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RAIN  作者: もみの木
第三章
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第三章 ④

「すみません、のどが渇いて、水を飲みに行っていました。」

彼女は頭を下げながらそう言った。

「いやっ、どうっ、どうなって?」

僕は、どうしたら「猫」から一瞬にして「彼女」へ変わったのか、ということを聞きたかったのだが、まともに言葉が出てこなかった。

「やはり、あなたには見えているんですね。

私が人間に。」

コクコクと僕は何度も首を(たて)に振った。

「私にも理由は分からないんです。

あなたと…合田のおじいさんにも見えていました…」

彼女は少し悲しそうな顔をして(うつむ)いた。




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