7.ヒロインだって遅れて登場したい。
やっと、やっとだ!やっとなんだ!!!
書きたい人が書きけた!!
満足、俺満足。
想定より、メッタメタな内容になってるけど
満足
「そんな痴女、うちには居なかった。少なくとも朝までは」
「入れ違いにでもなったか、吸血鬼なのだし霧にでもなって見えなかっただけじゃないかしら?」
あくまでも楽観視。こんな作品だから仕方なくもなくないかもしれないが少女が行方不明って状況に少しは焦れよ。その少女、R18時空出身ですよ。なにがあっても俺は知りませんよ。俺は悪くねぇ!!
「まぁ、保護対象は指示したし、いつも通りの仕事内容だし、さっさと帰るか探すか犯すかしなさいな。思春期の息子にR18送り込む出来た母親に感謝してもいいのよ」
「母親がやっちゃダメなこと二位だろそれ。俺じゃなきゃ所かまわず発情猿だぞ」
「サキナが猿じゃないって本気で思ってるなら腕のいい脳外科医紹介するわよ。隣町の院長なら、私の名前出したら安くみてもらえるはずだから」
「一体、なに握ってたら治療費安く出来るんですか。そんなだから後輩にビビられるんですよ。なんでしたっけ?裏社会の裏の裏まで知る女でしたっ、ひっぅ!?」
ペンが弾けた。
部長が持っていた、ペンが射出されサキナの頬を掠め、壁に激突し、粉々にはじけ飛んだのだ。てか、今、ソニックなんたらみえたよ!?え?音速!?こっわ。
「今度そのダサい呼び方したら消すわよ」
「す、すみませんでした」
「ほらほら、茶番してないで、早くフェルちゃん探しに行きなさい」
母の一声で殺意にもまれながら、いったん家へと足を進める。
現時刻11時頃。午後からの授業は出られるかな。出られるといいな。
*(ニップレスじゃねーよ?)
ところ変わってサキナ宅前。
「学校行っていいですか」
「私にその決定権はないの。ほら、グダグダする前に入らないと、またヒロインちゃん登場せずに更新されることになるわよ。そろそろロリが出ないと作者がファッションロリコンとか言う汚名を着せられることになるから、ほら早く」
最近メタが増えすぎで、早くもネタ切れ感満載の作者を、これ以上苦しめないでくれ。
「シレっと、出て来てんじゃねぇ―よ!いい加減にしろよ!?メタはセンスのいいギャグの範囲にとどめとけ!!第四の壁を、そっちから乗り越えて来てんじゃねぇ!!そのうち叩かれるぞ!」
叩かれるほども読者居ないから大丈夫大丈夫。
「自分で言ってて悲しくないのか?」
「返事がない、ただの空白のようね」
はぁあぁぁあぁぁぁあぁあ。
疲れた。なんで、こんな残念作に出されてんだよ。
異世界転移してぇ。トラックだか、トラクターだか、何でもいいから俺に力をくれ
「ほら、あんまりグダグダしてると、また作者出てきますよ」
渋々嫌々、ドアノブに手をかけて恐る恐る家に入る。
今度は、どんなクソネタが詰め込まれているか気が気でない。
心の底から、学校に行きたいよ、コンチクショー。
そして案の定。
ワードにして十二枚目。
文字数にして約7000文字。
ここまで、無駄を詰め込んみ先延ばしにしていたヒロインの、ご登場である。
写真で見たのよりも美しい、薄く、光の角度によってはプリズムの様に虹へと輝きそうなほどに透き通った金色の髪から、水を滴らせ、より幻想的な雰囲気を漂わせている。
まだ誰も踏み入っていない、踏み入ることすら憚られる、どこまでも白い初雪の様な肌を初春の、まだ冬の気が過ぎ切らない頃に咲いた桜の様な淡い桃色に火照らせている。
人間離れしていると言いたくなる程に、整いに整いすぎた顔は、あらゆる感情がかわるがわるに描かれていく。
また、大きく見開かれた清い血の瞳には驚きと恐怖が映り込み、次には、嫌悪と羞恥が含まれ、次第に瞳は薄く睨み呪う様な視線へと変わっていく。
要するにそう、風呂上がりのR18っ子ちゃんが目の前にいた。
前作も読んでる方がいたら多分こいつ性癖これだな
ってわかるかもですが。
仕方ないじゃん、それが好きなんだもん
朝、学校行くためにドアを開ける度に思うもん
白髪猫耳幼女が玄関の前で待っていて
「わたしがあなたの、いいなずけ、です」
とか、朝起きたら隣で白髪褐色ポニテ幼女が寝てたりしないかな
とか想像して寝てるんだもん
その一部を、文字でくらい実現したってバチはあたらんでしょ!!