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ゲーム配信者とアイドルの恋  作者: りんぴろ
第2章 アイドルへの階段
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46話 芸能プロダクション数社からのお誘い1

次の日の木曜日の午後、星のスマホには何通かのメールが届いていた。

前回CMの打ち合わせに来られていた柳屋監督からとアリス人材派遣の広瀬さんからだった。

昼休みにメールが来たことはわかっていたが、教室では誰かに見られる心配がありメールを開くことが出来なかった。

午後一の授業では、そのメールの内容が気になり、授業にあまり集中できていない自分がいた。

現国の授業で、先生が教科書の内容を読んでいる。

「では、続きを誰かに読んでもらおうかな?」

「北町さん、このページを最後まで読んで下さい。」

「はい!」

北町さんが続きを読む。

「ありがとうございました。」

「では、このページの内容を要約してまとめるとどう言うことか説明できますか?」

「えっと、要約ですか?」

「最近AIとかが会社で会議の内容を要約してまとめるって言うのが主流になってきています。」

「AIに負けずに一人一人が文章の内容を理解して、まとめる事ができれば国語力も上がると思います。」

「今度の試験、文章を要約する問題を出すから理解しておく様に!」

「はい!」生徒のみんなが返事をする。

「この場合の要約、根元さんどうですか?」

星はあまり先生の話が頭に入ってこなかった。

「根元さん?」

「あっ!はい!」

「今の話、聞いていましたか?」

「すみません。少し考え事をしてて」

「根元さんが集中できてないのは珍しいですね」

「気分がすぐれないなら保健室に行ってもいいですよ」

「すみません。大丈夫です。」

「それなら集中して聞きなさい」

「はい、すみませんでした。」

星は頭を下げた。

「ダメだ、集中しよう!」

それからは気持ちを切り替えて、授業に集中できた。


星は4時限目と5時限目の間にトイレに行き、個室に入りメールの内容を確認した。

アリス人材派遣の広瀬さんからはCMの公開日のお知らせであった。

[根元星様、いつもお世話になっております。

 CMの公開日が決まりましたのでご連絡させて頂きます。

 来週の月曜日の朝から放送されます。

 本日は公開日のご連絡とさせて頂きます。]

星は一言[広瀬様、ご連絡ありがとうございました。]と返信した。


次に柳屋監督からは、芸能プロダクションに所属する意思の確認であった。

柳屋監督はCM監督では有名な方で、大手の芸能プロダクションと知り合いが多く、もし星に芸能プロダクションに入るのであれば何社か紹介するとの内容だった。

「芸能プロダクション・・・」

「デビューするにはいずれは考えないといけないこと」

星は「帰宅後にご連絡させて頂きます」と返信した。


トイレの個室から出ると鏡の前に早苗がいた。

「あっ星、トイレ?」

「うん、早苗も?」

「うん」

「何か星顔色悪いよ。授業も何か変だったし何かあった?」

「便秘?下痢?」

「違うって、夕方話すね」

「わかった。」

2人はトイレから出ると教室に戻った。


放課後、生徒会室の端の方で星と早苗が話していた。

「実はこの前CMの打ち合わせがあって、その時に柳屋さんって言うCM制作の監督にあったんだけど、その方からメールが来てたの」

「芸能プロダクションに入らないか?と言う内容で、デビューするなら必要だからちょっと考えてて」

「すごいね、私は無縁の世界だわ」

「私も数週間前はそんな感じだったけどね」

「そうなんだぁ、でも芸能プロダクションってどんなところかわからないし、一度会ってみて決めないとね」

「うん、だから何社か会ってみようかと思う。」

「その方が良いね」

「でも本格的にデビューが近づいてるって感じだね」

「うん、その分悩みも多いけどね」

「そっか、いつでも相談に乗るよ」

「ありがとう」


星と早苗が小声で話していると

「何?何?」

「また遊園地に行く話?」と原君が近づいてきた。

「違いまーす。女の子の秘密の話だから聞かないで!」と早苗が言った。

「何か気になる」

「女の子の体の話!原君のエッチ!」

「あっそっち系?失礼しました」と原君が離れて行った。


星は「今日は用事があるから先に帰るって」祐樹に連絡して帰宅した。

帰宅した星はメールを開き今の気持ちを打ち込んだ。


[柳屋様、芸能プロダクションのご連絡ありがとうございます。

自分としましては、所属した方が良いとも考えていますが、何分よくわからないこともありますので、実際に芸能プロダクションの方とあってお話を聞かせて頂きたいと思っています。

可能でしょうか?]

[ご確認お願いします]

「よし、送信」

星は送信ボタンを押した。


数分後メールに返信があった。

[承知しました。では何社かに星さんのことを話して、話をして頂く様に連絡しておきます。

このメールアドレスをそのプロダクションの方に教えても宜しいでしょうか?]

との内容であった。

星は[大丈夫です。よろしくお願いします。]と送信した。


その夜、星はお風呂に漬かりながらいろいろ考えていた。

「芸能プロダクションに入るなら学校にも言わないといけないなぁ」

「うちの学校、芸能活動ってOKだったかな?」

「ちょっと調べないと・・・」

「学校辞めるのは嫌だし・・。」

「それに祐樹にも言わないといけない」

「あーどうしよ~う」

「落ち着け、星」

「何とかなる」

星はお風呂に入りながら自分に言い聞かせた。




明けましておめでとうございます。

今年もマイペースで投稿していきます。

引き続きよろしくお願いします。


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