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ゲーム配信者とアイドルの恋  作者: りんぴろ
第1章 出会い~恋人に変わる
18/41

17話 体育祭打ち上げ2

翌日の放課後、体育祭の打ち上げのため実行委員のみんなは視聴覚室に集まっていた。

参加者は2/3程度であったが、テーブルの前にはお菓子と、ジュース、お茶が並べられていた。


生徒会長の柳本さんから

「あらためまして、皆さんお疲れ様でした」

「昨日も言いましたが、皆さんのおかげで無事に体育祭を終えることが出来ました」

「今日は1時間ですが、お菓子を食べて親睦をはかりましょう!」

「もちろん雑談は体育祭の内容がメインですよ!」と笑いながら挨拶を行った。

「では乾杯をしたいと思いますので、各自好きな飲み物をコップに入れて下さい。」


それに従い、全員がそれぞれ紙コップに好きな飲み物を入れた。

自分で入れる人、人から注いでもらう人、全員がコップに入れたのを確認すると。

続けて生徒会長から「乾杯!」と発せられた。

その後、みんなも「乾杯!」と紙コップを持ち上げた。

「では、楽しんでください。」


みんなは目の前のお菓子の袋を開けて思い思いに食べ始めた。

早速、同じクラスの中川さんが俺のところに寄ってきて

「相沢君、お疲れさまでした。」

「昨日の約束通りお話に来ました。」と笑顔で話してきた。

俺も「中川さん、お疲れ様でした」と返した。

「今回実行委員って初めてしたけど、結構大変だったね」

「そうですね。毎日あるとは思ってなかったし、決まっているものを行うのかと思ってたら企画までしないといけなかったしね」

「でも楽しかったね」

「そうですね」

「そうそう!相沢君の趣味ななんなの?」

「これと言って趣味はないかな?、中川さんは?」

「私は料理とあみものかな?」と答えた。

「料理は趣味と言うか好きなの」

「そうなんですね」

「あと、編み物はマフラーとか得意だよ。今度作ってあげましょうか?」

「えっ!良いんですか?」

「その代わりしっかり代金は頂きます。」

「はは・・・」

その後、中川さんは誰かを探すように視聴覚室全体を見た。

「今日は元カノさん、いないんですね」

「今日からまた塾みたいなんで、不参加と言っていました」

「そっか、今でも仲良いもんね」

「実は最近まではっきりお別れしてなくて」

「先日はっきりさせようってことで、話し合って本当にお別れしました。」

「そうなんだぁ」

「じゃあ!相沢君は今は完全フリーなんだね」

「ですね」

「実は私も完全フリーなんだけど・・・」

「料理とあみもの得意な女子ってどう?」

「えっ!どう言うことかな?」って俺が聞くと。

「はは」

「ね!ね!ドキッとした?」って笑いながらからかわれた。

「中川さん面白いですね、知らなかった。」

「私はいつもこんな感じ、これからも教室とかでもっと話そうよ!」

「そうですね」

「では、よろしくね」って言って他のメンバーのところに行ってしまった。


次に、根元さんと坂口さんが俺のところにやって来た。

坂口さんが「へー、君が相沢君なのね」

「いつも星から聞いているよ!」と言うと、

「ちょっと!何言ってるの!」と根元さんが止めに入った。

「冗談!冗談!」と訂正した後

「相沢君、準備お疲れ様でした。」と2人はあらためて頭を下げた。

俺は「ありがとうございます。2人とも大役お疲れ様でした」と返した。

「冗談抜きで、星からパソコンが得意と聞いてるよ!」

「生徒会に助っ人で入ってくれない?」と坂口さんが誘いをかけて来た。

俺は「丁重にお断りますね」と返した。

坂口さんは「あら冷たいのね。。」と睨んできた。

その後「坂口さーん!」って同じ生徒会メンバーに呼ばれたので、

「続きはカラオケで」と言って去って行った。

根元さんは「ごめんね」と言って謝って来た。

「そうそう、この後のカラオケなんだけど、さっきの坂口早苗と私と同じクラスの南はるかさん、あと、同じ生徒会の原幸雄君になりそう。」

「そのメンバーで大丈夫?」

「根元さん以外あまり知らないけど、大丈夫です。」

「ありがとう。とても楽しみだね」

「でも俺はカラオケってあまり得意じゃないし」

「おしゃべりだけでも良いからね」

「そうですね」

「あっ!昨日の夕方ごめんなさいね」

「夕方?」

「着替えてたの本当に知らなくて・・・。」

「あー教室で・・・大丈夫ですよ」

「こっちこそ変なものを見せてしまってごめんなさい。」

星は真っ赤な顔になった。

「お父さん・・・いつもお風呂から出てきたら裸だったし、それを見てるから大丈夫!」

「えっ!もしかしてお父さんのと比較されたのかな?」

「そういう訳じゃ・・・一瞬だから大きさまでわからなかったし・・・。」

「大きさはですね。しっかり見られてましたね」

「少しだけね」

「根元さん案外ストレートですね」

星は焦って、更に顔が赤くなった。

それを見て俺が「この話はやめましょう」

「そうですね、じゃあ18時半に正門集合ね!」


その後、根元さんも呼ばれて生徒会長のところに行ってしまった。

その後は他のメンバーといろいろ雑談をした。

内容はパソコンが得意と言うことと、ポスターの案が良かったと言うような内容がほとんどだった。


時間は丁度1時間が過ぎようとしていた。

生徒会長から

「本日はお開きにします。」

「本当に体育祭の準備ありがとうございました。」

「来年は今年以上に楽しみましょう!」と言って打ち上げは終了した。


俺はかばんを取りに一旦教室に戻って、その後正門へと向かった。

読んで頂き、ありがとうございます。

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