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影の進化  作者: アカグラス
23/42

23 防具と…

拙いですがよろしくお願いしますm(_ _)m


ちょっと急ぎ足だったけどやっとリリース二日目終わらせられました;;

≪ログインしました≫


 ご飯やお風呂なども終わりログインをするとユキはまだ就寝中だった。


 現実時間が18時半の時にログインしたのでこちらの時間だと13時~14時頃だろうか?


 胸の上で寝てるユキをベッドに置きこの後することを決めていく。


 魔剣士協会に行きクエスト報告をするのは確定していて、あとは3本しかない魔力水の生産と素材もたんまりあるので素材を売れば、防具を仕入れてくることが出来るだろう、まだ小魔石が36個と少ないので魔剣は作れないので今日はこれくらいでいいだろう!


 よし、そうと決まれば魔剣士協会にレッツゴー…んーユキを起こすの悪いよな~、抱っこしていくか!


 ユキを抱えるように持ち、宿屋を後にし魔剣士協会に向かう。


 ――――――――――――――――――――――



「今日はどの様なご要件ですか?」


「クエスト達成報告です、あっこれ協会カードです」


「かしこまりました、では此方の水晶に手をかざしてください」


 そして手をかざすと、ウルフ10体討伐のクエスト達成報酬を1500ギル貰えたので今日はクエストを受けずに協会の扉を開け外に出る。


「次は魔力水を作るためにおみ」


 プル!プルプル!!!!!


 ユキが突然飛び起きてきて、逃げないとって言う感情が伝わってくる、どうしたものかとユキが警戒している先を見ると赤いローブにフードを深く被った人の後ろ姿が映る


「リゼ?」


「あら、シーシャじゃない昨日ぶりね!」


 プル!!プル?????


 ユキからヤバいって感情からものすごく困惑した感情に変わりなんか見てて面白くなる。


「あら、随分可愛らしいスライムさんね!シーシャってテイマーだったの?」


「いや、俺は魔剣士で錬金術士だな、この子はユキ俺の友達みたいな感じかな!」


「錬金術か〜……ユキちゃんって言うのねよろしくね?」


 プルプル?


「リゼは優しいから大丈夫だぞ?」


 錬金術という単語を聞いた時の彼女の雰囲気が少し暗くなり、話を逸らすようにユキに手を伸ばす。


 ユキはどうすればいいのかと困惑していたためしり推ししてあげると彼女の手に頬ずりをするようにスリスリしてる。


「なにこの子可愛いわね!私もこういう子欲しいわ〜」


「そうだろ!」


 そう言ってはしゃいでいるリゼも十分可愛いがな!


「そうだ!シーシャはこれから行くところあるの?良かったらお話しましょ!」


 で、で、で、デートのお誘いですか!?!?


 いや、一旦落ち着け、俺、少しだがシャルサのユキに対する気持ちも理解出来たぞ。


 違うそこじゃない、リゼはただ単純に純粋無垢なだけでデートとは思っていないだろう、そうだろう。


「これはデートのお誘い?」


「デート?ち、違うよ!お話しようと思っただけだから!!!」


 あぁぁぁあ、本能にかてなかったあぁぁぁあ


 それに否定の仕方も普通に可愛かったです!顔を紅潮させながらモジモジするリゼさん頂きました!!!


「そう、だよな、行くところか〜水を買いに行くのと防具を買いに行きたいと思ってたんだ」


「そうなんだ!それって場所とかわかる?」


「錬金術は分かっているが鍛冶や裁縫は見てないな」


「んー、鍛冶士さん達は結構重量のある装備を好んで作るから、魔剣士なら裁縫士の方がいいと思うわよ、場所は私が案内してあげるわよ?」


「なるほど、じゃあ裁縫協会でよろしく頼む!」


 今度は何とか言葉を紡ぐことができて、今日の予定を伝えると裁縫士協会の場所を教えてもらえることになった。


 その間リゼさんはユキにベッタリくっつき、頬ずりをしている、ユキ自身は少し警戒しているようだが、ユキに一言言いたい、そこ変われやあああああ


 それから雑談を交えながら北の外壁方面に歩くこと15分で裁縫士協会に到着した、周囲はローブや革製の軽装備などのNPCショップが数多くある。


 いろいろ、どのお店が良いのかと探していると、レンタル店舗と書かれた看板が掲げられていて、色々なプレイヤーが店舗販売している場所にたどり着いた。


「へぇ〜ピクセルはこんな場所が栄えるんだね〜」


 いえ、多分、栄えているとは少し違う気がする、この殆どというかほぼ全てプレイヤーだから、確かに初心者装備は居ないけど…リゼさんに変な知識を植え込んだ自分が憎い


「王国でもあるけどレンタル店舗を借りる人なんて見たこと無かったよ〜」


 あぁぁぁぁ、もうなんか、いいや、このまま行こう!


「そうなんですね!まぁその内王国でも栄えると思いますよ!」


「あまり想像出来ないね〜」


 プル?


 リゼさんはユキにそういいながら頬ずりをしているので俺は俺で市場を見渡しながら歩いていると


「寄ってらっしゃ見てらっしゃい!おっ!そこの兄ちゃんうちに目ぇ付けるとは良い目してるねぇー!」


「いや、一瞬目があっただけだろ!?!?」


「そんな事気にすんなって!どうだい兄弟!うちの店!良いもん揃ってるぜ!」


 そう言われ、赤髪ロン毛のチャラ男風な男に肩に手を回され店に入ることになってしまった。


「姉貴!今日の客人連れてきたぜっ!」


 店に入ると姉貴と呼ばれる赤髪長髪なお姉さん風な人に出迎えられる。


「あんたぁ、また無理やり連れてきたんじゃないだろーね」


「そ、そんな事してないよな!」


 いや、少し、かなり吃り気味に言われても…無理やりだっただろって気持ちを奥底にしまい可哀想になったので助け舟を出す事にした


「あぁ、大丈夫だったよ」


「はぁぁぁぁあ、なんかごめんね、ウチのが迷惑かけたよ…あんたは裏行ってな」


「ひぃっ」


 全てを察したのだろう返答が帰ってきて、チャラ男が蒼い顔をしながら店の奥に入っていく、この後キツいお仕置が待ってるんだろうなと、見ていて思った。


「ウチでなにか買っていくかい?」


「今の手持ちが4600しかないので素材売却と素材持ち込みでオーダーメイド出来ませんか?」


「素材の物にもよるけどオーダーメイドだと多少色がつくから高くても良いかい?」


「はい!持っていても使い道が無いアイテムが多数ありますのでよろしくお願いします!」


 そう言って彼女が渡してき契約書?を受けとるとウィンドウが表示される、内容としては盗難を防止するためのものらしくもし契約記述を過ぎ盗難された恐れがある場合その平均物価格の3倍の金額が相手にふりこまれ、ギルが足りない場合はステータス表記がマイナス表記になることも書かれていた、最後に彼女の名前?[キリエ]と書かれていて契約するのボタンを押すと空白の名前欄に俺の名前が彫り込まれていく。


「一応この契約書は現実時間で3日こちらで6日の契約内容にしてるからきいつけなね!」


「わかりました!」


「じゃあまず素材を出してもらうかね!」


 そういわれトレード画面が表示されたので、俺の使わない手持ち素材ほぼすべてぶち込んでいく


[ウルフの牙]×14

[ウルフの爪]×11

[ウルフの毛皮]×16

[魔狼の爪]×3

[魔狼の牙]×2

[魔狼の毛皮]×4

[魔狼の骨]×3

[リトルデススネークの牙]×8

[リトルデススネークの鱗]×4

[リトルデススネークの肉]×5


 ストレージにあるほぼ全部をぶち込んでいく、一応魔狼素材は各種2個ずつとってあるがウルフとスネーク素材は全てぶち込んだ。



「結構ためてたんだね~…って、これボス素材じゃないか!?しかもこんなに!?」


「まぁ、いろいろありまして…」


「ふ~ん、まぁ深堀はしないよ、そうだね~…ウルフは正直なところ価値はないね、ただリトルデススネークは現状行ける人が少ないから多少値が付くね、魔狼に関しては最高価格の素材で売る人はおろか装備にできる人がほとんどいないよ」


「それは魔狼で装備がつくれないってことか?」


「?あぁ、違う違う、それだけの数をドロップできてないのさ」


「なるほど!」


 確かに貢献度による報酬制だからな、強くないと1個や2個しか取れないしそうなるか。


「ただこれだけあれば、爪と骨だけ売れば装備品作れちゃうけど、アクセサリーなんかも作れるけどどうする?」


「正直使う機会がないのでそれでお願いします!」


「わかったよ、じゃあ適当に見繕うかね、余った分は買取として、二日後またウチに来てくれれば出来てると思うよ」


「分かった、二日後だな、もしかしたら仕事の都合で次の日になるかも知れないが大丈夫か?」


「まぁ大体この時間帯ならいつでもいるかね」


「わかった、また!」


 そう言って踵を返し店内を出ると外でリゼさんとユキが待ってくれていたみたいだ。


「おわった?」


 プルプル!!!


「あぁ、おわった!」






 それからリゼさんと雑談しながら魔剣士協会方面に向かっていると、途中にある婆さんのやってる店があったので向かうことにしたのだが、リゼさんが急用が出来たと言い逃げるように去って行って。


 突然の事に驚きつつも、外で突っ立て居ても仕方ないと思い中に入ることにした、すると、無愛想な婆さんが新聞を読んでいるので、俺もさっさと買って出ようと思う。


「外にエリーゼの気配がした気がしたんだけどね、知らんかね?」


「リゼさんならどっか行きましたよ?」


 俺が商品を選んでいる最中に突然話しかけられたので咄嗟に答えてしまった…しまったー…ってか、この婆さんもリゼさんの事知ってんのか????


「ふんっ、まぁいいさね」


 そう言いまた無言になったので、俺も次こそ絶対に反応しない精神で水×20を購入して外に出るのだった。


 それから魔剣士協会近くの宿屋に戻ってきたので中に入り、生産を済ませてしまおうと水の精錬をし続け魔力水×10を作り出す


 残りの10本を練合で浄化水にしようと「練合」と唱えるとすぐに出来上がって行き、浄化水×5となると同時にスキルレベルが上昇した。


≪錬金術スキルレベルが上昇しました≫


[浄化水:清められ浄化の力を持った水]×5


 まぁ何に使うのか分からないので保留だな、当分使い道が無ければクエストの納品に回そう。


 時間を確認すると現実時間で19時半になっているのでいい頃合いだと思いユキに魔力水を1本与え、ログアウトすることにした。

読んで頂きありがとうございますm(_ _)m


次話は15時に間に合えば投稿しますm(_ _)m



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