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シスターシスター  作者: 冬兎
1/10

1.無意味にも意味を見出す、それが人類の基本だろう?

久々の見切り駄文量産家フユさんです

なんとなく、取っておいたメモを

どうせなら一緒くたにしろと

夜中の1時に思い立ち

また黒を描き始めました

決して途中で切ることは無いはずなので

更新なくても気長にどうぞお願いします

プロローグ


静謐な世界で響き続ける肉を断つ音。

夜闇の群青が照らす真紅は鮮やかに空間を染め弾ける。

2つの人影が交錯する度に青が赤に変わり赤は青に変わる。

ぶつかり合う双方に本能すらもなく、ひたすらの無辜が引き裂き圧し潰し噛み砕く。


しかして物語は、否、大抵の事柄は何かしらによって終わりを迎えるものである。

それがたとえ()の様な理性の獣達でさえ終を、引きを弁える。


夜闇の群青が解け淡い光が窓に漏れ出した頃、片方は手足の止め方を思い出したかの様に静止し、もう片方もつられて止まる。


そして、2つは、光に飲まれ、影へと駆け出す。宛てもなく、ただ黒を求めて。


一筋、銀線を黒炭へ、塵へ、無へ

そして、その空間から何もなくなり白へと帰る。



これは物語。

誰にだって1つや2つあるはずの語り事。

悲劇でも喜劇でも楽劇でも歌劇でもない。

では、始めるとしよう彼女らの噺事(はなしごと)を。


悲劇の朝

それは産み落とされ忌み堕とされる。




それは物語。

深海へと沈む体は悲鳴をあげる。

耐えきれなくなった物から順に砕けては消え弾けては消えた。


痛くても苦しくても体は決して足掻こうとも抗おうともせず、ただ消失を待つ。


それが一番の、唯一の道であると決めつけるかのように指の一本すら動かない。


そして、それは、いなくなる。



それが物語

数多の中にある彼だけの物語

消す為に必要な御伽噺(おとぎばなし)


意味深とか

それっぽいとかって書いてて楽しいじゃん?

そりゃもう、厨二に戻れて最高じゃん?

誤字とかあったらすいません

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