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シスターシスター  作者: 冬兎
2/10

2.何も始まらない、盛大にもならない

どうも、いつも通りダラダラ続ける

土下座作者のフユさんです

え?前作の話はどうなった?

私にもわからん

本当に申し訳ない

朝。5月の気だるさが布団からかおる。

カーテンの隙間から差し込む光と、ちゅんちゅんうるさい小鳥のさえずりで目が覚める。

枕元に置いてあるはずのスマホを取ろうと寝たまま、まさぐる。

妙に頭が重い。


「うげぇ」


スマホの6時30分の表記に思わずそんな声が漏れる。

今から寝直すには短いが、今から起きて学校の準備を始めるには早すぎる微妙な時間。

仕方がないので、いつもフルグラばっかりだった朝食に少しばかり花を添えようと

まだ、眠気で靄のかかる頭を軽く振り取り払う。


2階の自室からキッチンへ向かい冷蔵庫の中を確認する。

昨日の残り物のポテトサラダに弁当に入れるつもりの牛肉屋さんコロッケ、特売卵と

おまけに貰ったベーコン、牛乳。


「あれ?昨日の肉じゃが、残ってたはずなんだけどな。あれ全部食べたんだっけ」


ま、いっかと、卵とベーコンを取り出しさっとベーコンエッグにする。

残り物のポテトサラダにトーストでも焼いてやれば、一人暮らし男性にはあるまじき

健康的で文化的な朝食の完成。


…思ってたより、まずいなベーコン焼きすぎたか。


そうこうしているうちにリビングの振り子時計が鐘を7つ鳴らした。

食べ終えた皿をつけるだけつけると、そのままシャワーを浴びに行く。


風呂場よこの洗面台に写った自分の顔があからさまに疲れているのを見て

余計に疲れる悪循環を挟んでシャワーの栓をひねる。

けっして普段から鍛えているわけでもないが、自分のふとももが前よりも

たるんでるのに気づいて、また落ち込み半分、疲労半分でシャワーを上がる。


今日は、妙に疲れているらしい。

こんな日は学校なんて、ほっぽり出して、あと5時間は寝たい気分なのだが

それをすると身内はもちろん、もっとめんどくさい奴が何をしてくれやがるか

わかったもんじゃないので、倦怠感あふれる鉛を引きずって玄関を出る。

いってきますと、誰もいない家に、むしろ家自身に挨拶をし歩き出す。


はずだった。

そして、遅刻を確信する。


やっぱり、今日は何かと疲れる日の様だ。


何も始まらない

そりゃそうさ

何も考えてないからね!!!!


はい、すいません

ふざける前にプロット考えてきます、はい

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