表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲーム配信者とアイドルの恋  作者: りんぴろ
第2章 アイドルへの階段
55/59

53話 突然の連絡

早苗と祐樹が帰ったあと、早苗は芸能事務所のサンライズクリエイトに電話を掛けた。

「はい、サンライズクリエイトの大城です。」

「もしもし、HIKARIです。」

「あっHIKARI様、お世話になっております。」

「すみませんが、今度の打ち合わせキャンセルさせて頂けないでしょうか?」

「それは構いませんが何かご都合が出来ましたでしょうか?それなら別日に設定させて頂きますが・・・」

「いろいろ悩んでいましたが、デビューはしないことにします。デビューすると今の高校で普通にみんなと一緒にいるのが難しくなると思います。」

「だから今の高校のみんなとの時間を大切にしたいと思いまして・・・」

「そうですか?」

「承知いたしました。上司にもそのことを報告しておきます。」

「またご卒業されて気が変わりましたらご連絡お待ちしております。」

「ありがとうございます。では失礼します。」

そう言うと電話を切った。


そのままSETにも電話を掛けた。

「スターライト・エンターテイメント、原木です。」

「もしもし、HIKARIです。」

「HIKARI様、いつもお世話になっております。今直ぐ担当の関に代わりますね」

そう言うと直ぐに関さんが電話に出られた。

「もしもし、HIKARI様、ご連絡ありがとうございます。」

「関さん、この前はありがとうございました。いろいろ考えましたが今のみんなとの関係を壊したくないので申し訳ないのですがデビューの話はなかったことにして頂けないでしょうか?」

「そうですか?その様に決められたら私たちはHIKARI様に従うしかありませんね」

「すみません」

「いえ、大丈夫です。もし今後デビューをしたいと考えが変わりましたらいつでも声を掛けて下さい。」

「ありがとうございます。その時はご連絡させて頂きます。」

「承知しました。」

「では失礼します。」

「こちらこそ失礼します。」

星は電話を切った。

その電話後、星の心が凄く軽くなった。


「あっ、お腹空いたなぁ」

「ウーバーでも頼もう!」

「そう言うとスマホのアプリを開いて注文を行った。

ウーバーで頼んだ夕食を食べた後、星はお風呂に入っていた。


「リンリンリンリン」

お風呂に入っている間、テーブルの上のスマホが何度も鳴っていた。

画面には[お母さん]と表示されていた。


お風呂から出た星は、ドライヤーで髪を乾かし、その後リビングに腰かける。

その時、スマホの着信ランプに気が付いた。

スマホを取り確認すると、お母さんから何度も電話が掛かっていた。

「お母さんからだ!何かあったのかな?」

そう言うとスマホで電話を掛けた。


直ぐにお母さんが電話に出た。

「もしもし、お母さん」

「何度も電話くれた?ごめんね。お風呂に入ってたの」

「星?」

「明日の朝一でこちらに来られない?」

「えっ!どうしたの?」

「お父さんが・・・」

「えっ、お父さんがどうしたって?」

「お父さんが倒れて今病院なの!」

「えっ!大丈夫なの?」

「詳しいことはこちらに着いてから話すけど、入院が長引きそうなの?」

「えっ!ちょっと待って!」

「この前元気だったじゃん」

「お父さん、肝臓にがんが見つかって、ステージ4だって」

「ステージ4?それって」

「もって半年だって」

星の手からスマホが落ちた。


「星?聞こえる?」

「ごめん、お母さん」

「星?病院の住所はメールで送るから明日朝一こちらに向かってね!」

「お願いね!」

そう言うとお母さんは電話を切った。


星の顔が一気に青ざめた。

「あっ、時刻表」

「東京から群馬」

「朝6時30発がある」

星は直ぐに新幹線を予約した。

そして大きめのバックに着替えを詰め込んだ。


「あっ!先生に連絡しないと」

そう言うと、担任の先生に電話を掛けた。

「もしもし、先生?根元です。」

「根元さん、何かありましたか?」

「お父さんが倒れて明日から群馬に行かないといけなくなりました。」

「それは大変ですね。容態はどうなの?」

「詳細は明日聞く様にします。」

「わかりました。詳細や期間はまた連絡下さいね」

「わかりました。」

「失礼します。」


星はそのまま祐樹にも電話した。

「祐樹!」

「星?どうかした?」

「お父さんが・・・お父さんが倒れて、がんのステージ4だって!」

「えっ」

「だから明日からしばらく群馬に行かないといけなくなって!」

「マジで?」

「星大丈夫?」

「今はまだ現実が受け入れられなくて・・・」

「そうだよね」

「早苗にも連絡したいから、ごめんね」

「うん、星元気出してね」

「ありがとう」

星が電話を切った。


そのまま早苗にも電話を掛けた。

「もしもし、早苗?」

「星?先ほどはありがとう!どうした?」

「お父さんが倒れて余命半年って」

「えっ」

「星、大丈夫?」

「あっ明日から群馬に行かないといけないから、またしばらく学校休むね」

「それは良いけど、大丈夫なの?」

「明日行ってみないと詳しいことはわからない」

「そっか」

「気を付けてね」

「ありがとう」

「何かあったら直ぐに電話して!」

「ありがとう」

星は電話を切ると、お母さんからメールは来ているのを確認した。

[群馬県立がんセンター、805号室」


読んで頂き、ありがとうございます。

大変なことになりましたね。

お父さんの大丈夫なのでしょうか?

面白いと思って頂いたら、評価、ブックマークの登録をお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ