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~Red Lamia~ 血の楔  作者: 冰音 霖夢
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夢のはじまり

初投稿です。

ゆっくり進めていきます。

いつも寝た時にはどんな夢を見るだろうか。


美味しいものをたくさん食べる夢、空を自由に飛び回る夢、なにか怖いものに追いかけられる夢..。


そういった毎日異なる色々な夢を皆、見ているらしい。



らしいと言っているのは私が数多くの異なる夢を見たことがないからである。


見る夢はただ一つ、必ず毎日同じ夢。



何時からそんな夢で見るようになっただろうか。


最後に覚えている記憶でも、既に見ていたような気がする。



最初は眼が開いているかも分からないほどの暗闇。


ただ真っ暗で五感が何も感じない世界。



そんな夢の世界に年を重ねる事に変化があった。


何も感じることの無かった世界で声がするようになったのだ。


ただし、その声は全く期待しているようなものでは無く、うめき声やすすり泣くものであったが。



この時点ではまだ私は小学生で、電気をつけておかないと寝られない位の恐怖を抱くには充分な内容であった。


ただ良くもまあ発狂することも無く、無事に嫌でも慣れたのは良かったのか悪かったのか..。



中学生の年になり、そんな慣れた夢にまた変化が現れた。


右の腕だけ動かせ、そして肌の感覚を感じることが出来るようになったのである。


それで分かったことは、頬や手が何かで濡れているということ。



暗闇、うめき声やすすり泣く声、そして濡れた何か..。


この続きに何が起こるかと思うと、怖い..だけどはやく続きが知りたいと思っている私もいた。






そして高校生を迎えた年。


待ちに待った、いつもの夢に変化が訪れるのであった。


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