします。」
わかりました。しばらくお待ちください。」
「「お、きた。」」
「「いただきます。」」
「やっぱり美味いな」
「そうだな、やっぱ美味い。」
「「ごちそうさまでした。」」
「銅貨六枚になります。」
「銅貨六枚です。」
「確かに受け取りました。」
そのあと部屋に備え付けの風呂で身を清めた。
寝るか。
ロシュのエメクに対する借金:14銀貨と3銅貨
銅貨10枚=銀貨1枚
銀貨100枚=金貨1枚