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影の進化  作者: アカグラス
8/42

8 散歩と露店

眠気と戦いながら書いたので日本語になってるか少し不安です。

拙いですが、暖かい目で見ていただけると

幸いですm(_ _)m

 

 《ログインしました》



 モチベーションが低下した為一度ログアウトして掲示板を見ていた。


(時間的に言えばスライム戦が終わった時点で現実世界で15時を過ぎており、掲示板周りを終わった頃には時刻16時頃になっていてた。

 連続ログイン時間が現実世界の6時間で2時間のクールダウンが必要となっているが今回の様に1時間しか休憩してないとかの場合は連続ログイン時間がリセットされず、俺の場合あと3時間ログインすると強制ログアウトされ2時間のクールダウンが発生する。

 まぁ、それでも19時まで遊べるし、ログアウト後も家事やらなんやらするとすぐ寝る時間になるので待つ必要がなかったのである。 閑話休題)



 影の進化にログインすると辺りは真っ暗である。


 先程見た掲示板を思い出す


 俺が見たマッチョさんの他にもあと4人もいるらしく結構有名プレイヤーらしい、俺も似たような魔改造してたし、マッスル6になっていたかもな(苦笑)


 次に目に付いたのが悲しいことに、俺をキルしたぶっ続け少女の被害者も多数いること。


 俺がキルされた際のデスペナもどうやらないらしく良くも悪くもLv20まではチュートリアルらしい事



 またキルされたプレイヤーの中には復讐を誓っている者もいたが、接近と同時にドンッとやられたらしい


 いや、ワザとなら百歩譲っても、無自覚ってどうなのよ???


 これからも、ぶっ続け少女のヘイトは高まって行くだろうなと思いつつも、無自覚だった場合は憐れみも多少残った


 後は、同じ魔剣士の人達も苦労していることだな。


 魔剣士に関しての問題点だが1つ目が属性付与である


 スライム戦の時使用できなかった理由は木刀が魔剣では無いからと言う単純なもので、魔剣技スキルは魔剣装備以外では発動しないらしい。


 2つ目の問題にも直結するが、魔剣を生産するのに最低でもスライム100匹倒さなくてはならない事と、それ程苦労して集めても確率で失敗する事だろう。


 店売りの魔剣を買うにしてもいちばん弱くて20万ギル必要とし、極小魔石200個分と言うかなり高額設定であり、なかなか手が出せるものでもないし魔剣Ⅰだと10回に1回とか5回に1回とかの低確率失敗らしいので作った方が得だろうって結論が出ていた


 まぁ、結局のところ俺もあの人に憧れて始めた節はあるが、それでも魔剣士という職業がカッコイイと思えるので辞めることは無いだろうと思ったのである。


 カッコイイは最強!カワイイは正義!これ常識な!


 モチベも上がったとこでポーションを買いに行こう!


 しかし、ゲーム内時間は深夜0時を過ぎており探せどNPC店舗はどこも閉まっている為ポーションの購入が出来ずにいた。


 プレイヤーメイド産の露店とかあれば売っていそうなものだか…リリース初日に露店とかあるのか分からないが探さないことには始まらないので、夜の街を散歩がてら歩き周る


 ん?おぉ!ここは錬金術士協会だ!!


 露店探しの途中で見つけたのは、魔剣士協会から徒歩10分くらいの所にある、天秤の看板を建てた錬金術士協会であった。


 錬金術の情報は観なかったからどういうのが出来るのか分かんないけど絶対カッコイイと謎の信頼を置ける。



 (我は(ことわり)に反する者なり)


 みたいなロールプレイとかかっこよくね!?!?


 ん?厨二っぽいだって?男はいつまで経っても厨二病なんだよ!!!(俺理論)


「よし!!!」


 そうと決まれば、入ろう!


 サブ職業に就くには協会登録をするだけで良いので、扉を開け中に入る


 中に入ると、左に酒場、中央に受付、左にボードと内装自体は変化ないが外観と同程度ぐらいの大きさしか無かった


 酒場はカウンター席とテーブル席が3卓程で、受付も3人程しか居ないし50人も入ればぎゅうぎゅう詰め状態だろう。


 そうこう考えている内に案内人に声をかけられ受付に行く


「本日ご登録頂くのはサブ職業でよろしいですね?」

「はい、そうです」

「かしこまりました、では、登録される際の注意事項の説明をさせていただきます」


 受付の人がサブ職業についての説明をしてくれる、まず1つ目がサブ職に就けるのは1つのみで、後々変更する事ができない、2つ目がカルマ値上昇により、除名されると職を失い他職業協会での登録も出来ないと言った内容だった


「.........ですので慎重にお選びになった後の登録を推薦しています、これらに同意頂けましたらこちらに手をかざしてください」


 そう言って水晶玉をだされるので手かざすと


 《サブ職業の登録を確認しました》

 《サブ職業:錬金術士を登録しました》

 《職業スキル:[錬金術Lv1]スキルを獲得しました》

 《[錬金術Lv1]スキル:精錬を覚えました》


 登録完了っと


 その後、クエストを受けるか聞かれたがスライムもまだ4体倒せていないので辞めておいた。

 クエストボードを一応確認してみると、Fランククエストは[綺麗な水]×10となっていてDランクからはポーション類の納品クエストもあった為Lv次第では作れるのだろうと思った。


 外に出て先程覚えた精錬スキルを鑑定してみる


[確率で対象から不純物を取り除き純度を高める:消費MPは対象によって変動する]


 純度を高めることが出来るのはいいと思う、いや、このゲームの純度の重要性なんか知らんけど、悪くなるはずもなく、うん、絶対いい!!!


 カッコイイは最強!!!


 よしっ!ポーション探しの散歩を再会しよ!


 確率と消費MPを知っておくために何か使える物は無いものかとイベントリを開いて見ると


[極小魔石〈劣〉]


 これとかに使えるんじゃね?


 そう思い


「精錬!」


[極小魔石〈劣〉]


 流石に1回じゃ無理ですよね〜


「精錬!!」


[極小魔石〈劣〉]


「精錬!!!」


[極小魔石〈劣〉]


「っ!!!!!」


「精錬!!!!!」×7

 《錬金術スキルのLvが上がりました》

 《鑑定スキルのLvが上がりました》

 《極小魔石〈劣〉の精錬に成功し、純度が高まりました》


[極小魔石〈中〉]


 「よっしゃぁぁぁぁぁあ」


 錬金術スキルと鑑定スキルのLv上がったぞ


 最後の精錬の時にピカッと光ったと思ったらウィンドウが出てきて成功を知らせてくれる


 もう1回錬成したらMP消費量が測れるため、魔剣創造使用せず、再び露店探しにいこうと思い歩き出すと錬金術士協会から5軒目くらいの所に路地裏を発見する。


 なんの気なしに1本裏の道に行ける近道なのかと思い路地裏内に入ってみるとひっそりとやっている隠れ露店を発見した。


 雰囲気からして少しの恐怖心を煽られたが折角見つけたので商品を見させてもらおうと思い、近くに行った。


 真っ黒なローブに深々と被ったフードで顔が見えない、一瞬リゼを思い出したが、リゼの様にほんわかした空気はまるでなく、背もリゼよりかなり小柄であった。


 プレイヤーかどうか確認の為鑑定スキルを使用してみた


[薬神の幻影:シャルサ Lv15]


 うっわ〜、めっちゃLv高いしプレイヤーだ


 多分ベータ上がりの人かな?


「いらっ…しゃ…ませ、ウチは…ポーション…類とか素材…を取り扱…ます、良か…たらみてい…てくだ…さい」


 めっちゃ途切れ途切れだし声も小さいが確かに女の子の声がした。


 気弱な子なのかな?


 まぁ、聞き取れなかった訳じゃないから変に突くことはしない


 露店前に立つとウィンドウが表示され、商品が並び立つ


 結構色々なポーション類や素材類がズラっと表示された


 見た瞬間に買うものは決まっていて[シャルサ製ミニHPポーション]と[シャルサ製ミニMPポーション]という1番安いポーションを10個ずつと後は[水]を20である。


[シャルサ製ミニHPポーション]

 HPを即座に120回復する


[シャルサ製ミニMPポーション]

 MPを即座に120回復する


[水]

 ただの水


 この効果は凄いのかって?そんなん知らんわ!

 何故かって?そりゃスライムのせいで初心者用ポーションの効果見る前に全使用したからな!!!


 まぁどっちにしろ今の俺のHPなら何使っても全回復だろって感じだし…


 そして水は錬金術スキルの熟練度とクエスト用で少し多めに購入する

ポーション1つで230ギルで水1つ20ギルな為、ピッタリ5000ギルであった。



「お…上げあり…が…ざいます」


 それから一礼して踵を返して離れようとすると


「あの!」

「いつ…も、この…時間…くらいに…やってる…ので」


 今までとは違い、途切れ途切れではあるものの頑張って声張ってる姿に保護欲をそそられる


「うん!深夜帯に買い物する時はまた寄らせてもらうね!」

「はい!…あり…がとう…ござい…ます」


 うん!この露店はそのうち人気になるな!


 しかも最後の笑顔には少し悶えそうになった


 無事ポーションを買えて、行き付け(る予定)の露店を見つけた俺は平原フィールドに向かうのだった。


読んで頂きありがとうございます!m(*_ _)m


次話は23時に投稿予定です。


出来なければ明日にさせていただきますm(*_ _)m

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