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ゲーム配信者とアイドルの恋  作者: りんぴろ
第1章 出会い~恋人に変わる
25/55

24話 中川さんの相談事

祐樹が秋葉原に買い物に行った次の週の水曜日の午前中。

2限目と3時限目の間の休憩時間に祐樹と前田晃が教室で話していると、体育祭の実行委員で一緒だった中川さんが話しかけてきた。

「相沢君、少し相談したいことがあるんだけど良いかな?」

前田晃が不思議そうな顔で祐樹を見た。

「僕に相談?」

「そう!」

「大丈夫だよ」

「今から?」

「今は違うけど、放課後視聴覚室で大丈夫?」と中川さんが言った。

「うん、わかった」と祐樹も返す。

「ありがとう、じゃ放課後!よろしくね」と中川さんが教室から出て行った。

前田晃が「相談って何だろうね?」

「祐樹と中川さんって体育祭の実行委員で一緒だったんだよね」

「それから仲良くなったの?」

「仲良くなったと言っても、打ち上げで少し話しただけだけどね」

「準備中はグループも違ったし、相談受ける様なこともしていないけどね」

「でも、中川さん意外と面白い女の子だったよ!」

「結構冗談とか言ってくるし・・・」

「そうなんだぁ」

「告白だったりして?」

「まさか!それはないだろう?」

「わからんよぉ」

「もし告白だったら、どうする?付き合う?」

祐樹の頭に星の顔が浮かんだ。

「あんまり話してないし、いきなり付き合うのはどうかな?」

「でも、とりあえず付き合ってみて、相手を知るって言うのもあるかも?」

「いやぁ、俺は無理かな?あまり知らない人といきなり付き合うのって」

「そう言うものかね?」

「まだ、告白かどうかもわからないじゃん」

「確かに・・・」

とそんな会話をしていると次の授業のチャイムが鳴った。



放課後、俺は視聴覚室に向かっていた。

「本当に相談って何だろう?」

「ちょっとあらたまって2人っきりで相談って緊張しちゃうなぁ」と思いながら廊下を歩いていた。

視聴覚室に着き、ドアを開けると中川さんがすでに椅子に座っていた。

「お待たせ!待った?」と俺が話しかける。

「私も数分前に来たからそんなに待ってないよ」

「座って良い」

「はい、大丈夫!」

俺は中川さんの隣の席に座った。


「わざわざ来てくれてありがとう!」

「いえ、放課後は基本暇だから」

「この前は体育祭の準備お疲れさまでした。」

「中川さんもお疲れ様でした。」

「結構大変だったよね」

「うん」

「来年はもう良いかな?」

「確かに!」

「でも打ち上げは楽しかった。」

「普段話さない人といっぱい話せたし、相沢君とも話せたしね」

「あの後、他の子と二次会行ったんでしょう?」

「良く知ってますね」

「生徒会のメンバーに誘われてカラオケに行きました。」

「そうなんだぁ」

「いいなぁ」

「じゃあ次回何かあれば声を掛けますね」

「ありがとう」


「で!、相談って何?」

「実は・・・」

中川さんが目をそらしてうつむいた。

「実行委員の時から相沢君のことが好きになりました・・・」

「えっ!」と俺が驚くと

「晃の言っていたことがホンマだっだんかぁ」とこころで叫んだ。


「体育祭の準備で一生懸命他の人に教えたり、助けたりしている姿を見て好きになりました。」

「よければ私と付き合って下さい。」

しばらく沈黙が続いた。

しかし、その後「てってれ~」「驚いた?ねっね!どうだった?」と中川さんが笑いながら言った。

「ごめん!ごめん!冗談だから」

「もうーびっくりするじゃないですか?」

「もう真剣に言うから・・」

中川さんは大笑いをした。

そのまま続けて

「相沢君の驚いた顔、これで2回目だぁ」と笑っている。

「確かに体育祭の打ち上げでもこんな感じでからかわれたなぁ」と思い出した。

中川さんは続けて「相談事は、この前の体育祭の実行委員の時に相沢君がパソコンに詳しいと聞いたの」

「あのポスターも相沢君がパソコンでデザインしたんだよね」

「そうだけど」

「私、新しいパソコンが欲しいんだけど、その手はチンプンカンプンで、どんなのが良いのかわからなくて」

「もしよかったら一緒に買いに行くのに付き合ってくれないかな?」

「あーそう言うことね」と俺はほっとした。

「良いですよ」と俺は答えた。

「予算はどのくらいかな?」

「パソコンでやりたいことは?」

「その内容によって、パソコンの機種なども選ばないといけないしね」と俺は説明した。


「やっぱり相沢君は詳しいね」

「予算は10万円くらいかな?」

「特にしたいことはないけど、Youtube見たり、動画見たりはしたいなぁ」

「それとノートパソコンが良いかな?持ち運びしたいし」

「あと、エクセルとかパワーポイントだっけ?そう言うのも欲しい」

「わかりました。知らべておきますね」

「助かります!」と中川さんが笑顔で答えた。


「早速だけど、今度の土曜日って空いてる?」と中川さんが訪ねる。

「早めに欲しいからどうかな?って」

「大丈夫ですよ」

「じゃあ、秋葉原の僕の行きつけのパソコンショップに行きましょうか?」

「そこなら少しはサービスしてくれると思います。」

「行きつけのパソコンショップがあるんだね。」

「やっぱりすごいね!」

「大丈夫!そこでお願いします。」

「では、学校近くの公園で10時に待ち合わせでどうですか?」と俺が言うと。

「大丈夫!」と中川さんが返した。

「では土曜日お願いします。」

「こちらこそよろしくお願いします。」


その日はそのまま別れ帰宅した。

祐樹は帰宅後、インターネットでパソコンの機種を検索していた。

「予算が10万円くらいならパソコン自体は日本メーカじゃなく海外の安いメーカがよいな」

「ソフトは別で買って自分で入れれば良いし」

「動画とか見るならメモリーも上げた方が良いからカスタムで自分で構成するのも良いかな?」

「この辺だろうし、ショップで桜井さんに相談してみよう。」

祐樹は時計を見て、「もう11時かぁ~寝よ!」

祐樹はベットに横になった。

スマホを確認すると晃からLINEが来ていた。

[どうだった?中川さんの件、告白だった?]と言う内容だった。

俺は[残念ながら違いました。買い物に付き合ってほしいとの事でした。]と送ると直ぐに既読になり

[なるほど、詳しくは明日聞かせて!]と帰ってきた。

俺は[了解!おやすみ]と送ってスマホを閉じた。


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