携帯小説作家レオン!!
「Yo!YO!俺の携帯小説ランキングナンバーワン♪今日もブクロ、シブヤじゃ俺の話題♪iモードはマジで神♪マジで俺最強♪ネオヒルズ族も俺には勝てねえ♪俺はこの世で最強なのだ♪」
さあ始まりました始まりました!2000年代の勝者、カリスマ携帯小説作家レオンがこれから異世界行って暴れちゃいますよー!
覚悟はいいかなベイベー!さあ、1・2・3…!!
「ここはどこだ??」
俺の名はレオン。2000年代の携帯小説を代表する作家さぁ!年収は100億円。日本中の女をキャーキャー言わせた伝説さぁ!
さて、俺は今問題を抱えていた。なんと、日本では無いどこかへ行ってしまったのだ!
「昨日酒飲みすぎちゃってから記憶無いんだよな」
「ちょっとぉ、そこの君!なんてところで寝てるんだよ?」
「ああん?誰だぁ?俺にタメ聞く奴はぁ?俺は世界最強の携帯小説作家レオン様だぞぉ?俺を怒らせたらバックにいる怖いあんちゃんが黙っちゃいねえぞ?」
「酔っ払ってんのか?こんな道のど真ん中で!」
辺りを見渡す。なんだここは六本木じゃねえことは確かだが、日本でもねえ。ヨーロッパみたいな街並みだ。これは夢か?飲みすぎちゃって酔いが冷めてねえのか?
ま、そんなことはどうでもいい。
「そこのお嬢ちゃん、ここはどこだ?東京でもねえ、千葉の田舎でもねえ、日本ですらねえ。ここはどこなんだ?」
「ここはユレイナ。緑と水、喜びあふれる街よ!」
「ああ?なんだそのヘンテコな地名は聞いたことねえ。北海道でも関西でもねえ!俺はカネと女のパラダイス、ロッポンギタウンにいたハズだぞ!?」
「ロッポンギ?聞いたこと無い地名ね。とりあえず、私の家来る?」
「ぐへへ、お嬢ちゃん、ご冗談でしょう?私はオトナのお姉さんしか興味無いんだよ。青臭いガキには興味ねえの!」
「あー、今ね、私のしょってるバッグに鎌があるんだけど?」
「さーせんでした」