16 予期せぬ事態
新しいく届いたパソコンチェアやパソコンデスクの組み立てしてたら投稿遅れましたm(*_ _)m
その後、投稿予約もミスしてしまい遅れましたすいませんm(*_ _)m
拙いですが温かい目で見て頂けると
幸いですm(_ _)m
《ログインしました》
《レイドクエスト:怨念の刻参り》
〈フィールドで倒されたモンスターの怨念が形を成し、非常に危険なモンスターとして顕現されました。
全てのボスモンスターは2時間後消滅します。
参加条件:ボスモンスターにダメージを与える
勝利条件:ボスモンスターの討伐
敗北条件:2時間経過
※ボスモンスターがフィールドから出ることはありません
※成功、失敗問わず条件を満たした場合再びクエストを受けることが出来ます。〉×2
今は現実時間15時、ゲーム内時間深夜3時である。
ログインと同時に現れたウィンドウを確認して、ボス戦にいこうか迷うが、まだ防具を作っておらず、すぐ死に戻りしてしまう未来が見えたためボス戦は次の機会にすることにする。
その代わりと言ってはなんだが森林経由でピクセルの沼地に行く事にした。
ウルフ10匹討伐依頼を受けているためウルフを狩ったあと本格的なレベル上げに励もうと思います!
プルプル!!!
ユキからご飯ちょうだいってせがまれたので魔力水をお皿に移して渡す。
ユキが美味しそうに飲んで居るのを眺めている間に、魔剣技スキルの属性付与を詳しく調べてみる。
今の鑑定スキルはレベルが低く基本中の基本の部分しか見せてくれないので掲示板を頼っちゃいました。
今はユキとのコンビ(キャリー)中なので慎重に構えているのだよ!
基本的な部分だと付与1回にMP消費量50だな、さらに掲示板情報では、1回の付与で効果時間10分、他属性付与を行った場合は上書きされるといった内容だった。
なるほど効果時間10分はかなり長い部類だろう。
そうこうしている内にユキは食事が終わり頭の上に戻ってくる。
「よし!いくか!」
プルプル!!
宿屋を後にし、森林フィールドに向かうことにした。
南の外壁を超えてやって来ました森林フィールド!
ボスウルフもいる為、慎重に行動しないとこの先は非常に危険である、慎重に行動しなければならない。
「ユキ、ウルフは俺一人で戦うから手出ししないでくれよ?あと、戦闘時は頭の上だと動きづらいから降りてくれると助かる」
プル!プルプル!
ユキから仕方ないな〜分かったみたいな感情が来たので大丈夫だろう。
西の沼地方面に歩きながら歩みを進めていくと早速ウルフの4体の群を見つける。
幸いな事にまだ気づかれていないため、大木の後ろに隠れ、ユキを降ろし、チャンスを伺いながら、属性付与を施す。
「属性付与、風」
刀身に薄緑のオーラが纏うと同時にオーラがさらに増し、大木に無数の切り傷がズパズパと生まれて行く。
「気づかれたか!」
予想外の展開に少し動揺するも、最初に此方に噛み付いて来ようとしたウルフの頭に向かって魔剣を振るう。
多段攻撃とでも言えばいいか、一刀の横凪がウルフに当たると風の見えない刃が無数の攻撃を仕掛けていき、ウルフのHPバーを8割も消し飛ばす。
その事実に怒りを覚えたのかは知らないが、他3匹のウルフ達が一斉に飛びかかってくる。
「あっぶっ」
3匹を同時に捌く技量を俺は持ち合わせていないため、無様に横に飛び込んで回避する。
「うぐっ!こんのっ!」
受け身を取れなく倒れ込む形の俺に対して1匹のウルフが足に噛み付いてきたので、魔剣で攻撃し吹き飛ばし距離をとる。
HPバーを確認しすると4割も削れ、ポーションを使用したいのだが他の3匹のウルフが許してくれることも無く、また同時攻撃を仕掛けてきた。
それを今度は受身をとるよう横に転がるように避け
視線をウルフに戻し、1匹づつの攻撃を捌いていく。
そんなギリギリの攻防をしている最中2つの発見をする。
1つ目は一体に大ダメージを加えた時のウルフ同時攻撃だ、これは噛みつきや爪での攻撃とランダムではあるが空いてる所に飛び込むことで回避可能だ。
2つ目が魔剣で防御した時にもダメージを与えられる事だろう、攻撃判定では無いため微々たる物なのだろうがウルフのHP2割を削る事は可能であったため1匹のウルフを討伐することが出来た。
残りは3匹となり、攻略法さえ分かってしまえばすぐ終わるものであり…
《戦闘に勝利し、ウルフの爪×1をドロップしました》
《戦闘に勝利し、ウルフの牙×3をドロップしました》
《戦闘に勝利し、ウルフの毛皮×3をドロップしました》
《戦闘に勝利し、小魔石<劣>×4をドロップしました》
「だは〜、勝ったんだよな〜」
プルプル!!!
「よっしゃああああ」
想像より呆気なく終わりまだ実感が湧いていない俺を称賛してくれるユキの声で歓喜のこえを漏らす。
「これなら遠回りして10体倒してから行こうかな!ボス戦付近に行かなきゃ大丈夫でしょ!」
調子に乗り、歩みを奥に進めていくのだった。
――――――――――――――――――――――
後衛職のモブA
とあるボス戦にて有名プレイヤーが率いた大規模討伐戦はこれで二度目だ、そんな最中プレイヤー達は敵の余りの強さに驚きを隠せないでいた。
それは、昨日討伐に加わっていた暴君や剣姫、脳筋神官と呼ばれるプレイヤーが今日はキングスライムの討伐に行っていていなかった事、情報交換ももちろん行ったが…なのに戦線崩壊一歩手前であった。
「マジでこんなのどうやって倒したんだよ…」
今もプレイヤー最高峰に位置するゴリさんがボスを抑え、ぶっ続け少女と言われている魔法士が無限湧きする雑魚の数を減らし、昨日とほとんど内容は変わらないが、ゴリさんは自分の防御に手いっぱいであり、少しずつ被弾の数も増えていき、後衛に離脱しては回復
に専念する。
必然的に代わりの人員でヘイトを受け持つ事になるのだが、せいぜいが肉壁としてしか機能せず、かなりの人数が死に戻ることになった。
1人のプレイヤーがフレンドコールで連絡を取っている
「おい、まだ戻ってこないのか!!!」
「こっちも、もう持ちそうにない、なのとかして、来てくれ!」
そう言いコールを切ったのだろう、確かにかなりの数死に戻りしているのに戻ってきたプレイヤーが一人もいない。
「トラブルか?」
「トラブルと言うか、森林エリア全体のウルフの数が増えていて、レベルも上がっていて戻って来れないらしい」
「まじかよ…」
この状況を打開する策を練るが凡人に考えうる策より、更に練られた策を打っていくも、それら全ては、目の前の黒狼に潰されていく。
「ゴリさんのHPがヤバい!」
「神官早く回復してくれ!」
「雑魚が更に増えてきたぞ!」
「このままじゃじり貧だぞ!!!」
ポーション類はかなりの数用意してきたが、すでに7割を使い果たしていた、ボスのHPを半分切ったくらいから攻撃がさらに増し消費量も平衡して減るため、ゆくゆくは戦線崩壊するだろう。
なにかないのか…俺にできることは
なにかなにかなにか…そんなあるはずもない何かを探し求める
タンクがとうとう枯渇しヘイトコントロールを失った黒狼は後衛職に目をつける。
数人の後衛職が死に戻りし、同じく後衛職だった俺の方に向かってっくる、速度も速く俺には避ける事が出来ないため、覚悟を決める。
ちっ、ここまでかよ、次は絶対負けねーから
そう、思い心の中で宣戦布告する
〈状態異常凍結になりました〉
パキンッ
効果音はなかった、ただ今目の前で起こったことを口にするならパキンッだろう、俺に対して突撃してきた黒狼は…いや、正確には、俺たちが戦っているここら一帯だろう。
あたりを見渡すとプレイヤーもウルフも無機物も関係なく、凍てつく世界が広がっていた
次話は23時に間に合えばさせて頂きますm(*_ _)m
間に合わなかったらすいませんm(*_ _)m




