色欲の罪、二人目の嫁ができる。(ソフィアとイチャイチャ)
早く書きました!
「じゃあ勇者と外の見張りは俺と彼女で交代してやるので、二人は寝てて良いですよ、それと馬車が二つあるみたいなんで今日は俺があっちで寝てエマとかソフィアさん達はそっちで寝てください、それで良いよねエマ?」
アスモデウスは尋問もひと段落ついたところで夜も遅い、手っ取り早く見張り役を決め、奇跡的にまだ使えそうな馬車が二つある、一つは男の俺が使って、もう一つは女性用に使おうと提案する。
「ええ!!?………一緒に寝ないの?」
思ったよりも意外なのはエマが抗議を上げてきたことだ、アスモデウスもエマと寝たいが遠慮する。
「んん〜俺も一緒に寝たいけど、二人で交代で見張るとなるとどうやっても疲れて気が抜けるだろ?」
「………まぁそうね、仕方ないわね」
不本意ながらも納得するエマ、そんな彼女に苦笑しながら、次はソフィアとイザベラに了解を取る。
「二人もそれで良いですよね?……俺達が信用できない、又は何か特別な理由で見張りに加わりたいって言うなら話は別ですけど……」
少し不安げに提案するアスモデウス、そんな彼に少し食い気味に肯定の意を返すイザベラ。
「いえ!!あなた達二人を疑うなどとんでもない!!ぜひお願いします!!」
イザベラの尋常じゃない様子にちょっと引きながらソフィアにも一応にも了解を取る。
「えっと、ソフィアさんもそれで良いですよね?」
もちろん即肯定の返事が返ってくると考えていたアスモデウス、しかしなぜか俯いて喋ろうとしない彼女。
彼女の様子を疑問に思い目の前で話しかけるアスモデウス。
「聞こえてますか?ソフィアさん?」
接近してたアスモデウスの顔に話しかけられるまで気付かず、数瞬硬直してから急いで離れるソフィア。
「うん?ソフィアさん?」
首を傾げながら呟くアスモデウス。
「そ、それで良いです!、大丈夫ですよ!!」
滅茶苦茶不自然な態度と大声で怒鳴り散らすソフィア、彼女の爆音の声に耳を塞ぐアスモデウス。
「は、はぁ、ありがとうございます?」
疑問符を浮かべながら今夜の方針を決めた四人。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「アスモ〜じゃあ朝までよろしく〜」
眠たげに見張り交代を頼んでくるエマ、そんな彼女に布団をかけてやり見張りを交代するアスモデウス。
「うぉっ、さむ」
外気温の寒さに身を硬ばらせるアスモデウス、自身の炎剣を出せば暖を取れるのではとアホなことを考え始めたその時後ろから手を乗せられる。
「省略工程、淫罪・情熱炎剣!」
後ろの不審人物に剣を突き立てるアスモデウス、しかしそれはイザベラだった。
彼は武器をしまいながらイザベラの目的がわからず、単刀直入に尋ねる。
「武器収納、えっとイザベラさんどうしたんですか?」
要件を聞いたらアスモデウスが驚愕する言葉を投げかけてくるイザベラ。
「………まさか、剣を突き立てて無理やりとは想定外でした、ま、まぁそこまで求められると言うのもやぶさかではありませんが……ただし一つ条件がありますよ………」
ものすごい早口でとんでもない言いがかりをつけてくる彼女、そんな彼女の言葉を否定するアスモデウス。
「え?!!!?い、いや、違いますよ!ただ、敵だと思って、剣を出しただけですから、そ、そんな無理矢理とかするわけないじゃないですか……」
「………では、私は女の魅力が皆無だと、そうアスモデウス様は仰るのですね?」
「へ?」
「腐りかけで芋臭い女など食べる気にもならない、これならゴルゴンゾーラチーズの方がまだ新鮮だと……酷いですアスモデウス様……」
「い、いや、そ、そんな事は言ってないですよ!」
「ではアスモデウス様は私の体を、この身を包むメイド服を自身の欲望のままに引き裂き、頭のカチューシャが溢れ堕ちるほど貪り、白いエプロンドレスを自身の性欲で汚しきりたいと、そういう事ですね?」
「え??!……え、えっと、まぁ、そうですかね、するかどうかは別として出来るならしたいですかな」
「それを聞いて安心しました、どうぞ抱いてください」
「えっと〜からかってます?」
「いえ本気です、助けてくれた礼と思ってくれれば………」
「見張り中なのでご遠慮させてください…」
「そうですか、まぁそうですね」
「全くからかうのもいい加減に……」
「では救ってくれたお礼に見張りを交代してあげましょう」
「へ?」
「嫌ですか?それとも信用できませんか?」
「い、いえいえそんな滅相も無い!!!………変わってくれるなら是非……」
「ではまた明日」
「え、ええ、じゃあまた明日」
自身の馬車に戻っていくアスモデウス、首を仕切りに傾げ不思議そうにしている。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
木の天井と硬い床に敷かれた薄い布団の上に寝転がるアスモデウス。
(……なんだったんだろ、まぁ寝れるなら儲けもんだな……)
呑気にそんなことを思っていたら布団の中に誰かいることに気づき、どうやらエマが入り込んできたようだ。
「おいおい〜ダメだって言ったろ〜しょうがないな〜」
布団の上から頭を撫でるアスモデウス、そんな彼の服を脱がし、全裸にさせ、柔らかいものを押し付けながら身体中を情熱的に舐めてくる。
「お、おお、な、なんだよ、今日はやけに一生懸命舐めてくるな、あっ……気持ちよすぎ……」
気持ちよさに溺れそうになりながらも、反撃するために布団を剥がすアスモデウス。
しかしそこにはエマはいなく、代わりにソフィアが自身に馬乗りで跨っていた。
彼女によく似合う水色のネグリジェを着ており非常に淫靡で美しい。
艶かしい太ももで俺の胴体を挟んでいて、胸とはまた違った柔らかさをもった桃尻に気持ちよさを感じる。
「え?!!?そ、ソフィアさん?!?な、何して、と、とりあえずどいて」
そんな彼女を見たアスモデウスは数瞬、硬直した後、彼女を退かそうとするが時すでに遅い。
「嫌です♡」
「あっ?!!?」
退かそうするアスモデウスを肉欲の快楽で静止させるソフィア。
「だ、ダメですって〜」
「………体だけでいいんです、この時だけ私を愛してくださればそれで……♡」
「い、いや、だから、その、そ、ソフィアさん?」
未だ渋るアスモデウスの口を自身の口で閉じさせるソフィア。
「「……んっ……」」
「………プハッ………タメ口と呼び捨てでいいですよ、アスモデウス様♡」
彼と彼女の口が唾液の糸で結ばれていて物凄く尊い光景。
「あっっ!」
こうして男と女の立場が逆転している状態で朝を迎えた。
叡智シーン最高!!