33 PT結成
木・
ブクマ、いいね、誤字報告、感想等ありがとうございます!!!
短いですがここまでにします
拙いですがよろしくお願いしますm(_ _)m
「外壁が見えてきたな…人多くね!?」
プル…(いっぱいいる…)
北の外壁に到着すると想像の数倍は人で溢れていた。300人程はいるだろう人混みである。え?これ全員?まじで?流石に多すぎだろ!?!?
「ま、まぁ、約束の時間まで、まだ20分あるから称号の確認でもするか」
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【称号:世界の謎を覗きし者】
取得条件:�����の存在を認識する
ー世界には謎が満ち溢れています、貴方の力で謎を解いてあげてくださいー
効果:[ルフステ]が貴方を認識しました、�����からの好感度上昇(小)
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【称号:世界の謎に触れし者(2)】
取得条件:�����のスキル、クエスト、人物、地形、の存在を認識する
ー貴方であれば�����から�����の試練も越えられるでしょう、�����に行くことが出来れば�����の謎が解けるかもしれませんー
効果:[ルフステ]が貴方に興味を持ちました、�����からの好感度(中)、�����の干渉抵抗(中)、�����の取得条件の緩和(中)
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�����の開示された称号を見ていくと、ルフステと言う男性の名前が載っていた。ばあさんとの会話で名前を聞いたことで開示されたのだろうと思うのだが、ばあさんに忠告されたのに既に興味持たれてますやん…しかも称号に名前が載るって何者だよ!?
「はぁ、まあ、もう仕方ないか」
会わないこと祈り、会ったとしてもばあさんの忠告通り、取引や交渉事は絶対にしないと心に刻むのだった。
「あとは、俺のステータスとユキのレベルを確認しとくか!」
プル!!!(つよくなったよ!!!)
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名前:シーシャ
種族 魔剣神の幻影 Lv18
職業 メイン 魔剣士 Lv18
サブ 錬金術士 Lv15
所持金 7500ギル
ステータス
HP100/100(+300) MP700/700(+400)
STR 1 (+15)
VIT 10 (+30)
AGI 40 (25)
INT 70 (+45) <+20>
MND 10 (+10)
DEX 20 (+5)
ステータスポイント0
スキルポイント2
装備
【武器】
[風魔剣](STR+10.+40)
【防具】
[カースシルバーローブ:VIT+10.DEX+5]
[カースシルバーベスト:VIT+10.MND+5]
[カースシルバーズボン:MND+10.AGI+5]
[カースシルバーブーツ:AGI+10.DEX+5]
【アクセサリー】
〔魔狼シリーズ:カースリング〕VIT+10 AGI+10 MND-5]
[キリエ製カースシルバーネックレス:ATK+5.INT+5]
スキル
職業スキル▼
[魔剣士]▼
魔剣創造 Lv2▼
【魔剣創造 Ⅰ 】[魔石値100消費]
【魔剣創造 Ⅱ】[魔石値1000消費]
【魔石値:0/1000】
魔剣技 Lv5▼
【属性付与:火、水、風、土】
【魔剣解放】
[錬金術士]▼
錬金術スキル Lv11▼
【精錬】【錬合】【合成】
共通スキル▼
【鑑定 Lv9】【暗視】【隠密行動】
【索敵 Lv5】【危機察知 Lv5】
【空き】×5
特殊スキル▼
邪気術スキル Lv1▼
【浸食領域】
称号 ▼
【称号:神から生まれし影】
【称号:世界の謎を覗きし者】
【称号:世界の謎に触れし者(2)】
【称号:名声のその先へ】
【称号:魔物と心を通わす者】
【称号:魔物と心が結び付く者(2)】
【称号:怨念を打ち払う者】
【称号:禁忌に触れし者】
【称号:邪気を操りし者】
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[フリージングホワイトスライム Lv26]
昨日だけで4もレベルが上がり新スキルも幾つか手に入れたので上々と言えるだろう。ただ、[侵食領域]だけは人が密集してる所で使うとPT以外ステが下がってしまうので、安易に使えないのがネックだな。それにユキも強くなっており、草原エリアでも楽に攻略が進めるレベルになったのでは無いか?と思うくらいは、俺たちが強くなった実感がある。
「皆!集まってくれた事礼を言う!今日は皆で大国に向かう訳だが、そうだな…早速で悪いが、これからPT分けをしてほしい!」
「…剣姫だ」
「今日も美しいな」
ステータスを確認している間に時間も10分前となっており、声の聴こえた方を向くと、一際高い壇上に5人のプレイヤーが見える。
声を発した剣姫と呼ばれるプレイヤーはゴツゴツとした白い甲冑を身に付け、レイピアと呼ばれる細い剣を腰に提げている、蒼い髪が特徴的な女性プレイヤーだ。確か名前は[RAMISAKA]だったと思う、掲示板で見た気がする。
あとは凝ったデザイン黒い革製の軽装備を身に包んだ金髪イケメンの、う、うな太郎さん!?神官服に似合わないゴリマッチョのムッキさんなんかも壇上に見える。重装備な盾を持っている人とゴスロリ服を着ている少女の事は知らないが、そこそこ有名なプレイヤーの可能性が高いのでは?と感じる。
って、そんな事を考えている内に周りはパーティーを組み始めているし、なんなら最初から組んでる人も居るみたいで、このままでは取り残されてしまうかもしれない!
それにしても、誰がパーティー組んでないのか分かんないな…この混雑した中探すのか?は!そうかパーティーメニューに周囲のプレイヤーを誘うを押すと出て…俺に見ず知らずの人を突然誘う事など出来ねぇ…どうしようこれ…
「ガッハッハ!よう坊主!パーティー組めたか?」
「ご、ゴリさん!いえ、それが組めてなくて…」
「ふむ…わかった、なら少しついて来てくれ!」
プル?
そう言われたので、ゴリさんの後ろについて行くと壇上の方へ歩いていく…って壇上に着いてしまったんだが???
「やあ、この子が例の少年かい?」
「ガッハッハ、そうだぜ!」
RAMISAKAさんが壇上から降りてきてゴリさんと話しだす。少年って歳ではないが…毎度訂正するのも面倒なんだよな…と思いつつ少し離れた場所に腰を落とす。
「この子が例の子?ふふっ魔剣士にテイマーとか笑っちゃうわ、特殊個体っぽいけど雑魚なスライムだし、冗談かしら?ふふっ」
「なっ!おまっ!」
「口が悪いよマイラ、ごめんね、僕の友達が、ほらっ!マイラも謝って」
「嫌よ、私は謝罪の言葉を持ってないの、事実を述べただけよ」
プル!!!!!(こいつきらい!!!!!)
な、な、な、なんだコイツ!!!!!
マイラと呼ばれるゴスロリ少女は初対面にも関わらず罵声浴びせてきやがった!!!俺は弱いかもしれねーけどユキを悪く言われていい気はしない。言い返そうとした所でうな太郎さんが割って入って来たので止めたが今にも手が出そうです!!!
「はぁ~、それだから友達出来ないんだぞ?」
「ふふっ、うーちゃんは面白いこと言うのね」
「はぁ~、面白い事を言った覚えは無いんだが…すまないな、彼女はマイラって言うんだが、初対面だと少し性格が悪くなる節があるんだ…本来は優しい子だから、どうか仲良くやってほしい」
「まぁ…わかりました…」
「僕はうな太郎、僕とも仲良くして欲しいね、そうだフレンド登録しようか!」
「はい、お願いします!」
プルプル!(このひとはいいひと!)
うな太郎さんが代わりに謝ってきてしまったので、便宜上は取り計らう。だがこのゴスロリ少女を許す事は到底出来そうにねーわ!!!とか思っていたのに、うな太郎さんとフレンドになれてイライラは半分以上消え去ってしまった。配信で見た通りThe優男って感じの人だな。
「ん?何かトラブルでもあったのか?」
「いえ、大丈夫です」
RAMISAKAさんがゴリさんとの会話を終わらせ此方に来たのだが、空気を読んでか聞いてきたので、トラブルと言う程でも無かったので否定の言葉を口にする
「そうか…なら本題に入ろう、マッスルゲームズから話を通しておいて放置は出来ないって話が来てな、良ければ私のパーティーに入らないか?」
「え?良いんですか!お願いします!」
「ん?君はパーティーに招待する事が出来なんだが、本当にパーティーに入ってないのか?」
あっ!ユキとパーティー組んでるから申請出来ないのか!えーと、一旦解散して、よしこれで出来るはず!
「えっと、この子とパーティー組んでました、これで出来ると思うのですが…この子も一緒に入れてもらえますか?」
プル?
「君はテイマーじゃないのかい!??んんっ、いやなんでもない、大丈夫だ、それに詮索する気もないのだが、私だとパーティーに誘う事が出来ないみたいだ…」
確かにテイマーならパーティーを組むと自動でパーティーに入れる事が出来るがユキの場合は手動だ、そこを疑問に思ったのだろう、それでも無理に聞く事はされず、パーティー招待が来たので了承する。
≪[RAMISAKA]のPTに入りました≫
[剣神の幻影:RAMISAKA Lv32] リーダー
[魔剣神の幻影:うな太郎 Lv32]
[双剣神の幻影:マイラ Lv30]
[重盾神の幻影:ベンダー Lv28]
[魔剣神の幻影:シーシャ Lv18]
うっわ、パーティーってこの場にいるメンバーじゃん!?皆レベル高いな!双剣神ってなに!?ってか、このマイラってあのゴスロリ少女じゃねーか!!!!!
ぬぐぐ、今更抜ける事もアレだし、不本意ではあるが、受け入れるしかないか…
読んで頂きありがとうございます!
次話も明後日に間に合えば投稿予定です
間に合わなかったらごめんなさいm(_ _)m




