49話 本物の恋人になる時間
星と祐樹は星のアパートに行くためにバス停にいた。
「バスは14時発だからあと10分くらいだね」
「うん」
日曜日とあって、バスも結構な人が並んでいた。
「そうだ、ジュース買って行く?」
「そうだね」
「じゃあいつものショッピングセンターまで行って、ジュース買ってそこから歩きましょう」
「うん」
しばらくするとバスが来て、2人は一番後ろの席に並んで座った。
ここからだと15分くらい。
「星、さっきはごめんね」
「えっ、祐樹何かした?」
「星がいるのにHIKARIさんの話をして・・・」
「あー、大丈夫」
「でもちょっとやきもち焼いちゃった」
「やっぱり」
「もう星の前では話すのはやめるね」
「そこまでは良いのに・・・。」
「ありがとう」
星はかなり複雑な心境であった。
ショッピングセンターに着くと2人はジュースとお菓子を買った。
「これで大丈夫だね」
2人は歩いて、星のアパートに向かった。
「いつもこのショッピングセンターから歩いて帰ってるんだよ」
「生徒会の会合が終わったらもう暗いでしょう?」
「ちょっと怖い時もあるんだぁ」
「気を付けてよ」
「うん」
「大丈夫と思ってるんだけど、この前おじさんがたまたま一緒の方向に歩いて、何か後をつけられてるんじゃないかって思っちゃって」
「ちょっと走り出したんだぁ」
「そうしたらおじさんは普通に歩いてて、気のせいだって思った」
「おじさんには良い迷惑だよね」
「なるほど」
「でも本当に気を付けてね」
「うん、ありがとう」
そんな感じで話していると星のアパートに着いた。
「ちょっと待っててね」
そう言うと星は一人で部屋に入って行った。
朝に確認はしたと思うけど、もう一度HIKARIのものがないかチェックした。
「おまたせ!入って」
「うん」
祐樹も部屋に入る。
「おじゃまします。」
そう言うと玄関で靴を脱いでテーブルの横に座った。
「コップ持ってくるから」
「うん」
そう言うと星はキッチンに行ってコップを2つ持ってきた。
ジュースをコップに入れると星も座った。
買ってきたお菓子をテーブルに広げると、2人はテレビを見ながらお菓子を食べた。
2人の沈黙の中、テレビの音だけが流れている。
星は正直このあと起こることに心臓がどきどきしていた。
それは祐樹も同じであった。
5分ぐらい会話がなく沈黙が続いたが、祐樹が話しかけた。
「星!横に座って良い?」
「えっ、うん」星は顔が真っ赤になって返事をした。
祐樹が星の横に移動する。
星のどきどきが更に高まった。
「星、キスして良い?」
「うん」
2人は軽く唇を重ねる。
「恥ずかしい」
星は下を向く。
祐樹はそんな星のおでこに自分のおでこを付けた。
「星と出会って本当に良かった」
「私も祐樹と出会って良かったよ」
「ありがとう」
そう言うよ2人は再びキスをした。
その後2人は体を寄せ合いお互い抱きしめた。
お互いの心臓の音が聞こえた。
お互いのぬくもりが体に感じる。
「心地よい」
「祐樹とこうしているだけで心が落ち着く。」
「僕もだよ」
「良かった」
「星?触って良い?」
「えっ、うん」星は真っ赤になって答えた。
祐樹の手が星の胸に伸びてきた。
星から甘い声が漏れる。
「祐樹、ちょっと待って!向こうの部屋に行こう」
「うん」
2人は立ち上がり星の寝室に移動した。
部屋の中に入るとデスクと横にシングルのお洒落なベットがあった。
シーツは青色で、白の壁に青色が爽やかさを強調している感じに思えた。
「祐樹、あまり部屋を見ないでね。恥ずかしいから」
「そうなの?凄くおしゃれな部屋だと思うよ」
「ありがとう」
2人はベットに並んで座った。
「祐樹」
星が祐樹の目を見つめる。
直ぐにお互いが求める様にキスをした。
そのまま星の頭を抱える様に横たわる。
星の頭が枕の真ん中におさまった。
横になってもまだキスは続いている。
「星、触って良い?」
「うー、うん」
祐樹の手が星の胸に伸びる。
星からは甘い声がでる。
祐樹が星のワンピースのボタンを外していく。
上から順番に外していくと、白と黒のストライプのブラが見えた。
星のどきどきが更に高まる。
「祐樹、ちょっと待って!明るいから恥ずかしい。もう少し暗くしてよい?」
「あっ、気づかなくてごめんね」
「電気、これで調節できるから・・・」
祐樹は照明のリモコンで明るさを一番暗い状態まで下げて行った。
暗い寝室からは隣の部屋のテレビの明るさがガラス越しに照らされている。
祐樹が星のワンピースのボタンを全て外して脱がす。
星が下着姿になった。
「やっぱり恥ずかしい・・・。」
「凄くかわいいよ!、僕も脱ぐね」
そう言うと祐樹は自分の服も脱ぎ下着だけの姿になった。
白色の肌に黒のトランクスだけが目立つ様になる。
既にトランクスの前の膨らみはかなり大きくなっていた。
2人は抱き合った。
先ほどと違って肌同士が重なりお互いの温かさが更に感じる様になった。
「祐樹の温かさが伝わる。」
お互いの体温は普段より少し高くなっていたと思う。
祐樹がキスをしながらブラのホックを外す。
星の小さめ胸が全て見えた。
その先は小さく暗い部屋でも薄いピンク色を強調していた。
星の顔が更に赤くなる。
「星も触って」
「えっわからないよぉ?」
祐樹が星の手を取って祐樹の下の方へ持って行く。
「こんな感じ?大丈夫?」
「うん」
祐樹の体が「ビク」ってなる。
その後は祐樹の手が星の大事なところに伸びていく。
下着の上からも少し湿った感じがわかる様になっていた。
しばらくするとお互いの下着がベットの下に落ちていた。
その後、星の寝室からは星の甘い声と時折高い声、祐樹の低く甘い声が続いていた。
30分くらい経っただろうか?
2人はベットの布団に下着姿で寝ていた。
「星、大丈夫だった?」
「うん、祐樹が優しかったし大丈夫だった」
「シーツ少し汚しちゃったね」
「大丈夫、替えのシーツあるから」
「祐樹のぬくもりと祐樹の感覚の余韻がまだ残ってる。」
「祐樹がすごく身近に感じられた」
「ありがとう、祐樹」
「こちっこそありがとう、星」
その後2人は祐樹が帰る時間までベットでお互いのぬくもりと余韻にひたっていた。
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