6.本当に申し訳ない
謝罪しかできません
いや、ほんと調子乗りました
けされないよね?
ね?
フェイレス・リース 12歳 女性
種族:吸血鬼
不健康なほどに白くも、妙に美しく見える肌。
生まれたての赤子の血よりも鮮やかに澄んだ赤い瞳。
先を微妙にカールさせた、短い金髪。
ゴスロリ風にまとまった衣服は、所々が破け、焼ききれ、焦げ付いている。
不自然に不定形なマントは、布ではないかのように揺らめかせている。
そして、何より、眼鏡だ。
眼鏡っ子だ。
吸血鬼の眼鏡っ子で。
吸血鬼で幼女で金髪ショートで眼鏡っ子だ。
「なぁ母さん……。いや、フユ!!お前確信犯だろ!D〇siteで無料配布してたの買っただろ!!急に、こんなもん書きだしたの、それが理由だな?性癖こじらせて何やってんの!!
クソザコ眼鏡っ子吸血鬼の眷属になって、あんなことやこんなことしたくなったの!?
どうせあれだろ?次はぐーたらな灰銀髪の眼鏡っ子吸血鬼でも出すつもりでしょ!!!!
怒られちまえ!この犯罪者予備軍一等陸士が!!」
「こらサキナ。あまりマイナーなネタで行数使わないの。いいでしょ、一応、原作遵守でマントは魔力で生成されてる設定持ってきて、不定形にしたんだから許してあげて」
「守るところが違うだろ!法を守れよ!そのうちマイナーにとどまらず、ハイスクールD〇Dから、白髪猫耳幼女とか引っ張ってくるよ、絶対!そもそも、前作だって奴隷との〇活に影響されて、ヒロインほぼシ〇ビィだった前科持ちのクソ野郎ですよ!?」
「あんまりメタ発言してたら、最近なに読んだのかばれるわよ。ほら、ノアちゃんドン引きしてるじゃない。どうするのよ、ここにはシリゆる会も八行使うモンスターもいないのよ?誰が事態の収拾をすると思ってるのよ」
「私は大丈夫ですよ。この作品が無事かは、怪しいところですけど。
最悪禁呪を使って無理やり話し戻しますから」
「え?禁呪って何?あぁこれかしら?文庫は、我が国にとどまらず「おいこらあああああああ」」
「なによ、うるさいわね」
「いったい何方向に喧嘩売るつもりだよ!消されるよ!マジで消されるよ!ネタがまんまパクリすぎんだよ!電撃〇文庫に亡き者にされちゃうよ!!」
「いいじゃない。ここまできたら〇ーデル〇ーデル〇ロウも出てきてもらいましょうよ」
「眼鏡っ子吸血鬼の話はどうした!!!」
閑話休題
コホンっと咳ばらいをすると、ササノは資料を見ながら、彼女の素性を説明していく。
「彼女、フェイリス・リースは4月30日、つい1週間前に保護された、登録のない吸血鬼よ」
「ずいぶんと服がボロボロだな、保護に手間取るなんて珍しい」
「違うわ。もともとよ。そもそも、あの人が、こんなしくじり方しないわよ」
「まぁ、いいや。詳細は面倒だから聞かないよ。いつも通り。それで、この子は今どこにいるの?」
「へ?昨日のうちに、家に送ったはずよ」
「え?」
そんなのいたか?そんなD〇Siteキャラ。フランス書院文庫にはいきたくないよ。
SOS団集合!!
竹達、梶さん、ご結婚おめでとうございます
これがいいたいが為だけに今日仕上げました
ほんと今日ビックニュース多いな!