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ゲーム配信者とアイドルの恋  作者: りんぴろ
第1章 出会い~恋人に変わる
26/54

25話 中川さんの相談事-中川さん目線

中川さくらは体育祭の打ち上げのあと、相沢祐樹のことが気になっていた。

体育祭の準備まではそんな気もなかったんだけど、体育祭での準備で人一倍頑張っている様に見えた。

準備内容は違っても、遠くから見ててもそれはわかる感じだった。

パソコンに詳しいと言うのも他の実行委員のメンバーから聞いていた。

打ち上げの時に、彼女と本格的に別れたと聞いた。

冗談で「実は私も完全フリーなんだけど・・・」

「料理とあみもの得意な女子ってどう?」って言った。

その時の驚いた顔、可愛かった。


体育祭が終わってからは、何か頻繁に相沢祐樹に目が行った。

授業中、休み時間・・・。

気が付いたら相沢君を見ている。

そうなると段々好きな気持ちが増大する。

人間の心理ってこんなもん。

声が聴きたいし、もっと話したいけど・・。

でも用事がないと話す理由も勇気もない。

何か話せることがないか考えていた。

その時、最近家の自分のパソコンの調子が悪くなった。

パソコンは作った料理のレシピなどを残すのに使用していたから、無いのは困る。

さくらは貯金通帳を確認する。

「15万円かぁ」「10万円くらいなら使っても大丈夫だよね」

さくらは思い切ってパソコンを買い替え、それを口実に相沢祐樹とデートをしたいと考えた。

「相沢君、一緒に行ってくれるかな?」

「2人っきりは無理でも数人なら大丈夫だよね」

「その時は、クラスの誰かにお願いして付き合ってもらおう」

「うん、そうしよう」


相談の声を掛ける当日

さくらは朝から緊張していた。

話すタイミングをいつが良いか確認している。

ちょうど2時限目と3時限目の休憩時間は前田君と話している。

周りには、他の生徒はいない。

さくらは勇気を振り絞って声を掛けた。


「相沢君、少し相談したいことがあるんだけど良いかな?」

さくらの心臓はどきどきで体の震えも少しあったが、何とかそれを隠した。

「僕に相談?」

「そう!」

「大丈夫だよ」

「じゃあ、放課後、視聴覚室で大丈夫?」

さくらはこれ以上いると緊張がバレそうなので、直ぐにでも逃げ出したかった。

「うん、わかった」と相沢祐樹の返事

「ありがとう、じゃ放課後!よろしくね」


それを言うとさくらは急いで教室から逃げ出した。

心臓のピークが限界に近づいていて、教室から出たさくらは窓にもたれかかって大きく深呼吸をした。

「はぁ~緊張した」

「倒れそうになった」

「あとは放課後だぁ」

さくらが窓の下にしゃがみ込むと、廊下を通ったクラスメイトに声を掛けられる。

「中川さん、どうしたの?大丈夫?」

「大丈夫!ありがとう!」

「ちょっと疲れただけだから」

「教室に戻るね」

「なら良いんだけどね」

さくらは教室に戻った。

横目で相沢祐樹を見る。

「やっぱり好き」

そう思いながら椅子に座った。


放課後さくらは一番に教室を出て視聴覚室に向かっていた。

視聴覚室に入ると、近くの椅子に座って、大きく深呼吸をした。

初めに話す内容は決めている。

体育祭の打ち上げの時の様に冗談風に告白をすることだった。

本気半分、笑いを誘う目的もあったから、朝に比べて緊張も少なかった。

念入りに話す内容を繰り返した。

「うん、大丈夫!さくら頑張れ!」


しばらくして相沢祐樹が入ってきた。

「お待たせ!待った?」

「私も数分前に来たからそんなに待ってないよ」

「座って良い」

「はい、大丈夫!」

相沢祐樹が隣に座る。

さくらの緊張が高まった。

少し雑談をして緊張を解す。

「相談って何?」

「あっ!来た」とこころで叫ぶ

「実は・・・」

さくらは大きく深呼吸をする、

「実行委員の時から相沢君のことが好きになりました・・・」

午後からイメージしていたシミュレーション通り。

「えっ!」相沢祐樹が驚く。

さくらは今までの緊張を解く様に大きな声で

「てってれ~」「驚いた?ねっね!どうだった?」

冗談でも本当のことが言えてさくらは満足していた。

それからは普通に話すことが出来た。

「相談事は、この前の体育祭の実行委員の時に相沢君がパソコンに詳しいと聞いたの・・・・」

その後の内容は何を話したか覚えていないさくらであった。

さくらは帰り道、好きな相沢祐樹とのデートの約束をすることが出来き、今日一日の疲れが一気に出た気がした。


中川さくらさん、本当は祐樹君が好きだったんですね。

この先どうなるんでしょうか・・・。


読んで頂き、ありがとうございます。

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