表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
RAIN  作者: もみの木
第一章
6/51

第一章 ⑤

彼女は、僕の声に少し驚いた様子でこちらへ顔を向けた。

そこで僕は初めて気づいた。

彼女が泣いていることに。

少しつり上がった切れ長の目。

薄い茶色がかったまんまるな(ひとみ)

泣いているせいかその瞳は潤んでいた。

「雨が……()まなくて…」

雨に書き消されそうなほど小さくか細い声だったのだが、なぜだろう。

彼女の声は僕の耳にはっきりと聞こえた。

まるで雨のBGMなんて鳴っていないかのような空間にいるようだった。

いや、声が雨を()き分けて僕の耳に直接やって来た、と言った方がしっくりくるかな。

その声と言葉が僕の中で木霊(こだま)していた。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ