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影の進化  作者: アカグラス
29/42

29 レベリング

水・

ブクマ、いいね、誤字報告、感想等ありがとうございます!!!


短いですがここまでにします


拙いですがよろしくお願いしますm(_ _)m

 

 西の沼地に来る最中にあった雑貨屋でHPポーションとMPポーションと水を10個ずつ購入し、水は全て魔力水に精錬済みにしてある。


[HPポーション]

 HPを即座に250回復する


 そして今、マップを確認した所、昨日最後にリトルデススパイダーを討伐した場所まで戻ってきていた。


「ユキ、ここからは蜘蛛が出てくるから気を付けるぞ!」


 プル!


 そう言い、俺が先行してユキが後方警戒の形で歩みを進める。ユキの方が索敵能力が高いが、ユキに先行を任せた場合、俺のスキルレベルが上がらない可能性があるため、俺が先行する形にした。


「ユキ、あそこに蜘蛛の巣を発見した」


 俺の危機察知スキルに反応を示し、蜘蛛の巣を発見した。それは、1つや2つではなく、辺りに無数の蜘蛛の巣が張り巡らされていることから、複数のリトルデススパイダーがいる可能性があるが、迂回できる道もなく、気づかれることを覚悟で強行突破することした。


「俺が巣を燃やすからユキは背後の警戒を頼む」


 プル!(わかった!)


「属性付与、火」


 属性を付与した魔剣で、手前の蜘蛛の巣に切りかかると、一瞬で燃え移っていき、張り巡らさていた蜘蛛の巣は全て灰となって消えていく。


「ユキ、近くにいるみたいだ、後ろは頼んだぞ!」


 プル!


 索敵スキルに反応があるため近くに居ることは分かるのだが、その姿が見当たらないため、奇襲に備える


 プル!(てき!)


「ユキ助かった!」


 ユキから意思が飛んできて振り返ると、リトルデススパイダーが俺の真後ろで俺を今にも捕食する体制に入っているが、ユキがそれを許すわけがない、リトルデススパイダーが俺を捕らえるより早く体当たりをしてくれ、リトルデススパイダーを吹き飛ばしてくれた。


「ユキナイスだ!」


 プル!!!(うしろ!!!)


 ユキが吹き飛ばしてくれたリトルデススパイダーに追撃を与えようと、動き出した時、背後に危機察知スキルが発動と同時にユキから忠告を受けて振り返ると既に目と鼻の先にもう一匹のリトルデススパイダーが迫っていた。


「うぐっ!」


 プルプル!!!


 リトルデススパイダーの前足により、俺が攻撃を受けると、ユキが空かさず魔術、無数の氷柱による援護攻撃仕掛けてくれ、その後の追撃を受けずに済んだ。


 プルプル!!!(まだいる!!!)


「まじかよ…もう2匹出てきやがった…」


 更に2匹が出てきて計4匹のリトルデススパイダーに囲まれる形になってしまった。いや、巣の数からして予想は付いていた事だが、人間大の蜘蛛に囲まれると言うだけで恐怖を感じてしまうのだ。それでも今はユキと一緒に戦っているから心強さも一緒に存在するので頑張ってみることにする。


「ユキ!あの2匹を優先だ!」


 プル!(任せて!)


 今の攻防で俺のHPが3割削れたが2匹はユキの攻撃で7割削れている、数を減らす事を優先してユキに指示を出してみるとユキが魔術を使用し、氷柱による攻撃を試みる、そして俺も敵が避けた時に動きそうな場所を位置取りする。


「キシュッ」


「そこだあああ!!!」


 ユキの魔術を大きく横に飛ぶことで回避して見せたリトルデススパイダーだが、1匹の回避場所が俺の予想道りの場所だったため、僅かな隙が生まれた瞬間に魔剣で斬り伏せた。


「キシュウウウウ」×3


「ユキ!来るぞ!」


 プル!


 1匹が倒されたことによる特殊行動かは分からないが3匹同時に、蜘蛛の糸を使い木にぶら下がる。この後何をしてくるか分からないが、俺がHPが少なくなっていた1匹に魔剣を振り下ろし、ユキが1匹に体当たりを仕掛けた、1匹はポリゴン化し、1匹は7割になり木から落ちるも、もう1匹が俺に向かい蜘蛛の糸による束縛を仕掛けてきた。


「うわっ、なんだ…これ…動けね…」


 プル!!!(シーシャ!!!)


「くそっ…魔剣…さえ…当た…れば…」


「キシュウウウウ」


「っ!!!」


 魔剣が蜘蛛の糸に触れればそれだけでいいのだが、藻掻けどそれは叶わず、リトルデススパイダーに糸伝いに振り回されてしまい木に打ち付けられる。今の一撃で俺のHPが残り4割になってしまったが、蜘蛛の糸が切れ束縛が解かれる。


「ユキそっちの1匹を先に片づけるぞ!」


 プル!


 リトルデススパイダーはユキよりもAGIが高いらしくユキの繰り出す攻撃をいとも容易く避けてしまう、その回避場所さえ特定出来ればいいのだが…


「くそっ!全然当たらね」


 プル!!!!!(むかつく!!!!!)


 先程の予測はただのまぐれだったみたいで全然当たらなかった、そのことにユキが怒り、ユキの足元に魔法陣が現れる、「あぁ、そういえばあったな」そう溢すと、2匹のリトルデススパイダーは凍結状態になった。


 プルプル!!!!!(こいつ許さない!!!!!)


「ユ、ユキさん?」


 想像以上にユキの怒り度合は高かったみたいで、氷漬けになっているリトルデススパイダーにいつもの無数の氷柱の魔術を放つのだが、数が…2倍、いや3倍はあるか???かなりのオーバーキルをしてしまった。


≪種族レベルが上昇しました≫

≪職業レベルが上昇しました≫

≪索敵スキルレベルが上昇しました≫

≪危機察知スキルレベルが上昇しました≫

≪魔剣技スキルレベルが上昇しました≫

≪魔剣技スキルレベルが規定レベルに達したため、スキル[魔剣解放]を習得可能になりました≫

≪戦闘に勝利し[リトルデススパイダーの牙]をドロップしました≫×2

≪戦闘に勝利し[リトルデススパイダーの足]をドロップしました≫×16

≪戦闘に勝利し[小魔石〈劣〉]をドロップしました≫×1



 プル!プルプル!(スッキリした~!シーシャご飯!)


 まぁ、ユキのストレスが解消されて何よりである、ユキに魔力水を渡し、俺はHPポーションを使用してリザルト画面を確認すると、レベルが1つ上がり、魔剣技が新たなスキルを覚えられるようになった。


【魔剣解放:魔剣に眠る力を一時的に使用可能になる:消費スキルポイント5】


 随分と曖昧な説明文だが、俺は配信で見たから知ってる、魔剣の属性によってスキルが変わるスキルだ、俺の場合、風魔剣だから、斬撃を飛ばすことが可能になる、めちゃかっこいいスキルだ!


 それと…足…足…足…めちゃくちゃ落とすじゃねーか!!!足いらねーよ!!!小魔石とか落としてくれませんかね???全然落ちねーじゃん!!!


 はぁ~、まぁ新スキル手に入れたから次の戦闘でお手並み拝見とさせていただきますか。

やはり仕事の都合上全然かけません(;;)


次話も明後日の土曜日になりそうですm(_ _)m

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